栗原・権現山・ホッケ・小女郎峠
JOEの花紀行(NO.67)


紅葉


2013年10月27日(日) 曇り時々晴れ    JOE単独

コース:
栗原〜登山口〜権現山〜ホッケ山〜小女郎峠〜小女郎谷〜薬師滝〜JR蓬莱駅





 今週は、栗原から権現山、ホッケ山に行きました。本来は先週にいきたかったのですが、雨続きでしたのでリンドウは好日性ですので見送り、日曜が天気良さそうでしたので行く事にしました。

 和邇からのバスは登山客はもう一人おられました。栗原からは暫くアスファルト道を歩きますが、名残のソバナやアキノキリンソウ、コウヤボウキなどを観察しながら進んで行きました。登山口では、車が一台あり、更にもう一台到着していました。天気も良く、このルートも賑わう感じです。

名残のソバナ アキノキリンソウ
コウヤボウキ 比良の霊仙山

 林道を進むと紅葉した木々が目に入って来ます。ヒヨドリバナやキタヤマブシ、ミカエリソウは終わっていました。道中は一人旅で、パラパラですが、鮮やかな色づきの紅葉が目に入って来ます。最後の急坂を一気に登り切ると、視界は広がり権現山山頂到着です。4〜5年前まで笹があった頃は、山頂直下の笹原にもリンドウがありましたが姿を消しています。山頂から少し平坦な稜線にもリンドウがありましたが今年は見かけなかったです。

 見晴らしや雑木林を楽しみながら、ホッケ山に足を進めました。権現山を出発したころから曇り空となり、ホッケ山への登りでは太陽がなく日の差し込みがなく、リンドウは固い蕾となっていました。空を見ると雲が少し経てば晴れそうなので、ホッケ山頂で少し早いラーメンタイムにしました。途中、太陽が差し込み30分ほど経過したので、少し元に戻りました。登りで5分開きのものが7、8分開きとなり開花のリンドウを数株見る事が出来ました。

リンドウ ホッケ山

 その後は、小女郎峠を目指しました。昨年小てつさんと沢山見つけたセンブリはほんの数株だけしか見つけられませんでした。リンドウは数株、開花途上の株がありました。テンニンソウやナギナタコウジュは既に終わっていました。

イヌセンブリ 蓬莱山

 蓬莱に行こうか迷いましたが、早く戻りたい用事もあったので、小女郎谷から下山しました。天気は曇りで時々日が指す状態ですが、山の上は寒いくらいの気候で秋本番です。

小女郎峠 小女郎谷

 権現山からと、小女郎谷では沢山の登山客と出会いました。下山ルートでは、名残のオタカラコウを楽しんで蓬莱駅に向かいました。

マムシ草の実 オタカラコウ

 スカッとした晴天ではないものの、まずまずのお天気で、また、秋後半の野草を楽しみ、始まった紅葉も見られ、本日も満足の一日でした。