蓬莱山
JOEの花紀行(NO.36)


 
山頂


2012年9月9日(日) 曇/晴  JOE単独

コース:
蓬莱駅〜金毘羅神社〜金毘羅峠〜蓬莱山頂〜小女郎峠〜小女郎谷〜薬師滝〜蓬莱駅





 最近、蓬莱山に行っていないのでキタヤマブシの開花を見に行きました。ルートは金毘羅道から上がりました。金毘羅道の前半のアスファルト林道はまだまだ暑く、前半に少し野草に出会えましたが、その後はこれといった野草もなく黙々と登りました。

ソクズ コアカソ
ヒヨドリバナ ウド

 山道に入ってからは高度が600mを越え少し風もあり涼しくの登れました。金毘羅峠に着くまでは晴れていましたが、金毘羅峠以降は少しガスっていました。

金毘羅道取付 金毘羅峠
名残のシモツケソウ 三角点
打見山 ホッケ・比叡山

 スキー場に近づくとガスが少し切れてきました。山頂に着くころには蓬莱山から西方面と琵琶湖側のガスもとれ、展望を楽しみながら昼ご飯を頂きました。食べ終わる頃には、武奈方面など一部はガスの中でしたが堂満・釈迦、比叡山、北山各地はガスが取れていました。

蓬莱道標 始まった紅葉?
オトギリソウ ススキ

 下山はキタヤマブシを見に小女郎峠から小女郎谷としました。峠では、団体が昼ご飯中でその皆さんが休憩されている場所にキタヤマブシがあります。休憩の方の邪魔にならないように写真をとりました。桜でいえば5〜6分咲きという感じでが、紫青の綺麗な花の色でした。比良のキタヤマブシは15日から翌週がピークという感じです。

琵琶湖 小女郎谷
キタヤマブシ テンニンソウ

 峠から小女郎谷に降りましたが途中で、急坂の山道で石ゴロゴロの場所に動く物体があるので立ち止まり確認するとマムシでした。山道の脇の草むらに逃げたようなので、少し待っていない事を確認して通り過ぎました。クマ、ヒル、スズメバチは結構意識して対策していましたが蛇は意識していなかったので以降は足元を良く注意して降りるようにしました。

アケボノソウ フシグロセンノウ

 途中、キタヤマブシや虫に食べられた感のあるフシグロセンノウに出会って下山しました。ただ、オタカラコウは鹿害なのか何も見当たりません。昨年まで咲いていた3か所とも姿を消していました。また、シシウドも今年はありませんでした。

 薬師滝を過ぎ、林道に入ると照り返しもきつくとても暑い状態でした。野草は、名残の小さなシモツケソウやテンニンソウ、センニンソウ、アケボノソウなどに出会えました。

ミゾハギ センニンソウ

 下山した駅から見た蓬莱はまたガスが山頂付近にかぶっていました。良いタイミングで山頂に着き展望を楽しめましたのでラッキーでした。キタヤマブシを初め沢山の野草と展望を楽しめ本日も満足して帰りの途に着きました。

  《追伸》 Okaokaさんが9/12に行かれた全くの逆コースです。私はギボウシは気がつきませんでした。