霊仙山
JOEの花紀行(NO.53)


福寿草


2013年4月14日(日)  晴  JOE単独

コース:
醒ヶ井=養鱒場〜汗ふき峠〜今畑〜笹峠〜近江展望台〜最高点〜三角点〜経塚山〜お猿岩〜見晴台〜汗ふき峠〜養鱒場=醒ヶ井





 先週に霊仙山に行く予定でしたが、爆弾低気圧が来て土日共に天候悪く、近場の大文字山を歩く結果となりました。そこで今週は天気が良さそうなので今週こそと思い、土曜にアタックすることにしましたが、朝5時起きして支度していると緊急地震速報で携帯TELが鳴り響きました。私の所はそんなに大きな揺れではなかったのですが、テレビ見ると何とM6震度6弱の地震が淡路島で発生してい、この日は自重し、翌日の日曜に再度アタックすることにしました。

14日の日曜は朝方は霞がかかったような天候でしたが、展望はそこそこありました。JR醒ヶ井駅をおりバス停で待っていると、石山から来られた方と出会いお話ししました。この方も前日地震で自重され日曜に登りに来られました。バスで本日のルートなどのお話ししているうちに養鱒場に7:56に到着です。

養鱒場 ミツバツツジ

 バスを降り榑ヶ畑の登山口に向かいました。途中、車が10台ほど通過しました。天候がそこそこなので多くの登山者がこられています。

 汗ふき峠に8:48到着です。ここからは急坂を降り大洞谷を落合に向かい下っていきます。落合に着きアスファルト道に変わり南下すると今畑9:11到着です。

 ここから山道になり今畑の廃村に行きますと、既に花期が終え結実している福寿草が目に飛び込みました。少し探すと数株ですが開花株も見つけられましたが、ピークは過ぎています。笹峠を目指しドンドンと登っていくとそのうちに西南稜の山容がクッキリと見えてきました。

今畑登山口 西南稜の山容がクッキリ

 笹峠を9:56に通過し少し休憩をとり一気に急坂を登りました。少し霞んでいるものの晴れていて御池岳、藤原岳方面の展望も最高でした。近江展望台10:48到着です。

笹峠を9:56に通過し 笹峠からのブナ林
笹峠を見下ろす 西南稜から御池岳方面

 ここからは抜群の展望を楽しみながら西南稜を歩きます。暫くすると三角点もはっきり見えるようになりました。ただ、福寿草は南斜面のものはほぼ皆無でビックリです。

最高点を見ながら西南稜を進む 三角点もはっきり見えるように

 あるポイントでは咲き誇っていましたが、数年前に比較すると大激減で、鹿なのか?、酸性雨なのか?温暖化なのか?人の乱獲?踏みこみなのか?驚きの変容でした。代わりにトリカブトの株が沢山ありました。 途中で、朝のバスでご一緒だった石山からの方に再会しました。私の逆コースを歩かれていて、挨拶してお別れし先を急ぎました。

ユキワリソウ アマナ

 最高点は11:28に到着です。ここで昼食としました。伊吹方面を見ながらラーメンを作り戴きました。その後三角点に行って帰りはお虎ケ池経由で汗ふき峠に下山することにしました。

霊仙山最高点 最高点から伊吹山方面
三角点方面 霊仙山頂

 経塚山経由でお虎ケ池、お猿岩を通過し急坂を降りて行きます。この急坂も大変見晴らしがよく目指す汗ふき峠も確認できました。汗ふき峠手前では前方に団体がおられて先行させていただき、汗ふき峠12:38到着です。14:12のバスですので少し余裕がありますがいつものペースで一路、養鱒場を目指しました。

経塚山 お猿岩(七合目)
見晴台(五合目) 榑畑登山口

 時間的には余裕がありますのでヤマルリソウなどの沢山の山野草を観察しながらバス停をめざしました。養鱒場のバス停は13:51到着です。ここで持参したビールを飲んでいると、バスでご一緒の石山の方も降りてこられました。

ヤマルリソウ スイセン
満開の山桜 トウダイグサ

 バスに乗り醒ヶ井駅に向かい14:40の電車で米原に行って琵琶湖線に乗り換えいつものように爆睡して帰りました。

 霞はあったものの天候もよく、福寿草、ヤマルリソウ、スミレ類、ミツバツツジ、ユキワリソ、アマナ、ウラシマソウの葉、トウダイグサ、山桜などの花々、山野草とめぐり合えました。「Joeの花紀行」のタイトルの通りの季節になり楽しめた1日でした。