ポンポン山・東西尾根周回 |
ポンポン山山頂 |
2011年2月26日(土) 快晴 森の旅人M
コース: 善峰寺〜杉谷〜おおさか環状自然歩道出合〜ポンポン山〜西尾根リョウブの丘〜福寿草群生地〜ツツジの丘〜森の案内所〜東尾根野山の丘〜杉谷北分岐〜杉谷南分岐〜ポンポン山道東尾根分岐〜釈迦岳〜善峰寺 この冬全く動けていなかった久しぶりの山行,近場で足慣らしと言うことで西山のポンポン山へ。そして以前森の案内所で聞いていた,福寿草も見ることが出来たらいいなと思いながら向いました。 小塩山から行くことが多かったポンポン山ですが,今回は善峰寺から杉谷から入山します。急坂のアスファルト道路を折り返し登っていきます,20分で杉谷に到着。ここで小休止,一汗かいたため服装も整えます。山道に入っていくと田畑の周辺には以前なかったネットフェンスが張ってある。野生動物の被害が出ているのでしょうか。沢沿いの道もやがて丸太の階段道となりしっかりした急坂となる。真上に送電線路を仰ぐ所に出ると,真っ青な天気に恵まれ気持ちも軽やかになる。おおさか環状自然歩道出合からは山頂まで緩やかな坂が続きます,早くも下りの人に次々と出会います。
快晴の山頂に到着,10時半ですが5人います。視界良好,さすがにまだ風は少し冷たいようです。小塩山の奥に愛宕山も見えます。その後も次々とハイカーが登ってきます。小休止後に西尾根へ,リョウブの丘でも夫婦連れの姿がありました。北に下り鞍部から上り返すとこの山域に珍しい広くなったピークに着く。森の案内所2.1Km・リョウブの丘0.4kmの標識が立っている。東側に掲示板が見える。薄いが道があり掲示板からロープ道となって下って行けるようになっている。 ビニールで覆われた案内所があり4人の老年男性が詰めて世話をしてくれていた。福寿草の群生地であることを確認した,観察するには保護区域の立入届出書を提出しなければならなかった。今日が観察初日であることを初めて知った。適当に訪れたがラッキーである。これからが本番で,しばらく咲き誇る福寿草を見ることが出来るそうです。ただし,天気が良いことが条件になるとのこと。ロープで張られた道に沿っていくと,前方に黄色い群生している花が目に入った。急斜面に低く咲いている福寿草は,地面に這いつくばっている。一帯を周回するようになっていたがすぐに終わってしまった,思ったより保護区域は狭い。変哲も無いこの場所に何故福寿草の群生があるのか不思議に思いました。余り写真も取っていないので戻ろうかと思ったが諦めて元来た道に戻る。標識も何もないのに,次々とハイカーが群生地目指しやってくる。
ツツジの丘から北へ急坂を下る,途中で出会った3人組に福寿草のことを聞かれる。皆さんよく知っているのだ。西尾根を下り森の案内所近くの出灰川は明るい光を浴びて春らんまんの気配である。丁度12時,森の案内所で昼食を取るため入ると,先着の3組がテーブルで食事中だった。冬場の薪ストーブの暖房がありがたい。
昼食後,東尾根コースに入る。しかし,昼食直後のこの急斜面は堪える。上り切ると 野山の丘,休憩ベンチが置いてある。東尾根は鉄塔が多数あり地図上で自分がどこを歩いているのか良くわかるし,変化もありこちらほうが楽しい。休憩地のイヌブナの林を通過すると,次々と鉄塔下を通りながら南下していく。杉谷への分岐も2箇所あるが,これも通過します。
ポンポン山の本道に戻り,善峰寺への下山は釈迦岳を通り戻ることにする。今日のルートは数字の8の字となった。釈迦岳では,後から来られた茨木の老夫婦と雑談となりポンポン山の情報も聞かせていただいた。結構山歩きをされているようだった。善峰寺への2つ目の分岐で苗木を育てている場所があるが,その多くの保護筒がいかにも墓標のように見えて立ち落ち着かない雰囲気である。善峰寺に戻る手前に展望所への脇道があり初めて出向くと,そこからは寺が一望できた。思いも掛けず良い寄り道となりました。天気にも恵まれ福寿草も見ることができ,気持ちよく1日を歩き終えることが出来ました。 |
|||||||||||||||||||||