てんくう温泉から蛇谷ヶ峰
JOEの花紀行(NO.31)


 
蛇谷反射板


2012年7月16日(火) 曇り後晴れ  JOE単独

コース:
朽木支所〜てんくう温泉〜P552〜P813〜山頂〜ボボフダ峠〜畑





 前日15日は早朝に京都市の北側から北山方面は1時間辺り90mmの超豪雨があり紙屋川が氾濫したり、鞍馬への叡山電鉄が土砂で不通になったりでした。

 雲の動き見ると比良方面も通過しているので、当初はガリバー村から武奈の予定でしたが、昨年山崩れがあったことや谷筋を通る事を考え現地状態がわからないので、安全策で蛇谷に変更しました。

 天候はすっきりしておらず、湖西線から比良山地は厚い雲に覆われていました。蛇谷も高島駅から見た姿は山頂付近がガスがかかっていました。

 安曇川駅から朽木行きのバスに乗りましたが、乗客は二人で貸切です。朽木に着き、安曇川の橋を渡りましたが、水量はあまり多くはありませんでした。てんくう温泉を目指しドンドン進んで行きました。途中、ブタクサ、ネジバナ、ヒヨドリソウなどの野草を楽しみました。

ブタクサ ネジバナ
ヒヨドリソウ てんくう温泉入口

 早い時間帯なのであまり人影は無く、温泉を過ぎ、林道を進み山道への取り付きに着きました。ここからは山道です。前日の雨の影響はあまりなく、まずまずの道のコンディションです。しかし、落ち葉の流れた跡を見ると相当の水量があったと思えるものでした。

取り付き P552
山道 展望台P813

 P813の展望台につきました。かつら谷からの道にはロープが張ってありました。通行止めかもしれません。その後一気に山頂をめざしました。山頂は既にガスは無いのですが琵琶湖方面手前に厚い雲があり視界を妨げていますが、朽木、比良、北山、三重・大御影方面はそこそこの展望が楽しめる状態でした。

かつら谷方面はロープ 蛇谷山頂
ヒカゲノカヅラ 武奈方面

 先週に続き、小てつさんの仕入れのマルタイ「鹿児島」ラーメンを頂きました。昼食を食べていると、次々に登山客が上ってこられてあっという間に15名程で賑わいました。下山はボボフダ峠より畑方面に降りました。

 本来ですと、アスファルトの林道に出合、フェンスを開けて畑への田んぼの農道を目指しますが、草が凄く茂っていて止めました。暫く林道を歩くと途中で畑の村に入れるフェンスがあったのでここから入りました。

林道からボボフダ ヤブカンゾウ
ウツボグサ トリアシショウマ

 山の中は、ほぼ緑一色で野草らしきものや花木もなかったのですが、てんくう温泉地区と畑の村一帯では色々な野草が沢山咲いていました。伊吹程ではないもののヤブカンゾウやアザミ、ウツボグサ、コアカソ、トリアシショウマなど沢山ありました。その野草を楽しみバスに乗り高島駅から帰宅しました。沢山の色とりどりの野草を見る事が出来いつものように満足の1日でした。

ノリウツギ シシウド