伊吹山　ＪＯＥ花紀行 NO.12　京都北山を中心としたテクテク隊 okaokaclub

２０１１／８／３（水）　　晴れ／山頂東側一時ガス　　ＪＯＥ単独

コース：
三宮神社～1合目～9合目～山頂～東遊歩道～駐車場～西遊歩道～9合目～1合目～三宮神社

　ネットで調べると少しシモツケソウは早いかなとも思いましたが、夏休み中なので平日の伊吹山に行きました。それには訳がありまして、ゴンドラは営業していませんが、８／６から伊吹ドライブウェイとバスが運行再開する予定であり、この週末は天候も良さそうなので、恐らく多くの方で賑わうと思われるので、空いているだろうと思って本日行きました。ただ、天気予報は曇りなのでガスや雷雨などが心配でしたが思い切りました。

　近江長岡の駅から見た伊吹山は、岐阜側から山頂に雲が覆いかぶさりるようにありましたが，８合目まではスカッとした展望で滋賀側はガスもかかっておらず、そこそこの天気が望めそうです。

　朝早くから登りましたので１合目まではそんなに暑くもありませんでした。２合目に向かって進むとそよ風が自然のクーラのようで大変涼しい登山です。そのうち、カワラナデシコの花が目に飛び込んできました。

　快適に３合目に着くと、何かいつもの感じではなく、よく見ますとリフトが無くなっていました。少しびっくりしたのですが、３～５合目の旧スキー場のリフトがすべて撤去されています。知りませんでした。朝早いので３合目のユウスゲは少し開花したものがありました。ハクサンフウロやコオニユリの可愛い花も出迎えてくれました。

　その後順調に４，５合目に進みました。まだ時間が早いので５合目の小屋はまだ営業していませんでした。ここまで、３名の方とお会いした以外は人とは合わずで、６合目以上の上を見ても人影は数名しかなく、こんなに貸し切りみたいな伊吹は初めてです。

　５合目以降、登るにつれてクサフジ、ハクサンフウロ、コオニユリ、クルマバナ、ホタルブクロ、シシウド、メタカラコウ、カワラナデシコ、キリンソウなど楽しみにしていた数々の花と対面し山頂を目指しました。８合目からはイブキトラノオ、オオバギボウシ、クガイソウが加わりそのうちにシモツケソウの花が加わり９合目に到着しました。

　滋賀側、つまり、西遊歩道方面はガスは無くスカッとしていますが、山頂や東遊歩道方面はガスが凄い速さで流れるようにかかっていました。

　山小屋地帯に着き山頂を散策しました。ガスの切れ目で伊吹町方面が時々望めましたし、甲津原や金糞岳方面から滋賀の木之本方面は展望が開けていました。山頂付近は５，６名の登山者が散策しておられました。少し早いですが、昼食をとり少し東遊歩道方面のガスの様子を見ることにしました。

　昼食を食べ終わる頃には少しガスがましになり東遊歩道を歩きました。数年前と比べるとシモツケソウの花畑は少し規模が縮小している感じですが、濃いピンクの花群が点在してとてもきれいでした。クガイソウ、メタカラコウも沢山咲いていました。

　駐車場はドライブウェイの店の方が準備中でしたが、その方々の車以外は一台も一般車はなく寂しい感じでした。西遊歩道でも沢山の野草を楽しみました。東・西遊歩道でお会いした方はそれぞれ１名づつで伊吹の遊歩道は貸し切りで、伊吹のお花畑を独占モードで楽しませてもらいました。

　やはり想像したとおりに、ドライブウェイやゴンドラが営業していない平日の伊吹は空いていました。１４時のバスを目指して、下山を開始しました。

　登りと下りでは視線が異なりますので、登りで発見できなかった花々を楽しみ下山しました。さすが、人気の伊吹で、下山するころには平日とはいえ結構の方が、登ってこられていました。

　６合目手前ぐらいまでは、風も適当にあり直射の中であるものの大変涼しい登山でしたが、６合目ぐらいからは暑いモード変わりました。

　３合目では、ススキなどグリーンの畑は照り返しもあり、さすがに真夏だと感じさせる暑さでした。ここで野草の散策して一路、バス停を目指しました。

　バスや長岡駅から見る伊吹はガスもとれて綺麗な山容が見れました。１４時台のバス乗り近江長岡で電車を待っていると、貨物車の遅延で電車が遅れていました。そのため、米原で新快速には乗れず各駅停車の普通で帰りましたので、電車に乗っている時間も長く、いつものように爆睡してひと眠りして疲れをとり、帰りました。

　本日は、そこそこの天候で、早くから登ったこともあり涼しく、大変空いており、沢山の伊吹のお花畑、野草群を堪能することができ、大満足の１日でした。