桟敷ヶ岳
JOEの花紀行(NO.25) |
鉄塔からの桟敷山頂 |
2012年2月19日(日) 曇り/晴れ JOE単独
コース: 岩屋〜薬師峠〜岩茸山〜反射板〜鉄塔〜桟敷 往復 先週、武奈に行って大変楽しんできましたが、晴れた雪化粧の武奈からのパノラマ展望も見たいと思い、琵琶湖側から再チャレンジを考えていたのですが、土曜の朝の積雪で、山の状態が不明なこともあり比良は止めて北山に行くことにしました。 花背山の家のHPでは新雪が55cmだったので、最近行っていない桟敷で新雪を楽しもうと思いスノーシューを持っていくことにしました。今までの傾向では、日曜は団体さんに会うことも多いので、北大路ではなく出町柳からバスに乗ることにしました。 バス停は初めは空いていたのですが、見る見る人が増えて、まるで朽木行きのバスのような多数の登山客の列ができました。私の前後の方のお話では、京阪沿線の然る会主催の登山定例会の方々が来られているようです。結局、小型のバスでもあり臨時バスが急遽チャータされて、2台で出発しました。北大路からもそこそこの登山者が乗られて満員状態で雲ヶ畑に向かいました。本日は出町柳から乗って正解でした。山幸橋で小団体が降りられましたがほとんどは、岩屋目的のようです。 途中出合橋で数名降りられましたが、ほとんどが桟敷組でした。岩屋で皆さん準備されているなかで、先頭切ってスタートしました。アスファルトの道は除雪してあるものの、道は薄く積雪がありタイヤで踏み固められ凍結しているところもあり滑りやすいですが、慎重にルートを選び志明院に到着しました。岩屋の到着が遅かったこともありますが、慎重に来たこともあり9:37でした。ここでスパッツ付けるなどの準備していると、単独の女性が来られて軽アイゼンを付けられていました。
桟敷への取り付きは全くのノートレースでしたので、少し踏みこんで状態見ましたが20cm程度の新雪で滑る事もなかったので、スノ―シューもアイゼンもなくズボ足で登ることにしました。誰も歩いていない新雪は、ラッセルと言うほどでもなく、雪を楽しみながら薬師峠に到着です。水分補給して一息入れて先を急ぎました。途中、志明院手前から登るルートからの前日土曜に付けられたトレースに出会いました。ただ、トレースと言っても新雪がありますのでトレース跡というのが正確です。状況から見てお一人の単独のワカンの跡の様です。
その跡を使って先に進みますと、岩茸山の方にトレースがあり、本来道はノートレースでした。少し迷いましたが、岩茸も暫く行っていないのでトレース通りに進みました。岩茸山を過ぎて本道の合流地点に着きましたら、反射板方面に林道ポイ道跡があり、トレース跡はここについています。このまま、進み反射板を過ぎ、本来道と合流しました。
2か所の展望地を過ぎ鉄塔を目指しましたが、この辺りは、雪が溜まりやすいらしくトレースも消えている場所も多く、30cm以上の踏みこみとなり少しラッセルしながら進みました。鉄塔に着くと、天童山方面は展望あるものの魚谷山方面の東はガスの中でした。
山頂には11:30に到着しました。ここまで2時間半弱です。やはり夏に比べるとずいぶん時間がかかりました。ここでいつものラーメンタイムとして12:00に山頂を出ました。積雪は思っていたほど新雪は多くありませんでしたが、山頂は50〜60cm程度と思われます。祖父谷に降りるか、ナベクロに行こうかとも迷いましたが、結局は往復ルートにしました。
帰りは、アイゼンを付けて降りる事にしました。途中4名の山頂を目指された方と出会い先を進みますと、反射板の南側でバスでの団体さんとお会いしました。ここからは、この団体がシッカリ踏みこまれたトレースがあり、スイスイと下山していきました。あまりにも早いペースとなりそうなので途中で超スローペースにしましたが、それでも13:15位に岩屋に着くペースとなりそうでした。 しかし、志明院に着くと、何と落し物をしたことに気が付きました。薬師峠ではありましたので、時間もたっぷりありますから探しに戻りました。かなり戻ることとなり、ロスタイムがありましたが、結局、岩屋のバス停には13:45に到着しました。帰り仕度して、雪のボールを作り雪遊びしてバスを待ちました。14:20ごろバスが到着し、これに乗り込み、その後は爆睡してしまい、気が付いたら上賀茂神社を通過した所でした。北大路でおり地下鉄で降りて帰宅しました。まずまずの天候で適当な新雪を楽しむことができ満足の山の歩きでした。
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