蓬莱山
JOEの花紀行(NO.59)


山頂広場


2013年7月21日(日)  晴れ    JOE単独

コース:
JR蓬莱〜金毘羅神社〜金毘羅峠〜蓬莱山〜小女郎峠〜薬師滝〜JR蓬莱





 今週は、金比羅ルートで夏の蓬莱山に行きました。7時33分に蓬莱駅到着ですが、夏の強い日差しは、朝から容赦無く差し込んで来ます。湖西道路を過ぎ急坂の林道までは日陰があまり無くここからは、日なたより日陰が多く暑さは少しマシですが汗が吹き出してきます。暫くすると大きなダムが現れます。ここで、登山届けを出しましたが、鉛筆の備え付けが無く、持参のペンで書きました。

セリ オモダカ
ヤブカンゾウ ヒオウギスイセン

 麓からここまででは、セリ、オモダカ、ヤブカンゾウ、ヒオウギスイセン、ソクズ、ヒヨドリバナ、ネジバナ、ニガグサなどの野草に出会いました。その中でも、ニガグサのピンクは鮮やかでとても綺麗でした。この後、特段の野草と出会う事無く黙々と登り、山道への取り付きに到着です。

ソクズ ヒヨドリバナ
オトギリソウ ニガグサ

 少し休憩し、山道を上がっていきました。バイケイソウがある場所に着きましたが、その姿はなく、急坂に、二本、花が咲いていました。ここのバイケイソウは不作でした。ただ、咲いていたバイケイソウは、今まで見たなかで綺麗な花でした。

 その後も黙々と山道を登り金毘羅峠に到着です。ここでは、男性がお一人書類を見ながら休憩されていました。声をかけますと、休憩ではなく大阪の高校生の登山関係者で、大勢の生徒の通過の確認をされる方でした。すると、次々に沢山の高校生が通過していき、この方に学校名を報告されています。

バイケイソウ 金毘羅峠

 全員通過するまでは時間がかかりそうなので、出発し先を急ぎました。しばらくはその高校生の団体とすれ違い、先生と思われる最後尾の方々と出会いました。蓬莱のスキー場に取付き山頂を目指しました。琵琶湖や周辺の山々は霞んだ感じではありますが展望は最高でした。山頂は晴天ですが、気温はしのぎやすい暑さで風もありました。

打見山 志賀の町
主峰 武奈ヶ岳 比叡山方面

 ここで昼食として、新鮮な空気と最高の展望を楽しみました。今日は、パラグライダーをされていました。風がベストの状態なのだと思います。

比良山地 蓬莱三角点

 山頂を後にし、開けた展望を楽しみながら尾根伝いに小女郎峠に向かいました。小女郎谷に下山しましたが、多くの登山者が登ってこられます。中には初めての方もあり山頂までの時間と距離を聞かれたので説明しました。この谷は、日差しも所々でありますが日陰も多く、風も適当にあり、川からのマイナスイオンもあるのか大変涼しいものでした。薬師滝を過ぎ林道に取付くと、気温は一変し大変な暑さです。日差しもきつく、風もなく先を急ぎましたが汗が一変に噴き出してきました。

 蓬莱の駅に着くとすぐに電車が到着し、乗り込み冷房でクールダウンしましたが、暫く汗が引かずでいつもの爆睡は無く帰りました。

 真夏の麓は大変暑いですが、山の中や頂上付近は涼しく、沢山の野草、晴天の展望を楽しみ本日も大満足の1日でした。