品谷山
JOEの花紀行(NO.54)


品谷山


2013年4月20日(土)  晴れ後曇り・帰り雨 
                      Okaoka哲郎さん、道子さん、小てつさん、JOE

コース:
佐々里峠〜ダンノ峠分岐〜品谷山〜品谷峠〜トラゴシ峠〜廃村八丁〜刑部滝〜ダンノ峠〜ダンノ峠分岐〜佐々里峠





 小てつさんから「品谷のイワウチワ咲いていますよ」とのお誘いを受けOkaokaさんたちとご一緒に品谷〜八丁に行きました。

 午前中は天候も良い予報で、いつもの場所で、いつもの時間に集合し出発です。花背峠を越えるまではさほど花らしいものは車中からもなかったのですが、花背からは何と花ロードでした。様々な種類の桜、季節ズレの梅、スイセン、庭栽培のシャクナゲや後は白、黄色の庭木が沢山あり素晴らしい眺めです。正しく花ロードで花背から広河原までズッーと続きました。素晴らしいの一言です。

 車中で何か花紀行としての満足感に包まれました。実は、朝起床から集合まではJOEは不運に見舞われ相当ボコボコに気分が凹んでいたのですが、この花ロードでアドレナリンが吹き出し「復活」でした。

イカリソウ ワサビ

 佐々里で支度していよいよスタートです。天候は良いものの相当寒さがあります。品谷に西の尾根に従い向かい登って行きますとタムシバが見え、そのうちにイワウチワもポチポチと見え始めました。ダンノ分岐手前の急坂を一気に登りきると視界は開け、晴れ間に愛宕方面が見え展望を楽しみました。その後、快適な尾根歩きを楽しみ、品谷山に到着です。

 JOE単独ですとここで折り返しですが、本日は品谷峠に向かいます。イワウチワを楽しんでいるうちに品谷峠到着です。確かに鞍部ではあるのですが、北山の峠らしくなく、ここは「峠?」という感じの場所でした。

 ここからは尾根に乗りトラゴシ峠に向かいます。足元はイワウチワ、目の上はタムシバが咲きピンクと白と自然の雑木林を楽しみドンドンと目的地に向かいます。トラゴシ峠到着です。

 ここから八丁川に向かい廃村八丁を目指すか?直接、廃村八丁を目指すか?皆で討議し結局、直接、廃村八丁に向かうコースとしました。

 品谷峠辺りから、ここまで釘で道標を生木に釘で打ち付けたものがあり、トラゴシ峠では木を伐採した株に打ちつけてありました。あまりにもやりすぎと思います。それらの標識は「サ?」なのか意味のわからない文字?記号?が付けられていていました。とにかくこのような事は山を愛する者としては嬉しくないです。

 その後は峠から左の道を降りて、廃村八丁の小屋に到着です。私は廃村八丁は初めてですが「八丁温泉」という看板があり、小屋はチェーンで閉ざされ、入り口には写真がありました。無人で写真が飾ってあり、何のための何なのかよくわからないものでした。

イワナシ ヤマエンゴサク
ニリンソウ エンレイソウ

 我々は土蔵跡に向かいここで昼食としました。この辺りは、ニリンソウ、ヤマエンゴサク、イワナシ、イワウチワなどの野草が沢山あり目を楽しませてくれました。

 帰りは刑部滝からダンノに向かうことになりました。初めは快適な川筋の道でしたが途中で急坂を登り、半分崖のような場所を腕力登山でよじ登りました。シャクナゲの蕾が目に入りましたが、ここは結構危険な所です。初心者の方には向かないと思います。

シャクナゲの蕾 ダンノ峠

 広い河原に到着すると同志社研究施設がありました。ここの研究所の方が二人おられ少しお話ししました。薪を運んでこられたそうです。この後はダンノ峠から佐々里峠下山しました。

 デポ地では曇っていて風もありかなり寒さもありました。支度して広河原に向かって、庄兵衛さんで休憩しましたが、到着と同時に雨が降り始めました。登山中ではなく、下山しての雨なので大変ラッキーです。庄兵衛さんでは私はビールを頂き一息つきました。

 朝、アンラッキーな事があったJOEですが、桜を初めとする花ロード、色々な野草に出会えて満足感一杯の上、下山後の雨はラッキーでした。本日も山歩きをタップリ楽しめました。小てつさん、Okaokaさん、ありがとうございます。