小てつのよも山話(NO.94)
センチメンタル ジャーニー

小てつの高島トレイル通いも、
いよいよ佳境に入ってまいりました。
残す行程も3分の1となり・・・。


2011年7月4日(月)            小てつ







 小てつの高島トレイル通いも、いよいよ佳境に入ってまいりました。残す行
程も3分の1となり・・・。

'って、あれだけ通ってる言うて、まだ3分の2しか行ってへんのんかい!'

 という突っ込みも、当たり前。しかしながら、全行程を晴れて踏破の折には、
紀行文ではないにしろ、記録として発表させていただきますので、その時何故
時間がかかっているか、御理解していただけますことでしょう。


 okaoka clubの常連読者の方々は、当然感じられていることとは思います。
okaokaさんの紀行文は、ただのコースレポではない、何かしら'旅情'が感じ
られることを・・・。

 日帰りだけど、そこには紛れもなく'旅'の香りがただよい、また古く徒歩
で旅をした人々の足跡をたどるものであったり・・・。でもって、時折の哲郎
さん独特な詩的フレーズが、スパイスとなって読者の気持ちを旅にいざなうの
だと思います。

 そんな詩的フレーズを養っておられたのだろう場所、小てつは哲郎さんのず
いぶんと後輩にあたるのだが、どうゆう訳か青春の1ページを重ねていた時期
があるようで、'音楽系のやんちゃ場所'の話題では、「あったあったそんな店!」
なんて会話もあったりする。(小てつはなんぼ早熟やねん・・・)

 そんな最近、あるテレビ番組の情報交換をしていると、流れでもって二人共
ある番組の視聴者であることが判明した。BS−TBSで月曜日の夜9時からやっ
ている番組で、「吉田 類の酒場放浪記」というのだが、これがまた(こんなん
で番組になっていいんかい???)というものなのである。

 ずいぶんとオカマチックなオッサンが一人で酒場に入り、呑みつまみ、主人
また居合わせた客と交流し・・・と、これだけの番組なのだが、何故かおもし
ろくて見てしまう。京都にも来ていて、千本の「神馬」や三条京阪の「伏見」
など訪ねているから、押さえるところは押さえているか?大笑いできるネタも
ないし、自虐的な芸人も、かわい子ちゃんも登場しない。只々しみじみしてい
るだけだ。


 以前、哲郎さんと御一緒した山行での一言。せっかくだから、ついでにこち
らの山のピークも踏んでおきましょうと言う小てつに、

「今日はやめときましょう。思いを残しておくのもいいもんですよ。」

 と、哲郎さん。聞いたその時にはあまり感じなかったんだけど、今頃になっ
て・・・、

(高島トレイル、三歩分くらい、踏み残しといたろかなぁ・・・)


という、センチメンタルな話


                        【 記: 小てつ 】

「吉田 類の酒場放浪記」というのだが