赤坂山・黒河越え
JOEの花紀行(NO.9)


明王の禿


2011/7/17(日) 晴れ JOE単独

コース:
マキノ高原〜ブナの木平〜粟柄越〜赤坂山〜三国湿原〜展望場〜黒河越え〜白谷温泉





 7月初中旬はキンコウカの季節なので先週行こうと思っていたのですが、天候がいまいちなので一週見送り17日に見に行きました。

 いつものように5:59山科発の湖西線で一路マキノに向かいました。バスは今回も貸し切り状態で、マキノ高原で下車してスキー場を目指しました。

ブタクサ オトギリソウ

 ここからスキー場までは、ブタクサが大群生してとても綺麗でした。スキー場では沢山のキャンプ組がおられて、皆さん、朝食の準備や体操などされていました。その横を通りブナの木平らを目指しました。さすがに本日は天候がよく、気温も上がり沢山の汗が出てきました。

赤坂からの乗鞍 赤坂からの大御影
赤坂からマキノ町並み 三国山

 ブナの木平らで水分補給し、途中水場で顔を洗ったりして涼をとりながら、ひたすら登って行きました。山中は、木陰ですのでそれなりに涼しいですが、粟柄越えから木々がなく直射日光を浴びて登り続け赤坂山頂に着きました。ここまで特に目立った野草には出会えなかったのですが、山頂西側をよく見るとチダケサシが沢山花を付けていました。地味な花なのですが、群生していましたので結構良い感じでした。

チダケサシ タムラソウ

 時間がはやいので、湿原を目指して山頂をあとにして明王の禿を目指しました。すると一人の登山者が目に入りました。瞬間、小てつさんであるとすぐに分かりました。小てつさんは高島トレイル走破中で、黒河越えから赤坂を目指されてました。本日は時間の余裕があるので、芦原岳までピストンされるとの事でした。

 黒河越えから芦原岳は急坂ですので、真夏に国境スキー場から黒河のピストンされるよりは本日に芦原まで行かれれば、トレイルのラスト道程はライトになりますので、そのようにされる方が正解とアドバイスして一旦は別れました。

 三国湿原ではキンコウカはすでにピークを過ぎていました。名残の花を数輪楽しみました。また、モウセンゴケの小さい白い花が沢山咲いていました。

キンコウカ モウセンゴケ

 黒河越え手前の途中で展望場があるのでここで昼食をとりました。本日は日清焼そばです。昼食を食べ終わる頃に小てつさんが降りてこられて、共に黒河越えまで下山しました。黒河越えでお別れして私は白谷温泉に向かいました。

 バスの時間まで1時間ぐらいでとても暑く少しバテ気味でしたので、スローにして次のバスと思いおりましたが、途中でひょっとしたら間に合うかもと色気が出てしまい、得意のギアチェンジで一気に加速して白谷温泉バス停に12:15到着しました。

 猛烈な加速で歩きましので体はヒートアップ状態でしたが、すぐにバスが来ましたので、それに乗りました。バスに乗るとすぐに水分補給し車中の冷房で涼をとりをしました。小てつさんにお会いでき、名残ですがキンコウカも観察できて満足の一日です。天候は抜群で、とにかく暑い暑い山歩きで、帰りの電車で更に水分を取りいつもの爆睡で帰りました。



トリアシショウマ