京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

小塩山 カタクリ鑑賞
2024.04.10

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小塩山のカタクリ保護区にて

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日程:
・2024.4.10 (水) 晴れ   哲郎

コース:
・善峯寺バス停~杉谷~逢坂峠分岐~大原野森林公園案内所~西の谷~関電巡視路~御陵道からの作業道出合~支尾根を登る~小塩山下舗装道出合~支尾根を登る~淳和天皇陵前~カタクリ保護区・御陵の谷~カタクリ保護区・Nの谷~登ってきた支尾根を下り御陵道への作業道~御陵道~金蔵寺への道~金蔵寺~東海自然歩道~長峰バス停~灰方バス停

駅 行き: JR向日町 8:35 - 善峯寺(阪急バス)
駅 帰り: 灰方バス停 17:03 - 阪急東向日バス停(阪急バス)


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 今年の春は例年より寒かったり暖かかったりと天候不順、カタクリの開花は遅れていたが一気に開花して登山者を悩ます。

 今日の出発は善峯寺から、杉谷まで登っていき野草を観察しながら大原野森林公園案内所へ向かう。今日はユックリ歩いてきたので案内所で昼食とする。

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善峯寺バス停 杉谷集落の桜も咲き始め

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タチツボスミレ

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トウゴクサバノウオ

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コハコベ

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シャガ

 案内所から西の谷を登っていき、直ぐの谷分岐から関電巡視路を登る。野草観察しながら真っすぐ谷を登って言っても良いが、今日の目的はタムシバ茶用の材料調達、たくさん落ちている関電巡視路を登っていくことにする。

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大原野森林公園案内所で昼食 森の案内所入口の反対側が
西の谷登山口

 巡視路はP604からの尾根道に出合い、そのまま北へ進む。尾根道は東西を横切る作業道に出合う。右に進めば御陵道に出合うが、ここは真っすぐ目の前の支尾根を登っていく。この支尾根が山頂への近道なのだ。

 100mも登ると舗装道に乘る、山頂からの道である。ここからさらに山頂までショートカットする。この道は直ぐ左手で折り返し山頂へと向かうが、その折り返しポイントから雑木の支尾根を登っていく。約100m登ると淳和天皇陵前の舗装道に乘る。

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関電巡視路のプラ階段 登った道のカーブ地点から
再び支尾根を登ると山頂へ

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タチネコノメソウ

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ハハコグサ

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キランソウ

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ニリンソウ

 早速御陵の谷のカタクリ保護区へ向かう。平日なのでカタクリ保護区内は人がまばら、ユックリと観察出来るが・・・残念ながら、ここのカタクリは日が良く当たるのだろう見頃を過ぎていた。ここで観察するのはハグロシハイスミレ、例年より形が悪い。

 カタクリがいまいちだったのでNの谷の保護区へ向かう。ここの観察する人は少なく、ユックリと観察出来る。カタクリ以外にシロバナカタクリやエンレイソウ、ミヤマカタバミ・・・ここでは例年通り綺麗に咲いていた。

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ハグロシハイスミレ

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エンレイソウ

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シロバナカタクリ

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カタクリ

 下山は登ってきた支尾根を下り、次の支尾根も下り朝やって来た作業道に降り立つ。もう15時を回っているので善峯寺からのバスには間に合わない。ここから御陵道へ向かってみる。この作業道は久し振り、過去の記憶は全くない。

 この道は斜面を巻いていく心地よい道であるが、1箇所谷筋で道が崩れている。ロープが垂れているが使わなくても渡ることが出来た。ここから斜面を書いていくと、直ぐに御陵道に出合う。

 こちらの道にも所々タムシバの花が散っているので収穫しながら下っていく。御陵道を下るのは久し振り、急斜面を下った所までは記憶があったが広い分岐に着き、抵抗なく右へ進んでしまった。。

 途中で金蔵寺へ下っているのに気づいたが、今日は久し振りに金蔵寺へ下ることにする。20年ぶりだろう金蔵寺に降り立つ。ここには東海自然歩道の標識が立っているので、今日は自然歩道を歩いてみる。これが間違いで歩きにくい道が続き「舗装道を歩いた方が良かった!」言うことになる。それでも東海自然歩道の道標にしたがって下っていく。

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金蔵寺 金蔵寺から下る東海自然歩道は
歩きにくい

 途中「ブランシュ」というレストランに出合う。ネットで調べるとフランス料理とあり美味しそうな店だが「こんなところで飲んでいたらタクシー代高くつくやろな~!」と、つまらない事を考えてしまう哲郎。フランス料理と言えば大原野にスポンタネがあり、こちらで十分なような気がする。

 南春日町バス停へは分岐から東海自然歩道への道をとる。「もう17時前!」17時ごろのバスがあったが、こんなに遅くなる予定で無かったのでバスの時刻が・・・。結局、南春日町は諦めバス便の多い灰方バス停へ向かう。

 すると目の前にバス停が見える。京阪京都交通のバス停である。「ここのバスは便数が少ないが?」と時刻表を覗いているとバスがやってくる。このバス停が始発点なのでバスはここで向きを変える。「Lucky!」と思った哲郎、「バス乘れます?」と哲郎、「ここから回送で車庫に戻ります!」と運転手。地獄へ落ちてしまった哲郎は灰方バス停へと急ぎ足で向かう。

 帰って長峰の時刻表を検索すると、一日数本しかない便数だが土日は16時台、19時台に発車するバスがある、しかし平日は13時台で終了していた。なぜだろう?遅いバスは登山者向けのバスなのだろうか?。

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キンキエンゴサク

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ヤマネコノメソウ

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シロヤブケマン

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ミヤマカタバミ

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カキドオシ

 「その角を曲がれば灰方バス停!」と。角を曲がると反対側からバスがやってくる。「待って!」と哲郎は急ぎ足でバス停へ向かう。幸いにもバスは待っていてくれ・・・、ではなく早く着いたバスはここで1分間時間調整していただけである。

 バスに乘ると登山者でいっぱい、幸い一つ空いていたご婦人の横に座ることができ、やれやれ。阪急東向日駅に着き、先ほどまで事故で止っていた阪急電車が動き始めたところで「lucky!」と哲郎。電車は直ぐにやって来た。今日は近場のハイキングコース、今日の珍道中では道子がいたら怒るだろうな~と。



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