武奈ヶ岳
JOEの花紀行(NO.37)


 
武奈山頂部分


2012年9月22日(土) 晴れ     JOE単独

コース:
坊村〜御殿山〜武奈ヶ岳〜イブルキノコバ〜八雲ヶ原〜北比良〜ダケ道〜大山口〜イン谷口〜JR比良





 例年、9/22前後に御殿山のキタヤマブシを見に行っているので、今年も行くことにしました。この季節、坊村からの登山者が多いので、いつもより少し早めに出町柳に行きました。

 出町柳では既に相当数の登山者のザックがバス停においてありました。その後も、電車到着のたびに人が増えいきます。ふっと、道路側見ると一台の車が止まりました。見慣れた車で、「小てつさんとokakaさん」ということが直ぐにわかりました。皆さんは久多の三国方面に行かれる途中です。小てつさんが声かけてくださったので、坊村まで送っていただきました。

明王院橋 山中の林

 坊村到着はバスのときより40分早い8時すぎです。簡単に支度し8:05にスタートしました。先週までとは変わり、結構涼しくどんどんと先を目指しました。高度を上げてくると山道には落ち葉も目立ち始め800mを超えると秋模様です。

キタヤマブシ群生 キタヤマブシ

 涼しくさわやかな気候なので、汗もそんなに出ずバテ方もよくなく、御殿山のキタヤマブシ群生地に着きました。結構下葉が枯れているものが多くありましたが、花は濃い青紫色で満開に近い状態です。葉が黒くかれているので、容姿は悪く少し残念でした。比較的葉が残っている場所で撮影し御殿山山頂を目指しました。

武奈の山容 リンドウ

 本日は秋晴れで御殿山は360度のパノラマです。少し休息し西南稜を目指しました。数輪ですが、開花寸前のリンドウがあり、キリンソウも小ぶりながらポツポツと咲いています。シオガマギクは確認できませんでしたが、背丈の低いツツジ系と思われる木々は既に鮮やかな紅葉が出ていました。ただ、西南稜は年の経過とともに花々が激減している感じです。センボンヤリ、センブリ、リンドウなどはこの時期、蕾を付けている頃ですからあれば姿が確認できますが、もっと沢山ありましたが何も見かけない状態でした。

鎌倉山方面 アキノキリンソウ
紅葉 蓬莱・御殿山
西南稜最後の登り 釈迦・ヤケオ山

 山頂では最高のパノラマ展望を楽しみながら昼食にしました。蓬莱方面、御殿山、コヤマノ岳、釈迦・ヤケオ、釣瓶・蛇谷など比良の山々が爽やかな秋空のなか綺麗に見えます。皆子・峰床、白倉、小てつさんやOkaokaさんが行かれている久多の山々、百里なども綺麗な山容を見せていてこの風景見ているととても癒されます。登山者は結構多く登ってこられます。

武奈山頂 釣瓶・蛇谷
近江高島方面 イブルキノコバ

 下山は、イブルキノコバより八雲ヶ原に行きました。湿原ではウメバチソウが咲いていました。池ではヒツジグサの花がありましたが遠くて写真は撮れませんでした。

ウメバチソウ マツムシソウ
キクバボクチ蕾 ヤマジノホトトギス
ナンテンハギ ヒヨドリソウ

 帰りはダケ道からいつものように大山口に抜けイン谷口から比良駅まで帰りました。山ではキタヤマブシ、マツムシソウ、アキノキリンソウ、リンドウ、ウメバチソウなどがありました。送っていただいたおかげでずいぶんと早く下山できました。小てつさんに感謝です。今日も大満足で帰路につきました。





オトコエシ