小てつのよも山話(NO.83)
はるかなる高島トレイル


元気にズルズル?と
朽木通いが続いている小てつでありました



2010年9月8日(水)          小てつ








 しばらくお休みをいただいていた「よも山話」ですが、春先だけにとどまら
 ず、元気にズルズル?と朽木通いが続いている小てつでありました。

 実は、本当のことを言えば、小学校時代に何の気なしに眺めていた「京都府
 下の地図」にて見つけた「三国岳」が「京都で一番高い山」と思い込んで、
 そのころクラスにて「京都で一番高い山」は「愛宕さん」となっていた通説
 に一矢むくいて、鼻高だったことを思いだしたからだった。

 「皆子」、「峰床」はどないしたん?という御意見承知だが、そこは小学生の
 話であって、比叡山にたたかれて「コブ」の分だけ高くなった「愛宕さん」
 が一番高いと教えられていた通説を覆しただけでも、当時のクラスではすご
 いことだったのだ。

 それを懐かしんでか「三国岳」に登り、その気持ちの良さに幾度と通い、ま
 た「三国岳」が「高島トレイル」のルートに入っており、「人一人歩けるだけ
 の整備」というコンセプトにも感じ入り、そのルートをさかのぼることにな
 っていた。

「終点から始めているので、いつ終わってもええねん。」と捜査員Iに言うと、
「そんなんアカン。何年かかっても初めまで行きや。」と言われてしまったが、
「三国岳」の頂上でお会いした、「夫婦ではない」を強調されたカップルの女性
 は、「6年かかりました。」とおっしゃった。そこまでかからずとも、しばら
 くはかかりそうだと思う。

 と言うのもこの「高島トレイル」、横軸がトレイルとしたら、縦軸には「鯖街
 道」が通っているのであって、あちらこちらに名のある峠や間道跡があり、
 その探索にも興味をひかれ、その都度トレイルをたどるのが一時中断になる
 から、遅々として先へ進まないのだ。

 先の「久良谷の宿題」も、小てつは上から下から、また下からと3度探索を
 試みたし、その検証に今回okaokaさんにも御同行願ったり、先日は「駒ヶ岳」
 のブナ林を見ていただきたく御同行願ったり、行きつ戻りつつだ。
 
 でもまぁこれも良しと思う。急いでトレイル制覇することよりも、大事なこ
 とがあるように思えるから・・・。


 先日、捜査員Iから「山ガール」が「天ヶ岳」に出没していたという情報を得
 て、歩いていても誰にも会わない「高島トレイル」歩いている場合じゃなく、
 是非近いうちにそちら方面に、探索に行かねばならないと思う捜査員Kなの
 であるが、捜査員Iによるとその「山ガール」達、

「富士山に登る練習に、登りにきました〜。」

 などと、のたまわったと言うのである。
 ずっと昔の捜査員Iのレポに同じようなのがあって、どこかのオジサンが、

「富士山に登る練習に愛宕山を2往復しました。エライでしょう。」

 などと言ってきて、捜査員Iは???だったというのがあったが、小てつも同
 感で、「富士山」登る練習は「富士山」登らなできひんやろうと思うし、今登
 っている山を「練習」などと捉えていたら、先に登る山でも得られるものも
 ないんと違うかいなぁと心配してあげる訳であったり・・・。


 まぁそんな訳で、ボチボチ進みますんで、「国境スキー場」忘れん程度に待っ
 といてや〜!   という話。



                        【 記: 小てつ 】

まぁそんな訳で、ボチボチ進みますんで