伊吹山 / 2013.7.31 JOEの花紀行(NO.61) |
山頂駐車場から西周遊道へ |
2013年7月31日(水) 岐阜側は晴れ・曇り、滋賀側は曇り・小雨
JOE単独 コース: 関ヶ原==山頂駐車場〜西周遊道〜山頂〜東周遊道〜中央周遊道〜山頂〜9合目〜〜5合目〜3合目〜1合目〜三宮神社登山口 夏休みなので昨年に続いて平日8/1に伊吹に行こうと計画していました。先週の段階では8/1は天候もそこそこでしたが、週明け29日には急変し雨の予報です。結局1日前倒しして31日に行くことにしました。30日の夕方の予報では曇りに変わり、当日31日の5時の予報では雨の可能性もあり、レーダ見ると山頂散策の11時前後に雨雲が来そうでした。ただ、雷雲の中心ではなさそうで雨にあっても1時間程度と考え決行しました。 花をゆっくり観察したいので、今年もバスを使いました。関ヶ原では、既に7,8名がバス待ちで私の後ろを振り返ると10名程度の方が並んでおられます。 大垣から来たバスもそこそこの人で、椅子席は満席状態で出発です。お隣には一宮から来られた方が座られ、いろいろとお話しして上りました。1100mまではそこそこの展望がありましたが1100m以上はガスが掛っていました。
バスを降りると結構肌寒い気温でした。山頂はガスはあるものの幸いにも西周遊道は見通しがよくお花畑はバッチリと観察できました。道が混んでいる事もあり、人の流れで登っていましたので何時ものペースよりはおそく、バス停とバスで知り合った方に花の名前を解説しながら登って行きました。
途中から単独となり山頂に近づくにつれガスも強くなりました。山頂に到着し少し散策すると、ガスで見通し悪いし風が強く吹いています。レーダ見るといよいよ雨雲がかかってきていてレイン仕様にしました。ただ、雷雲ではないようなので、東周遊道に行きました。 ここまで悪コンディションながら大変多く方が着ておられます。東周遊道では前半は小雨でした。結構の人がおられて下が雨で滑りやすく軽い渋滞になる状況です。見晴らしは無く見通し悪い中でしたが沢山の花々に出会えました。
今年は、キンバイソウ、クガイソウ、ルリトラノオ、コオニユリ、キリンソウ、カワラナデシコ、キオン、メタカラコウ、シュロソウ、キヌタソウ、未開花のサラシナショウマが大変多い感じしました。特にキンバイソウをあれだけ見れた年は初めてと思います。 逆に、5年前は一面ピンクだったシモツケソウは見晴らし悪い事も影響しているとは思いますが激減している気がします。後、イブキトラノオも少ない気がしました。山頂ではウバユリ咲いていましたが、5合目付近は蕾でした。
その他では、イブキフウロ、ヒメフウロ、ハナウド、シシウド、イブキジャコウソウ、ミツトモソウ、ウツボグサ、オオバギボウシなどと出会えました。中央道から山頂に上り、雨も止みガスも少しましなのでラーメンタイムとしました。昼食後、回復の兆しがないので下山しました。
車やバスでこられている方が多いようですが、中には、ジーパンにズック靴姿で東周遊を歩かれている方もありました。朝、特に岐阜側はそこそこの天候なので雨の予想をされていないようすと思われ軽装の方もおられましたが、視界がなく気温も低く風も強いので、お節介ながら山は急変し怖いので出来るだけ万全の装備で来てもらいたいものです。
下山開始しすると7合目ぐらいからは見晴らしも良くなりました。途中クサボタンも咲き始め、トモエシオガマ、ヤマハッカ、ツリガネニンジンなどの蕾が見え始めた野草も確認して下山しました。 3合目で、ナンバンギセルを探しましたが見つかりませんでした。蕾のユウスゲやハクサンフウロ、コバギボウシ、コオニユリ、未開花のキセワタ等を観察し得意の加速モードで一気下山しました。さすがに平日でこの天候なので下から歩いて往復される方は少なかったです。
また、2合目途中から6合目ぐらいまで、登山道が複線化したような場所は片側がロープで植物保護の為立ち入り禁止になっていました。数年はかかるでしょうが回復が楽しみです。
二時にバス停到着し帰り仕度して椅子に腰かけ休憩していると、何と「おばさん山歩き隊」が降りてこられました。同じバスで上られたことがここで判明しました。いろいろお話ししながらバス・電車をご一緒して一路京都に向かいました。 ガス・小雨モードでしたが、雨は雨の楽しみ方がありますし、目的の花々は大変楽しめ本日も満足の伊吹でした。
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