比良三山(釈迦、武奈、堂満)周回 ああしんどかったー 親父の山歩き報告 (NO.39) |
2010年 4月19日 (月) 晴れ 洛西オヤジ
こんにちは、洛西オヤジです。自堕落な生活が身につき、あまり山歩きが出来ていないオヤジです。先日も師匠と鈴鹿の藤原岳にご一緒させていただきましたが、足は引きつる、息は切れる、ご迷惑かけました。遠方の山もぼちぼち、気になるところで、これではアカン、と一念発起、以前おばさん山歩き隊のTさんからアドバイス頂いた三山周回に挑戦しました。しかし、なんで?と首をかしげるコース取りと掛かった時間です。
◆今回のコースです。
がんばって早起きしまして、イン谷7時半ごろ到着、8時前には歩き出していました。桜もまだがんばって咲いています。しかしオヤジまだボーとした状態で、最初考えていた、大津ワンゲル道の取り付きを通り過ぎ、ヨタヨタ、あーツツジもきれいやな〜。ヨタヨタ、あれー神璽の滝の標識や、まだヨタヨタ、アカンがな釈迦岳への取り付き過ぎてしもたがな。あ〜あ、まあ訓練登山なんやから、北比良のガレ場もエエかー。
だんだんと意識がハッキリして、(いままで寝てたんかい)しんどいなあ〜どないしょう、釈迦岳と反対の方やなあーと思いつつ、何とかガレ場に到着、いつもながら、ほんま訓練登山やなあ〜。ゼーゼ息を切らして北比良峠に着いたオヤジ。
遠くの彼方に(大層な)釈迦岳が、そらそうや反対の方向に来てるんや、ロッジ跡に向かいながら、どうしょうなー釈迦岳やめて武奈に向かうか、いやいや今日は三山周回目標やしなあ〜、いろんな葛藤に悩みながら(相変わらず大げさなやっちゃなあ〜)結局時計の振り子状態で釈迦岳往復することになり、戻った八雲ヶ原からゲレンデ跡を直登、もうバテバテ状態になってきました。
やっとたどりついた武奈山頂、お天気は最高とまではいかないですが、相変わらず平日でも沢山の人が登ってきています。12時半ごろ到着、ユックリおにぎりタイム、でもあまり疲れていると、おにぎりもおいしくないです。カーチャンに到着連絡、武奈山頂はご存知ように、携帯の方向や立つ位置を変えて、何度か挑戦すると何処かでヒットします。オヤジあまり昼食に時間かけないのですが、バテテいたので1時過ぎまで休憩、又ヨタヨタと中峠目指します。
此処から、オヤジは常識では考えられない事をしてしまうわけですが、チョットその行動には説明が要ります。 オヤジの趣味なんですが、石を拾うのが趣味なんです。何のコッチャ、と思われるのは当然なんですが、要するに形の面白い石や、色の綺麗な石があれば拾って帰るんですが、山歩きしている時は、極力その趣味の事は考えないようにしているんですが、以前からコヤマノ岳周辺から中峠、又、奥の深谷源流辺りは面白い石があるなあ〜と 思っていたのです。 今回に限って妙に気になり、ウロウロ石を探し道草をくってしまいました。時間も気になり、疲れているのにこの辺がオヤジのアホさ加減です。師匠たちが山草や実などを採られるのと、あまり差がない行動だと思うのですが、石は重いのが難点で(当たり前や)果たして幸か不幸か(不幸でした)気になる石がありました。
持ち上げるとどうも10K前後はありそうです。この先の行程を考えると、ウン〜迷うところです。エーイどうせ訓練や、もって帰ったる、と残った水筒のお茶飲んで、(チョットでも軽くなるようにアホやなあ〜)手ぬぐいに包んでリュックに。これがその後の試練の始まり、最初のうちは良かったのですが、金糞峠から堂満岳に登るのがキツカッタのなんの、自分で蒔いた種とはいえ、山頂に着くなりリュックほり出し、ハーハゼーゼ仰向けにひっくり返ってしまいました。おまけにお茶な〜い、アホ、バカ、石ほりだしてしまえ。 なんと、なんと、堂満到着15時51分、武奈からどれだけかかってるのやー。しかしまだまだ、比良を知り尽くしておられる先輩方は、それからイン谷までのコースを思い浮かべて「あ〜ああほやなあー」と思われている事でしょう。全く持って、それから先のあの堂満山頂直下の急坂、その先の展望も無いチンタラ下り、筆舌に尽くせぬ(ほんまに表現が大層すぎるのや)試練に耐えノタノホリに到着。
なんか薄暗くなってきた気がします、(もともと陰気なとこですが)いつももう到着したような気分になるのですが、まだ一尾根下りないとダメなんです。今回は思い知りました。最後桜の馬場辺りからの、イン谷に向かうチョットした傾斜がきつかった事、お恥ずかしいーまあ最近の不摂生を象徴する歩きの一日でしたが、帰宅して石の重さを計ったら10Kでした。しかも山で感じたほどの石ではなく、下駄箱の下に掘り込みました。(カーチャンに見つかると怒られるので) あ〜あアホな事したなあ〜です、しかし冷静に考えてみると、今回後半リュックの重さは17K前後かもう少し軽いはずです。テン泊の状況に拠っては20Kほどの荷物担ぐ事になるのではと思うとき、オヤジ思い知らされました 。己の年齢と体力の極端な減少、もう奥の山のテン泊は無理やなあー、グスンーでもなんとかがんばれた事に感謝感謝。 【 記: 洛西オヤジ 】 |
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