初心者オヤジ調子に乗って再びヨタヨタと
八ヶ岳南コース縦走

親父の山歩き報告(NO.47)

硫黄岳山頂、オウレン小屋から来たと結うカップルさんに
シャッター頼みました、作り笑顔が白々しいです。展望なく
風強く、温度低すぎ最悪のコンデションです


2011年 10月24日(月)〜10月26日(水)   洛西オヤジ

コース:
▼10月24日(月)
朝新幹線で名古屋−塩尻乗り換え−JR茅野−バスで美濃戸口−赤岳鉱泉で泊まり

▼10月25(火)
赤岳鉱泉−硫黄岳−横岳−赤岳−赤岳頂上山荘で泊まり

▼10月26日(水)
赤岳頂上山荘−キレット小屋−権現岳−権現小屋−青年小屋−押手川−観音平−JR小渕沢−塩尻−名古屋−京都





 洛西オヤジです、今年の4月から半年のブランクを経て、やっと前回山歩き報告をさせていただきました。南アルプス甲斐駒、千丈ヶ岳でしたが、毎年4〜5回は奥の山に行っていたオヤジ、何か物足りなくて、又ヨタヨタと初めての八ヶ岳挑戦です。八ヶ岳は何故か今まで縁がなかったのですが、まあ今回リハビリがんばった自分自身にご褒美登山のつもりで決めたのですが、なかなか、ご褒美どころか厳しい試練の歩きとなりました。





▼24日 1日目

朝6時15分の新幹線、京都駅、カーチャンゴメン、送ってください(気を使います)。名古屋から塩尻に行き、乗り換え茅野まで、茅野から美濃戸口までのバスは平日10時10分、土日祭日はもっと本数があるのですが、平日は極端に少ないのです。その少ない本数のバスに乗れないかもしれない事態が、早い話(なんにも早よない)塩尻で乗り換えするのに居眠りをしてしまい、予定の列車(普通)に乗れなかったのです。

 ああ〜相変わらずや、急きょ間に合う特急があったので、特急券を買って何とか間に合うように。もともと時間があったので、時間調整の普通列車のつもりでしたが、なんだかね〜列車の話は最後の帰る時も、ああ〜あと結う話がありますが、又後ほど。

 さて何とか茅野に着いたオヤジ、本来はユックリとコンビニで買い物をして時間調整するつもりが、慌てて食料、水を買い込みます。やがて時間どうりに来たバスの乗客は、アベックの登山者が一組とオヤジだけ、もう登山シーズンは終わっているのやな〜。

茅野駅バス停は反対側ですが 美濃戸口行きバス停閑散としています
シーズン中はもっと平日でも凄い
登山者なんでしょうね〜

 約50分ほどで美濃戸口にバスは到着、自家用車はもっと先まで行けるのですが仕方がないです、丁度11時頃から広い林道をヨタヨタと歩き出すオヤジです。

美濃戸口、左の林道を歩きだしますが
自家用車がうらやましい〜
因みにタクシーも此処までらしいのですが?
美濃戸山荘
まだこの先も広い林道が続きます
美濃戸山荘前の地図
こんなんが素人のオヤジにはわかり易いのです
まだまだ続く林道
こんな感じで上までいけたらな〜

 バスで一緒だったアベックさん、オヤジの後から歩き出したのですが、オヤジを追い抜くとアッと結う間に先に行き、姿が見えなくなりました。まあ今のオヤジの歩きの程度がよく判ります、ヨタヨタと歩き何とか美濃戸の山荘までたどり着き、コンビニで買ったおにぎりで昼食です。ご年配のご夫婦が丁度出発されるところでした。御主人が大きいリュックを背負って、チラと見ると大きなカメラを持っておられます。まあいつも思うのですが、本格的な写真を撮る人は大変です。

 お天気は最高、今日は楽々予定なんでボチボチとオヤジも出発です。歩き出してしばらくすると、先ほどのご夫婦に追いつきました。そりゃそうでしょう、後で聞くと(このご夫婦とは、赤岳鉱泉でご一緒になりました)20K近く背負っておられるとのことです。

やっと此処から山道らしいコースに入ります
食事をしていた事もありますが
3時間近く掛かっています
あ〜あ先が思いやられます
沢沿いを歩きます
ええな〜きれいやな〜
お金の掛かった木道です
さすが人気コースですね〜
アレが赤岳かいな〜

 やがて林道も終わり沢沿いを紅葉を楽しみながら、今日は余裕で歩くオヤジですが、約2時間ほど沢沿いの道(北沢)を歩き、今日の宿泊予定の赤岳鉱泉に到着です。美濃戸口から5時間ほど掛かっています、普通は3時間半ぐらいのコースらしいのですが、今のオヤジはまあこんなもんでしょう。

赤岳鉱泉の小屋です

 到着した小屋に入り、受付をしようとしましたが誰もいません、「すんません、おねがいします〜」と大きな声で呼びます。何度も呼んでやっと若い女性が出てきてくれました、閑散としています、ありがたい事です、山小屋の混雑は慣れていても余り嬉しい事ではないです。

 この日はオヤジを入れて7名でした、先に書いた写真を撮るご夫婦含め男性4名女性3名でした。此処のお楽しみのお風呂、4時から男性、5時から女性と結うことで、オヤジは1番に入らせてもらいました、なかなか山でのお風呂は魅力があります。もちろん小さいそれなりのお風呂でしたがいいお湯でした。

 食事も揚げたてのエビフライを食べさせてもらいました、小屋の方も余裕があります。食事の後は、例の写真のご夫婦とお話をさせていただきました。九州から来られていると結うことで、東京まで飛行機で来られて、今朝JRと茅野からタクシーで美濃戸口まで来られたとの事、優雅なご夫婦です。

 写真は白籏のクラブの会員さんで、地元九州で個展を何度かされていると結うことでした。白籏さんのグループは、フイルム以外は認めないと結うのは皆さんご存知の事ですが、実際大変ですね〜大きなレンズ、当然カメラや機材も大きく重く、いや〜オヤジには到底出来ません。ポケットデジカメで精一杯です。いろいろお話を伺ってやがて消灯、オヤスミなさいです。

▼25日 2日目

  やはり心配していたとうり余り天気は良くありません、今回の山歩きでメ〜ンの二日目なんですが、稜線の展望を楽しみ8〜9時間の歩きを予定していましたが、(実際は天気が良くても無理な予定でした)風が強くガスッています。しかし仕方がありません、雨が降っていないのをまだましか〜と出発です。

 第一目標、硫黄岳です。歩き出してすぐに同じ小屋泊まりの女性二人組に追いつかれて、お先にどうぞです、このごろ追い抜く事はめったにありません。しかしその二人の女性1時間もしないうちに下りてきました、「どうしたんですか」「雨が降ってきたので下ります」とえらくあっさりしています。

 聞くと昨日赤岳には登ったとの事です。今日は出来たら硫黄岳の稜線を歩きたかったそうですが、この風と雨では展望も望めそうもないし下ります、との事なかなか山歩きの年輪が感じられる女性達でした。オヤジはそうもいってられず、雨具着込んでヨタヨタ進みます。

赤岩の頭と呼ばれる分岐です
雨はほとんど降ってはいないのですが
風が強烈に吹いています
こうなると展望もなにもあったものではないです
気温もドンドン下がって来ました

 やがてガスの中に案内の標識浮かびます、風は益々強くなってきます。周囲からダケカンバなどの雑木が消えて、その分風が強く又気温も下がり体力の消耗を感じます。やっとだだっ広い山頂らしき所に出て硫黄岳山頂の案内、カップルさんがいたのでシャッターを頼みます。とてもオートシャッターなどで撮れる状態ではなく、助かりました。

硫黄岳山荘です、入って休みたいところですが
時間がありません

 強風の中なんとか硫黄岳山荘に到着、八ヶ岳は山小屋岳とよく言われるように沢山の山小屋が在ります。こんな天候の時はありがたいですが、今回は中に入りたいのは山々ですが先を急ぎます。次の目標は横岳です、ところがなかなか厳しい稜線歩きでクサリ、ハシゴおまけにこの強風、わあ〜これはヤバイやろ、ヘッピリ腰で痩せ尾根を行くオヤジ、必死で進みます。

  地蔵の頭で、よっぽど地蔵尾根から行者小屋経由赤岳鉱泉に戻ろうかな、とも思いましたが、とにかく赤岳を目指します。すぐに赤岳天望荘に着きましたが、写真がないのはオヤジに余裕がないのと先を急ぐ気持ちが強く、この小屋もスルーして赤岳を目指します。おそらく天気がよければ頂上山荘が見えていると思われる距離でしょうが、これがキツイ登りで、ヨレヨレなってもまだ赤岳はガスのなか、息も絶え絶えのオヤジの目の前に突然、小屋!いきなり現れた赤岳頂上山荘、着いた〜。

これはヤバイで強風の時に来るコースちゃうで やっとついた〜横岳山頂
辛うじて自動シャッターで
三叉峰 二十三夜峰と結うらしいのですが
なんのこっちゃ
地蔵の頭で、地蔵尾根分岐です
次の赤岳天望荘はもうすぐです
ガスの中に突然現れた赤岳頂上山荘

  今度ばかりは小屋の中に入ります、風がないのがこんなにもありがたい事とは、もう13時を回っています。出てきた、支配人と結う名札を下げたお兄さんに、暖かいうどんを頼みリュックを下ろします。いや〜疲れました、ガイドブックに赤岳鉱泉から5時間ほどとなっていますが、オヤジは6時間掛かったわけです。

 この先キレット小屋(もう閉めていました)権現小屋、青年小屋、とあるわけですが、最初は権現小屋か出来れば青年小屋までと思っていたのですが、絶対に無理だと思いました。支配人いわくこの先のキレットは、今までよりももっと厳しいので、この天候では勧められないとの事。それに明日は朝のうち雪が積もるかもしれないとの事、そうなった場合は文三郎尾根で行者小屋に降りて、北沢か南沢で美濃戸口に戻る方が良いとアドバイスを貰いました。

 今回のお楽しみ、稜線からの展望を全く観られてないオヤジは、アドバイスに従い今日はこの小屋、赤岳頂上山荘に泊まる事に決めて、リュックを下ろしました。この時点で小屋の客はオヤジ一人でしたが、硫黄岳でシャッターを頼んだカップルさんと、大阪高槻から来たと結う男性、結局4人が最終的に泊まる事になりました。

 なが〜い時間が流れますが、風は益々強く小屋がどうにかならないか心配するほどの風です、ただ、雨が強く降らないのが幸いでした。大阪の男性とは北山や比良の話をしました、北山も結構歩いておられるみたいで、OKAOKAクラブのホームページ宣伝しました。北山は難しいので参考にしたいとの事、やはり北山は標識もなく困るとの事でした。

 いろいろな話をしましたが、20時消灯オヤスミなさいです、毛布三枚と寝袋(しっかりした布団タイプ)に入り寝ましたが、それでも寒かったです。零下1〜8度の世界です。

▼26日 3日目

 真夜中はまだ風が強くガタガタ音がしていましたが、いつの間にか気がつくとキレイな星空になっています。雪も降っていないので一安心、5時になるのを待って起きだします。食事は6時10分、日の出は5時55分ごろ中々気の利いた朝食時間設定です。泊り客(といっても4名ですが)全員、1分ほどの頂上に行き日の出を待ちます。

 しかし寒いのなんの風は収まっていますが、それでも山頂のこと、小屋のスリッパで来たオヤジは特に足からブルブルです。待つこと暫し、ご来光がはじまると全員寒さも忘れて、ええなあ〜きれいやなあ〜、オヤジも久しぶりにきれいな、ご来光を拝ませていただきました。

小屋の前から まだ街の明かりがチラチラ
八ヶ岳ならではのショットでしょうか 赤岳山頂
しかしスリッパ履いて情けない恰好です

 小屋に戻ると「はい、食事の用意ができていますよー」ピッタシのタイミング、温かい味噌汁のうまい事、ご飯大盛り2杯も食べて、ご馳走様でした!。さあ今日は昨日の歩き足らなかった距離を稼がないといけません。急いで支度をして、出発、支配人にアドバイスの御礼をいい、そりゃそうでしょう、こんなにきれいなご来光や暁の眺望が出来たのですから、目的の観音平までは6時間ほど、但しすぐにキレットがありますので、注意して焦らずに下りてくださいとの事でした、「はい、お世話になりました」出発です。

 天気はピーカン、風も収まり、気分も爽快、はいヨタヨタとキレットに向かいます。しかしよく北アルプス三大キレットなどと言いますが、此処のキレットもなかなかどうして厳しいです、特にザレ場危険と結う表示がある所からは、今の足の状態のオヤジには厳しいものがあります。

南アルプスの山々でしょうか 昨日苦戦した横岳方面の稜線
天望荘が見えています
キレットの最後ザレ場を見上げます
所々お尻をついて降りてきました
今のオヤジは恰好などかまって
いられないのです
次の目標権現岳です
ナナカマドの実が綺麗ですが
ピントがうまく合っていません
T先輩〜写真まともに撮れる様に教えて〜

 やがてキレット小屋に着きましたが、小屋の前はスルーして後ろの稜線を進みます。小屋は休みで、先日の台風の影響で、小屋からこの稜線に戻って来ないとダメとの表示がありました。

360度の展望を楽しんで歩きます
振り返ると赤岳方面です
同じく木曽の御岳でしょうか
同じく東方向は富士山遠望 そして前方には権現岳です
まだあんなとこまでいかなあかんのやな〜

 いよいよ権現岳への登りです、下から見上げるとどないなるのかな〜と思いつつ、ヨタヨタと登りますが、なんと行っても昨日のような風のないのはありがたく、又眺望も素晴らしいのが気分的に助かります。

 やがて権現名物60段の(正確には61段でした)鉄のハシゴ、なるほどこれはなかなか面白いと結うか、怖いと結うか、下ネタ表現するなら、お尻の穴がこそばゆくなります。何とかクリアーして稜線を進むと権現小屋が下に見えます、山頂までの分岐で又リュックを置いて山頂を目指します。権現岳の山頂は今まで通過した山頂とは違い、高い山に登ったぞ〜と実感できる山頂です。壊れかけた標識の後ろは、ギャーと結うほどの断崖絶壁です。

名物のハシゴ下から見上げます、うわ〜怖そう 同じく上からです
左のオリベスクみたいな突起が山頂です 権現岳山頂です

 誰もいない山頂です、自動のシャッターを切りたいのですが、カメラをセットする場所もない状況の山頂です。しばし展望を楽しんで小屋に向かいます。

山頂と権現小屋の分岐です 権現小屋到着です
ボッカ中とゆう札が掛かっていました
入らずに先を急ぎます

 小屋はボッカ中と結うことで、誰もいないようです、先を急ぎます。しかし何処までいくのでしょうね〜、相当担いで戻ってくるのでしょうね〜、いや〜大変です。次の青年小屋に向かう下りで(ここも、結構クサリなんかがあり厳しい)下からの登山者に合います、聞くと観音平からの人ばかりです。

 観音平は近いかな〜と思うのですが、それはチョット甘いです。やがて今回、初めて小屋の前に人がいる青年小屋に着きました、何とか目標の12時少し過ぎに到着、やれやれ久しぶりにラーメン炊いて昼食です。二日前に山に入る前に買ったパンの残りを食べます、さもしい話ですんません。

 さて食事も終わり観音平に向かうのですが、編笠山経由かそのまま押手川の分岐に向かうか、余り時間は変りません。縦走と結う観点では網笠山経由でしょうが、苔むす雑木林も魅力です。ハイそんな時はストック占い、雑木林で巻いていくように出ました、チョットホットしたかな〜です。

青年小屋です
本当は前日此処まで来る予定でしたが
そりゃ無理です、通常の状態でも
オヤジなんかには無理です
なんか森林浴にしてはイマイチですし
ヒカリゴケがあると書いてありますが
昼間に見えるわけないですし

 しかし、コースは石がゴロゴロしていてなんかイマイチです、山越えの方がよかったかな〜と思いつつヨタヨタ進みます。やがて押手川の合流地点です、しかしまだ観音平までは相当歩きました。

押手川の合流地点 やっと着きました観音平駐車場
タクシー呼ぼうかなあ〜

 丁度観音平の駐車場のすぐ手前で、ワンチャンを車イスに乗せて写真撮影をされているご夫婦にお会いしました。ワンチャン大好きオヤジは、しばしワンチャンとスキンシップです。マアそれが好感をもたれたのかどうか判りませんが、観音平からアスフアルト道を歩いているオヤジに、「乗られますか」と声をかけていただき、ワンチャンと同乗して、厚かましいお願いをオヤジはします。「道の駅で、お風呂に入れると聞いたのですが」小淵沢の道の駅で、お風呂に入りたいのでそこまで乗せてもらいました。感謝です、歩けば1時間以上掛かる距離です。

ワンチャンと同乗させてもらいました わあ〜お風呂やお風呂や
地元市民450円一般600円
しかし地元かどうかわかるのですかね〜

 本来ここで山歩き報告はめでたしめでたし、となるのですが実は京都に帰ってくるのに なかなか大変で、しつこく報告させていただく事に、(ああ〜しんきくさいな〜) やれやれ、ワンチャンのおかげでユックリ温泉に浸からせてもらい、(色は薄茶色い色で、延命の湯と結ういい温泉でした)お土産も買って、駅までのバスを見るとまだ1時間ほどあります。

 受付の人にタクシー呼べますかと聞いたところ、「ああ大丈夫ですよ、そこに直通電話あります」と教えてもらい掛けたところ、30〜40分待ってもらわないといけない状況だそうです。受付のオバチャン「そんな事は、正月でもないかぎりありません、なんかの間違いです」と再度オバチャンが掛けてくれましたが、やはり同じ返答だったみたいです。仕方がないのでバスを待ちます、この待ち時間が後になって応えます。

 何とかバスに乗って小淵沢の駅に着いて、いつものとうり「京都までください、特急に乗ります、新幹線は自由席で」とお願いしたところ、「ああ、京都までですね、んん〜あの〜」と歯切れが悪いのです。「実はこの先で、シカが列車にはねられ、列車が止まっているのです、塩尻方面行きなんで、松本からの特急には、間に合わないと思うので」ああ〜えらいローカルな話やな〜、最悪新幹線最終に乗れるかどうか、一瞬そんなことまで頭に浮かびました、待つしかありません。

 温泉に入ったのですが湯ざめして、「ハックション」それでも何とか20分ほど遅れて列車が到着。やれやれ、塩尻で松本からの特急には間に合わないでしょうが、仕方がない普通で少しでもチンタラ名古屋に向かいますか、と思っていたのですが、なんとなんと、その遅れを何とかスピードを上げてカバーして、塩尻の駅で特急を待たせていると結うのです。いや〜普通列車が飛ばす飛ばす、乗り降りもせわしない事、通勤、通学の常連さんもビックリしたでしょう。

 何とか塩尻に着いて、今度は階段駆け上がり、特急が待っているホームに何人もの人が駆け出します。もちろんアナウンスも「お急ぎください、お急ぎください」のアナウンス、ああ〜山より息が切れるがなです。何とか特急に乗れましたが、念の為に購入した特急券がありません。三枚あったのですが、二枚しか無いので、よく見ると塩尻名古屋間の特急券が無いのです、あ〜あ慌てて落としたんやな〜。まあ一番金額が三枚のうち安いのが幸いでしょうか、どうも今回は特急券に祟られています。

 ようやく名古屋から新幹線に乗り継いで、京都桂川駅に帰ってきたのは23時前、駅まで又カーチャンに迎えにきてもらい、スンマセン、行きも帰りもご面倒かけます。カーチャンもですが、今回もいろんな人に会い、助けてもらいました。車に乗せていただいた(お名前聞くのを忘れました)ワンチャン御一家有り難うございました。赤岳頂上山荘の支配人、真剣に的確なアドバイス有り難うございました、今回も感謝、感謝の山歩きでした。


                             【洛西オヤジ記】