小てつのよも山話 番外編 13話
「新たなるチャレンジャー」

 
okaoka clubの「料理番」と言えば
小てつのことだったんだけれど


2011年11月24日(木)                小てつ







 okaoka clubの「料理番」と言えば小てつのことだったんだけれど、最近はず
っとその座をJOEさんに譲ることになっている。

 '小てつに輪をかけたマメさ'と言うのが最も大きな理由なんだけれど、マ
メと言うだけで「さあどうぞ」と座を譲っているのではなく、料理の実力でも
譲らざるを得ないことになっている。

 テン泊ではなく日帰りの山行での料理は、それこそ手際の良さが信条だけど、
JOEさんの手際の良さにはいつも感服させられる。そしてより驚かされるのは、
山の料理ばかりでなくて、下界の自宅キッチンでの料理のこともあり、例えば
'スパゲティ'

 このスパゲティという料理、美味しくいただくには'熱々出来立て'が必須条
件となる料理の一番手だけど、小てつ家でスパゲティの日はだいたい2種製
作が常となっている。2種のスパゲティを同時出来立てで食卓に並べるのには
それなりの料理の技術も要求されるのだ。

 それには一応抜け道もあって、炒め系のイタリアンやキノコスパなどと、混
ぜ乗せ系のミートソースやタラコスパの組み合わせをすれば可能となるが、そ
れでも製法の違う2種の料理を同時進行させるには、段取りに何より想像力が
求められる。

 しかしながらJOEさん家では、3種製作が当たり前と言われるのだ。電子レ
ンジまで駆使して行われるというその工程は、小てつの想像力の上を行く。こ
れには脱帽するしかない。

 そんな二人の'料理人'に新たなるチャレンジャーが現れた。最近、時間に余裕
が出来て、キッチンに立つことも可能になったと言われるその人物は、インタ
ーネットレシピを利用して料理のレパートリーを増やしているという。

「一年で、二人のレベルを超えてみせる。」
 
 と豪語されるその方には、

「作ってもらうと、いつも美味しくて・・・。」

 と応援される妻女もおられ・・・。この美味しいと褒めて食べてくれる応援が
あると、料理の腕は恐ろしく上達するので若干心配になるが・・・、


「フフフ、我々の腕前は、そう簡単に追いつかれるレベルではありませんぜ、
'哲郎さん'」

'ビーンズ(マメ)の称号は容易くもらえないのだ'

                       by ビーンズ小てつ

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簡単 乗せるだけスパレシピ(二人前)
━━━━━━━━━━━━━☆★☆

スパゲティは参考200g
ツナ缶1缶(薄缶)
納豆1パック(小粒)
もみノリ
松茸のお吸い物1袋

・ツナ缶はリップだけ開けてひっくり返し油をきっておく、納豆はといておく。

・茹で上がったスパゲティ(麺の太さはお好みで)にオリーブオイルを振りか
け(茹でる時に、鍋に数滴落としておくと後で少量で済みます)、混ぜながら「松
茸のお吸い物」を振りかけ混ぜる。

・皿にあけ、納豆を乗せ、ツナを乗せる。(納豆、ツナはいくらかほぐすが、こ
れは当人の美的感覚による)もみノリを乗せて完成。

・食す時に全体をかき混ぜます。

スパゲティのゆで時間を抜けば、2分かからず作れます。超簡単!


                        【 記: 小てつ 】

松茸のお吸い物