初心者オヤジ晩秋の但馬路ハイキング
親父の山歩き報告(NO.75) |
単独の男性にシャッターを頼みました 日本海方面は冬の空、天気予報より悪いですが これがこの辺りの常識なんでしょう |
2014年 11月20日(木) 洛西オヤジ
アクセス: 京都縦貫−舞鶴若狭道−春日インタ−北近畿豊岡道−八鹿氷ノ山インタ−国道9号−養父市関宮神社交差点−県道87号−福定親水公園駐車場 ■オヤジは京都縦貫で行きましたが、名神、中国、吉川JKで舞鶴若狭道に入る方が早い気もするのですが、う〜ん〜。 コース: 福定親水公園登山口−地蔵堂−氷ノ山越え−山頂−神大ヒュッテ−東尾根避難小屋−東尾根登山口−氷ノ山国際スキー場−福定親水公園駐車場 ■オヤジのヨタヨタ歩きなんで参考にはなりませんが、6時間から7時間ぐらいでしょうか。 こんにちは洛西オヤジです。早いもので、もう年賀状の幟がアチコチにはためき、あ〜あ又年末やな〜と嘆くオヤジです。別になんとゆうことはないのですが、なんか又歳をとるのを思い知らされるのがイヤですね〜。 さて今年は京都から西の方面を結構歩いてみたのですが、まだまだ行きたい山は在るので来年も挑戦しようかなあ〜などと、年寄りの気ぜわしさでしょうか。それはともかく、今回は雪の降る前に兵庫県の最高峰といわれる但馬の北部氷ノ山に行って来ました。 スキー場で有名な鉢伏山やハチ北高原などが近所にある、冬は雪が多い山と聞いています。朝早く4時に出発。ただ余り深く考えずに、とにかく舞鶴若狭道に乗ればええか〜と、京都縦貫道にのってからナビを入れましたが、なんとなく時間が掛かり過ぎな気がします。一度、周知で下りて一般道を走るのがたるいです。まあ今さらしょうがないとチンタラと走ります。それでも何とか3時間ぐらいでしょうか、到着しました。姫路ナンバーの車が一台停まっています。
オヤジも途中のコンビニで買った菓子パンをかじりながら準備をして、ヨタヨタと出発です。7時半を少しまわったところです。比較的に穏かな取り付きからのコースで、まだ紅葉も残り、それほど寒くもなくエエ感じやな〜とヨタヨタと登って行きます。やがて綺麗な滝が現れ、滝好きな(ほんまかいな)(まあ適当に、なんでも好きやと書いたらええのや)オヤジをうれしがらせてくれます。
結構何本もいろんな名前の滝が現われて、ハイキング気分満喫です。ガイドブックではこの辺りは、小豆ころがしなどとゆう急な難所とありましたが、まあそれほどの事はないとゆうか、それなりの登山道とゆうか(どうなんやねん!)どのみちヨタヨタとしか歩けへんのやからしょうがないやろ。 そのうちに(曲がり坂終わり)とゆう案内が現れます、曲がっている坂は終わりで、普通の坂はあるのです(あたりまえや、あ〜あ、付き合いきれんわ)、やがてトタンぶきの小屋が現れます。なんと中に立派なお地蔵さんがおられます、地蔵堂です。よくある石のお地蔵様ではなく木膝の本格的な両脇に天部(?)も控え、昔はチャンとしたお堂に入っておられたのでしょうが、文化庁、県教育委員会、観光課、まあどこでもええけど、もったいないで、なんとかせんかい。
地蔵堂からしばらくは、まだ秋の雰囲気もなんとなく残る自然林の中をヨタヨタです。何処にでもある弘法大師が縁の水場があり、もう少し早く来たらもっと紅葉も綺麗やったやろな〜と思いますが、それより上部に山頂の小屋が見え出しますが白くなっています。ええ〜ホンマかいなさすがやな〜(なにがや)スキー場が沢山あるはずや、ホンマは9号線辺りでも白くなっている山頂は見えていたと思いますが、まだ暗くて判らなかったです。いや〜どうなんやろアイゼンもってきてないな〜。
やがて氷ノ山越えの分岐に到着、足元は積雪とゆうほどではないですが、白くなってきています。ここまで全く誰にも会いませんでした、此処から急に雪の上に踏み跡が現れます。どうも正面の若桜町の方からの登山者みたいですが、氷ノ山はいろんな登山ルートがあるみたいです。ここから鉢伏山にも行けるみたいですが、オヤジは予定どおり氷ノ山に向かいます。
雪は段々多くなって来ましたが、まあ凍てているわけではないので、なんとかアイゼンなしでも歩けます。先行の人達の踏み跡にも、アイゼンを履いている形跡はありません、どうやらこのまま行けそうです。辺りは晩秋から冬の景色になって来ました、天気も青空がなくなり、鉛色の冬の空に変わって来ました。なかなかドラマチックな展開です(どこがや!大層な)仙谷コースの分岐を過ぎると、目の前にコシキ岩が現れます、紅葉の写真がガイドブックに良く載っている地点ですが、今は雪化粧でこれはこれでええやんか〜です。
コシキ岩の下を巻いて進むと、やがて前方に特徴のある山頂の避難小屋が現れます、やれやれ到着です。ちょっとハイキングにしてはワイルドな雰囲気の歩きですが、この山の売り、360度の展望がええな〜です。遠く大山が雪を被って見えています。若い男性が独りで食事の支度をしています、シャッターを頼みます。 なんで小屋の中で食べないのかな〜思いましたが、なるほど小屋の中には4〜5人老若男女が。そりゃそうでしょう、あの踏み跡の感じでは独りとは思いませんでしたが、それにしても山頂まで誰にも会わなかったのでちょっとビックリ、何処から現われたんやあ!、まあともかくオヤジは隅の方に座らせてもらいラーメンタイムとします。
平日登山の御決まりで高齢の登山者グループや、ご夫婦で来られている人達のお話を聞くとも無しに聞きながら(どっちやねん、ややこしい日本語つかうなあ)その中の一人のご夫人が「あのーどこかでお会いしましたかしら、もちろん山だと思うのですが」又かいな、「いや初めてだと思いますが、初心者なんでそんなに沢山行ってはいないので」「スミマセン、登山の恰好されているとよく間違えるんです、」「いえいえ、こちらこそスミマセン」(なんで誤るんや) 食事の後しばらく展望を楽しみ、約小一時間いたかな〜、えらい長い休憩やなあ〜下山ですが、北側のコースなんで雪が結構多くなります。ドタドタのドロンコ状態、やばいな〜と思っていたら、案の定又ズルッと尻餅をつきます。加齢からくるヨタヨタ老いぼれ症候群とゆうやつです。まあそれと貧乏なオヤジは、靴の底を張りかえるお金がないのでツルツルの状態で履いています、滑って当然ですね。どれぐらいかな〜ヨタヨタと雪が解けてドロンコの状態の中を下ってきます。 やがて神大ヒュッテを過ぎ、雪が少なくなり自然林が気持ちのいい尾根道に変り、不思議なもので頭の上は青空が広がっています。
全く雪がなくなり、東尾根避難小屋の分岐に到着、案内板に膝などを痛められた方は、まど登山道をお勧めします。東尾根登山道はこれから階段状の道が続きます、と親切な案内です。まあオヤジは尻餅をついてズボンが汚れているだけですので、距離が短い東尾根登山道に向かいます。なるほどなかなか厳しい階段くだりです。
やれやれなんとか登山口に下りてきました。氷ノ山国際スキー場の直ぐ側で、ゲレンデを横目にロッジの前を通り、福定親水公園に向かいます。ロッジの前では来るべきシーズンにむけて作業をしている人達がいます、大きなゲレンデです。さぞかしシーズン本番ともなると賑やかになるのでしょうね〜、アスフアルトの道をチンタラヨタヨタ、再び秋の風情が溢れる里山をもちろん童謡唱歌を歌いながら、しずかーなあ〜しずかなー里のああきー(気持ち悪い〜やめてくれー)2時半頃に駐車場に到着しました。
帰り道にお定まりの温泉は、来る時に目をつけておいた看板で、関宮町の9号線から少し入った万灯の湯に寄って来ました。最初の20分ぐらいは全くの貸切状態、いや〜贅沢贅沢。帰りは舞鶴若狭道を吉川JKに向かい篠山で降りて国道をチンタラ戻って来ました、これは高速代も安く済み急がない時はお勧めです。 さて今回の歩き、冒頭にハイキングと書きましたが、さすがにあの雪の状態はハイキングとは行きませんでしたが、秋の里山、晩秋の尾根、雪化粧の山麓とバラエティーにとんだ歩きが出来ました。 感謝感謝。
【洛西オヤジ記】 |
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