堂満岳
JOEの花紀行(NO.28)


 
志賀から堂満


2012年6月10日(日) 曇り  JOE単独

コース:
JR比良〜イン谷口〜大山口〜青ガレ〜金糞峠〜堂満岳山頂〜南比良峠〜荒川峠〜JR志賀




  小てつさんのよもや話にありましたように暫く間、ある花を追い求めてある山域に暫く小てつさんと散策をしまくつていて、花紀行を出せる状況ではありませんでした。本命の花には出会えないものの副産物の色々な花々を見つけ大変楽しい散策でした。

  散策にのめっていたので、比良は2ヶ月ぶりで、ルートは得意の堂満岳です。比良は本当に久々です。天候は曇りで少し山の上はガスがかかった状態です。いつものようにJR比良から歩いてイン谷口に着いて、登山届を出して正面谷を登っていきます。

ヒメレンゲ ツチアケビ

  比良駅からの途中の車道では多くの野草があり楽しみながら歩きました。イン谷口までの林道ではヒメレンゲ、ツチアケビなどかあり、正面谷は、シライトソウ、タツナミソウ、タニウツギ、ミヤマナルコユリなどが沢山咲いていて色々な花々を楽しみました。

シライトソウ タツナミソウ
青ガレ タニウツギ
ミヤマナルコユリ 金糞峠

  金糞峠では、北比良方面と武奈方面はガスがありましたが、琵琶湖側は展望は開けていました。金糞峠からはベニドウダン、サラサドウダン、アカモノなどを観察し堂満山頂を目指しました。シロヤシオは既に終わっていました。

ベニドウダン サラサドウダン
アカモノ 志賀の町

  堂満山頂までは殆ど人と逢うことなく一人旅でした。山頂に着くころは先程のガスもましになっていましたが、北山、武奈方面はガスの中で琵琶湖側と南の方面は展望が開けていました。

第二ルンゼ壁と山頂 堂満山頂
カラ・釈迦岳 琵琶湖方面

  今日は、時間もたっぷりあるので縦走路にもどり、荒川峠からJR志賀に降りる事にしました。堂満山頂からは東レ新道を戻り冬道からに入りました。ここまでは数人の方と会いましたが、いつもの正面谷の賑わいではありません。しかし、縦走路では珍しく3組5名の方と出会いました。

縦走路 南比良峠

  荒川峠近くの展望のよい所で、昼ご飯にしました。今日は日清焼そばです。少し休憩して、荒川道を下山しJR志賀に向かいました。

荒川峠 ニワゼキショウ

  帰り道では、ニワゼキショウ、クサノオなどを観察しました。ドウダンツツジやアカモノはピークを過ぎた状態でした。タニウツギは麓では既に終わっていましたが、山の上は満開てす。見ごろはシライトソウ・タツナミソウでした。

  久々の比良でしたが、雪が融けてから今年初めてでしたが、少し道が崩れたり様変わりしている所が数か所ありました。山はやはり生きものであり、凍結・雨水などで様変わりするようです。

  今日は、晴れた良いコンディションではなく終始曇りの天候でしたが、暑くなく、綺麗な新夏の緑の中、赤、白、黄色の花々を楽しめました。いつものように大満足でJR志賀から電車に乗ると爆睡して帰りました。

クサノオ