ナッチョ(トンボユリ尾根コース)(NO.29)
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ナッチョピーク |
平成24年1月20日(日) くもり 小てつ単独
コース 小出石(北滝橋)〜トンボユリ尾根コース〜林道出会い(タコ分岐)〜ナッチョピーク ピストン 今夕にokaoka clubの懇親会の予定があり、午前中だけの歩きでも十分雪踏みを楽しめると言うことで、去年のこの時期にも訪れたナッチョに行ってきました。 北山、比良では先週に降雪があり、ここはなんとしても新雪を踏みに行かなくてはと、ザックにシューをくくりつけ、7時に家を出る。大原までは道路に残雪は無いが、小出石の信号を曲がり百井に向かう道路には残雪がある。ここでの路面温度表示はマイナス1℃。いつもの北滝橋手前の路側にデポし、準備をして8時丁度に出発。
取り付きの高巻きの道がまた崩れていて、去年よりもっと高いところに踏み跡がある。堰堤を越えたところで一本川を渡り、真ん中の尾根に取り付く。取り付きのあたりの積雪は去年よりも多いが、気温が高いからだろう朝から雪腐り状態で、アイゼンはいらない。5,6頭くらいだろう鹿の足跡をたどり尾根コースをひたすら登る。標高500mを越えると雪もしっかりしてきて心地よく、1時間ほどで標高700m、北への転進箇所であるピークまで登ってくる。ここにトンボユリ北尾根コースと記されたテープがあり、どう考えても南尾根やでぇとつっこみを入れる。ここらにはシャクナゲがたくさんあるが、今年の花芽は少ない。
積雪は20cmくらいだけど、この先は雪が深くなることを考えて、ここでスノーシューを履く。ナッチョトンボユリコースのような急坂の無いところでは、ワカンよりスノーシューの出番。先週のワカンとはまた少し違った感触を楽しみながら、一度降って登り返す。去年はたくさん実をつけていたサルトリイバラの株には、今年は申し訳程度の実しかなっていなくて、やはり去年はどこも不作だったんだと思う。
ヒノキの植林地の中を歩き、林道を見下ろすようになるとすぐに「タコ分岐」ここで昨日のものだろう、登山者の踏み跡を見る。ナッチョの方から来て、林道を降ったようだった。なんとツボ足!きっと林道で苦労されたことだろう。 いつものように林道に出て、林道の峠付近まで新雪を踏む。ここの積雪は60cm超えていたが、締まっていない新雪はシュー履きでも膝まで埋まる。今日の雪では、追加フローターがあったとしてもダメだろう。峠手前で林道の側壁を登り、登山道に合流する。 昨日の登山者は、やはり小出石の立ち入り禁止の登山口から登ってきたようで、分岐に足跡が残っていた。防獣ネットは、もう開きっぱなしになっていて役にたっていない。展望場所もヒノキが大きくなってしまって、今ではピークの方が展望はいい。そんなことで、ピークには10時20分着となる。
今日は曇っていて琵琶湖の展望も無い。そうそううまくはいかないものだ。ピークを少し下がったところで風をよけ、今日も「どん兵衛カレーうどん」を食す。ピークでは2℃。 30分近くピークでゆっくりとした後、今回もピストンと決めていたので、自分の踏み跡をたどるように折り返す。真上は晴れているのに、北側の空は暗く、11時をまわる頃には風が強くなる。
今回も降りは600mくらいまでアイゼン代わりにシューを履いたまま歩き、丁度12時にデポ地に到着。今日は短い歩きでしたが、新雪も踏め満足の歩きでした。
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