ポンポン山と三寺紅葉狩り |
ポンポン山山頂 |
2011年12月4日(日) 曇りのち晴 森の旅人Mと嫁さん
コース: JR向日町駅〜善峰寺〜杉谷〜ポンポン山〜本山寺〜神峯山寺〜バス停・原立石〜JR高槻駅 紅葉時期に以前から夫婦で話題に上がっていた高槻からのポンポン山ルートに行くことにしました。公共交通の時刻表を調べて,直前に善峰寺から入山し高槻に下山するコースに変更,公共交通機関に不慣れな私でしたが今回はスムーズに移動できました。 JR向日町駅から善峰寺行き始発の阪急バスは全員が座れて出発,ところが次の阪急東向日駅からは乗り込む人が多く満員状態となってしまった。途中3人降りた程度で結局,善峰寺まで満員が続きました。バスを降りてトイレを済ませて出発する頃には二人だけ取り残され,人は三々五々になっています。15〜6人の登山グループが釈迦岳分岐で話し合いをしています,二人はその横を通り抜けて杉谷の急斜道路を上がっていきます。 善峰寺の駐車場への急坂当たりの紅葉は,もうすぐ終わりに近いようです。天気もよい。嫁の速度に合わせ,ゆっくりですが順調に高度を上げていきます。ところが杉谷に着く頃には最高の紅葉狩りと思っていた天候が急変し,曇って風も出てきました。今日は冬型なので南部は大丈夫と思って雨具は持参なし。
杉谷のポンポン山の標識のある分岐から山道に入ります。すっかり稲刈りも終わり,初冬の風景です。丸太の急階段とステンレス製の手摺のある急斜面を上ると後は順調に釈迦岳・ポンポン山分岐に出ます。途中で下山の単独男性に会っただけの杉谷コースと違い,この分岐からは早くも次々と登山者に会います。平坦路と小さいアップダウンを繰り返していくとポンポン山山頂へ着きました。 人気のポンポン山は,既に10人近い人で賑やかになっています。東は晴れ間もあり遠くまで見通せるものの,北に見える愛宕山から西側は冬型で時雨れているようです。風も冷たく冬の気配です。広場の北東側にあるテーブル席は風も避けられるため,ここを確保し早い昼食を摂ります。持参したバーナーで湯を沸かしカップラーメンとスープに,今日は手作りのおにぎりが二人の昼食です。 昼食後,正午にまだ早いが本山寺に下ります。ヒノキが続く尾根道を歩いていると,雲が厚くなりついにパラパラと時雨れてきた。でも直ぐに止みました。こちらのコースは人が多く二人組に四人組,家族,そして10人近い団体さんと次々と上ってくる。その後も多くの人と通り過ぎていきます。改めてポンポン山は大阪の山では,と思いました。
ヒノキ林の道はしっかり,緑の森に一本のモミジの朱色が映える。主なところに太い柱の標識が立っており迷うことはない。天狗杉と言われる二本の大杉を通り,本山寺に向かう道と通過する分岐では,トイレのある本山寺へ急斜面を下りていく。しばらくして本山寺の境内に入る。傾斜のある石段を下った先にトイレがあった。新しく清潔でありがたいトイレである。寺の人が落葉を燃やしたり,送風機で集めたりと急がしそうに働いていた。 入り口近くのモミジの落葉を撮りました。赤と黄色とコケの緑です。
本山寺を出ると道はコンクリートの車道になり味気ない道に変わりました。少し歩いて行くと,先を行く子連れファミリーが車道を離れ山道に入って行きます。声を掛けて,山道について確認すると駐車場まで続いているとのことで,二人も山道を下ります。
再び車道に出た所に駐車場があり,結構な台数が停まっていました。この後は長いアスファルト道を下って行きます。送電線路を真上に見て位置を確認,まだ神峯山寺まで半分程度しか歩いていない。車道は川久保との分岐に出ます,ようやく神峯山の森となり密集したモミジを見ることが出来ました。時間に余裕があるので公園側で,再びバーナーを出してコーヒータイムを取りました。すると曇り空から陽が差し込みモミジを様々に色付かせて見せてくれます。
しばらく下ると,神峯山寺にようやく着きました。青空となり,すばらしい紅葉狩りが出来ました。赤いモミジと青空はその色合いの違いを見事のコントラスを見せてくれます。境内は多くの参拝客で混雑しています。どの人もカメラに盛んに収めていきます。
十分,楽しんだ後は車道を下りT字路に出ました。高速道路の工事が行われているようです。そのまま道なりに南下し,原立石のバス停に出ました。 JR高槻駅行きのバスもすぐに来て本当に快調な紅葉狩りができました。 |
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