初心者親父ズッコケ中央アルプス
木曽駒から空木岳 (NO.52-2)


 
こちらは熊沢岳、途中の写真がないのは余裕がないのです
あ〜あしんどー無理に作る笑顔がカワイイーあほらしい、スンマセン


平成24年10月2日〜4日     洛西オヤジ

今回の行程表ですが、チョット参考にならないズッコケぶりです。

コース:

▼10月2日(火)
早朝5時 車で名神高速、中央高速、駒ヶ根インター −菅原台駐車場−バスでしらび平−ロープウエイ−千畳敷−乗越浄土−伊那前岳往復−中岳、駒ケ岳、往復−宝剣岳−極楽平−千畳敷−ロープウエイ−しらび平−バスでJR駒ヶ根駅前−ビジネスホテル宿泊

▼10月3日(水)
JR駒ヶ根バス停からバスで−しらび平−ロープウエイ−千畳敷−極楽平−檜尾岳−熊沢岳−東川岳−木曽殿山荘宿泊

▼10月4日(木)
木曽殿山荘−空木岳−駒峰ヒュッテ−駒石地帯−ヨナ沢頭−小地獄、大地獄−池山小屋−タカウチ場−林道終点−少し下ってタクシー乗り場ータクシー菅原台駐車場−家族旅行村こぶしの湯−中央駒ヶ根インター−名神高速−帰宅





▼10月3日(水)

 駅前から朝一番のバスは7時で、このバスが菅原台を経由して8時のロープウエイに間に合う段取りです。なるほどなるほど、オヤジはビジネスホテルの朝食バイキングを食べたかったのですが、7時の開始では一番のバスに乗れないのでコンビニオニギリでガマン、朝一番のバスに乗り込みます。

 それほどの人数では無いので一番奥にユックリ座って、と、これがマチガイの元、菅原台に着くとまあービックリするほど人が並んでいます。ドカドカと乗り込んで、あっとゆう間に満席、係りのオッチャンが「はい此処まで」出発ーエー後の人はどないなんのやろ、と心配するオヤジ。ご心配なく後ろの方に臨時のバスが3台ほどまっていました、まあーそれにしてもエライ平日やとゆうのに人気です。

 チョットロープウエイが心配になってきました、一番のに乗れるのかな〜、はい心配はピッタリと当たりました。しらび平に着くと、もう沢山の人が並んでいます、えーこの人達はどうしてきたんや!。ご丁寧に一番後ろに乗っている親父は下りるのも最後、あ〜あ今回は最悪の流れです。後で聞いたところこの時期土日や祭日は、5時間待ちと結うのもザラにあるそうです。5時間ですよ、それだけ待っても行くかー、それを知っている人はタクシーや、この時期は臨時に菅原台からもっと早くにバスが出ているそうです。その人達が先に並んでいるのです。

 もちろんロープウエイは朝一番は8時、その後通常の時刻表は無視でピストン運転、一回に乗れる人数は60人、登り下りの2台同時運行ですから一回待つのに10分〜12分ぐらいでしょうか、結局オヤジは4台目になりました。そんなわけで千丈駅から出発は9時頃に、ガイドブックによると宝剣岳を越えなければ、6時間から6時間半で目的の木曽殿山荘に着けるらしいのですが、はたしてオヤジの歩きではどうなんでしょうか。

 オヤジには珍しく、昨日千丈ホテルで泊まれなかった時に、木曽殿山荘に予約の連絡をしました。その時に「少なくとも4時半ごろには着いてください、それから宝剣はもちろんですが、その後のピークも厳しいので充分注意してください」といわれています。ガイドブックにも木曽駒〜空木岳の稜線歩きは上級者向きとなっています。千丈敷き近辺や木曽駒ヶ岳周辺の観光気分ではちょっと想像できないのですが、まあ実際厳しい歩きでした。

 宝剣岳を除いても、3ピークすなわち檜尾岳、熊沢岳、最後の東川岳、中でも熊沢岳から熊沢五峰と呼ばれる岩場、ルンゼなどが厳しくまさに初心者オヤジにはきつい歩きで、八方キレットなどを思い出しました。おまけに天気は昨日の午後の状態が続いています、展望もイマイチ、あ〜あなんにも悪いことしてないのにな〜、そうか木曽駒山頂神社でお賽銭けちったさかいな〜スミマセン!でした。

やっと極楽平に来られました
歩き出しはもう9時をはるかに回っています
このように一瞬ガスが晴れることがあります
三の沢岳とその後ろに北アルプスの山々が
微かに見えています
同じく三の沢岳、なんや白内障みたいやな〜 ガスが晴れるとそれなりに綺麗なんですが
こんなクサリ場がいやになるほど出てくるのです ガスッたらこんな状態ほんま
白内障になったんかいと 写真みてたら思います
はるかに続く稜線、まだあんなとこ歩くのかいな〜
甘い甘い、まだ半分もきてへんでー
見てくれてる人も疲れるで!
やっと着いたぜ檜尾岳、まだ半分ギャー

 それにしても千丈敷き界隈とはうって変わって登山者は少なく、時々木曽殿山荘から出発の人達に出会うぐらい、それと宝剣山荘泊まりの人達でしょうか、先の尾根に小さく見えています。檜尾岳を過ぎた辺りで、寒いのでラーメン炊いて昼食、さあこれから先に書いた熊沢五峰に向かいますが、やはり中々厳しく写真撮る余裕がありませんでした。

 ヨレヨレになって何とか木曽殿山荘に4時前に到着、この小屋は唯一この空木岳周辺での人いる小屋です。あとで説明しますが避難小屋はあるみたいですが、通常の小屋は此処だけみたいで、結構沢山の人が到着していました。これも後で聞いたのですが、予約は入れておいた方がよいみたいです。夜食は珍しくおでんで、寒かったのでおいしかったです、それと山菜の炊き込みゴハンもなかなか珍しい献立でした。

 食事時に明日のいろんなコースを小屋のご主人が説明されて、参考になりました。特にオヤジが下りるコースで最後の林道歩きのところでタクシーを呼ぶ人はこうしてくださいと、具体的に説明をしてもらったのは、ありがたかったです。寝るのは二階の部分に全員がズラーと布団を並べて寝る方式で、まあ修学旅行みたいなもんですねー、いっそのこと枕投げでもすれば、へへ何ゆうてんのや、明日は朝一番から空木岳に登らなアカンのやでー ハイおやすみなさい。

最後のピーク東川岳、此処までがキツかったー
ほんまオヤジ見たいな
よぼよぼ老人がくるとこちゃうで
木曽殿山荘から撮りました夕焼け
今回初めて一生懸命撮った写真です、
同じくです 同じくです
同じくです

                             【洛西オヤジ記】