京都一周トレイル西山コース
親父の山歩き報告(NO.55) ハイキングコースといえども甘すぎました |
やっと下りられた河畔 対岸を走るトロッコ列車です、平日でも沢山乗っています |
2013年 6月11日(火) 洛西オヤジ
コース: 桂坂野鳥遊園地−唐櫃越え尾根−松尾谷林道出会い−京都一周トレイル西山コース−松尾山−嵐山城跡−嵐山三角点−鳥ヶ岳−旧船曳き道−渡月橋−阪急嵐山駅 お久しぶりです、早いものでもう6月、昨年の秋ぐらいから食っちゃ寝生活が続き、たまに歩いたポンポン山や、比良では息切れが激しくリタイアする有様、恐々受けた血液検査、担当医「血糖値が無茶苦茶高いがなー立派な糖尿や、終戦直後の食生活しなさい」と言われ落ち込むオヤジ、きつい山はバテて歩けないので、ご近所の唐櫃越えから嵐山に向かう事にしました。 今日はハイキングコースなので、昼頃帰って来られるとカーチャンに告げて自宅を出発、もちろん桂坂野鳥遊園地まで歩きです。ああしんどいな〜と早くも音を上げるオヤジ。エッチラヨタヨタ歩く事1時間、やっと野鳥遊園地の入り口に到着、でも門は閉じられています。月、火、は休園なんだそうで、西側のハイキングコースの案内入り口から入ります。
直ぐにリョウブ坂とソヨゴ坂の分岐、オヤジはリョウブ坂の方へ、まあそれなりの登りで(どんな登りや)なんとか唐ト越え尾根にたどりつきました。以前馬堀には行った事がありますが、今日は嵐山から阪急に乗って帰るつもりなので、ためらわずに右に向かいます。しっかりとした分かりやすいコースで、アップダウンもあまり無くオヤジ向きです。
台風が接近であまり天気が良くないのですが、二組ぐらいの山歩きの人達と遭遇、いずれも馬堀にいかれるそうです。いやー元気なお年寄り達が多いです、(お前もやー)しかし私は元気ではなくよれよれです。さて何とか前半の唐ト越えは終わり松尾谷林道に出ました。此処までは苔寺の前を通って車で来られます、軽四が停まっています、オヤジは目の前の京都一周トレイルに向かいます。
ゆっくり歩くオヤジ、まあ案内の表示板はあるし、それほどの急坂もなくオヤジ好みのコースですが、朝から心配していた雨が小雨状態ですが降ってきました。そうや今日は携帯の傘しか持ってこなかったのやー、あれー結構時間かかっているやんかー。 松尾山の山頂で早くも12時前になっています、なにが昼頃帰るやー、ウオーキングの姉さんみたいに思っていたオヤジ、リュックの中は先に書いた携帯傘、ポカリ500ml一本、カロリーメイト一箱、手ぬぐいだけ、一応低山用の靴ははいてストックは持っていますが、余りにもなめた感じで思い知らされる事になります。とにかく山頂でポカリを食べて腹ごしらえ(にもならんかー)、此処まできたんやからついでにもう少し先に行きましょうと、嵐山城跡から鳥ヶ岳に向かいます。
まあコースもしっかりと踏まれて分かりやすいのですが、それまであった案内板が無くなり個人が掛けた札などが頼りになって来ました。なんでかな〜京都一周トレイルから外れているのかな〜。まあ小倉山山頂(?)向かい側とちがうのかいなー嵐山城跡、嵐山山頂、鳥ヶ岳山頂といずれも案内は手作り表示、雨も止んだので先へ先へと進みます。
しかし何となく雰囲気は変ってきました、歩く人の人数が少ない感じ、やがてチョットした鞍部にJR保津峡の案内が出て来ました、地図も何にも持たないオヤジ(持っていてもわからへんやろー)ホンマニ行けるんかいな〜。 もうこの辺で降りようと考えたのが、今までイヤとゆうほど経験しているエエ加減な歩き、鞍部を先に進まず谷筋に向かったオヤジはいつもお馴染みギヤー失敗やー、こんなとこ来るのやなかったー、怖いーあぶないー、何処やー、此処は何処ー、師匠たすけてー、いつもなら持っている補助ロープも最悪の時のヘッドランプもなんにもない、ほんま甘ちゃん、ゆえに初心者オヤジなんですが、この次の写真までは写真撮る余裕なし、必死のパッチ〔どこかで聞いたな〜)やっとこさ保津川の河畔、旧船曳道跡に出ました。
この間今年はまだご対面していなかったヘビちゃん10匹ほどに遭って、やめてーな、でした。通りかかった保津川下りの船から「いやーあんなところに人がいるー」とえらい不思議がられて手を振ってくれました。「おおきにおおきに、こんにちは」 まあいちどこの船曳道跡は歩いてみたかったと自分自身に納得させながら渡月橋に向かいます。
歩く事小1時間なんとか阪急の嵐山駅に到着しました、どんなコース、小山でも山と名がついたら気楽に考えたらあきマヘン山歩きの常識でしょう。「はい分かりました、今後充分に注意いたします」しかしまあメタボオヤジがなんとか歩けた一日に感謝、感謝。 【洛西オヤジ記】 |
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