初心者オヤジ梅雨の合間の雨飾山(駄洒落かい)
長野県かなあ〜新潟県かな〜
非常に微妙なところにある山です
親父の山歩き報告(NO.93)

南峰、こちらが山頂みたいです
後ろのグループさんのほかに、もう一名単独の男性が
皆さんガスッているのを残念がっておられました
小てつさんにもらった蛸足三脚で撮りました
小てつさん有り難う御座います、ものすごく活躍しています


2015年6月22日(月)   洛西オヤジ


アクセス:
名神高速ー北陸道ー糸魚川インターR148−小谷温泉口ー県道114
小谷温泉ー雨飾高原キャンプ場
小谷温泉から奥のキャンプ場までは、17時から翌日7時まで夜間車両通行止めになっています。
21日午後出発20時頃小谷温泉に到着しましたが、通行止めのためR148の道の駅まで戻り車中泊。

コース:
雨飾高原キャンプ場ー荒萱沢ー笹平ー山頂(南峰、北峰)
往復





 こんにちは洛西オヤジです。梅雨真っ盛りですが、皆さんガンバッテ歩いておられます。まだトレーニング不足で、前回もバテバテになってしまいましたが、今年もボチボチ遠征をはじめるか!と、以前から気になっていたネーミングの雨飾山 (あまかざりやま) に行くことにしました。人気の白馬などの北アルプス北部連峰から、ちょっと外れて新潟に近い所にある山ですが所属 (そんな表現するかなあ〜) は長野県です。

 なんでこんな変わった名称がついたかは判らないそうです、気になるところですがねー、ご他聞にもれず花で有名らしいのですが、まだ最盛期とは行かなかったみたいです。今回は連泊するわけではないので、車で前日 (日曜日) の午後から出発、ナビでは7時間半ぐらいの所要時間が案内されています。おなじみの立山よりはロングですが、まあボチボチ休みながら行きましょう。

 14時頃出発、小谷温泉に到着したのは20時頃でしょうか、入り口の山田旅館の前で、ロープが張られて奥には行けません。まあいろいろ事情はあるのでしょうが、17時から7時までの時間帯は通行止めとなっているみたいです、仕方ないので戻ります。

 県道から国道148に戻るまでにも、車を停めるスペースは随所にありますが、安全を第一にR148の北小谷の道の駅に戻り車中泊します。温泉も併設の大きな道の駅です。道の駅はトイレや自販機もあり、車中泊専門のオヤジなどには心強い味方です。毎度おなじみの眠剤のんでお休みなさい。

 22日の朝は比較的にユックリ目覚めました。車が昨年から変りましたが、狭い車の中の睡眠も大分なれてきました。朝食のパンをかじりながらの準備も毎度の事です。8時頃再び小谷温泉に戻ると、もちろん通行が出来るようになっています、後でキャンプ場の駐車場で何人かの人に聞いたところ、今日は6時過ぎから入れたそうです、なんかアバウトな規制です。キャンプ場の駐車場は結構車が停まっています。もちろんこの時期すべて登山者でしょう。

雨飾高原キャンプ場駐車場
昨晩の内に此処まで来たかったのですがね〜
しかし平日のわりには沢山の車が
すでに停まっています
登山口標高1150mぐらいです
雨飾山が1963m、単純に813mの標高差
山頂まで210分、まあ比良武奈ヶ岳ぐらいか
ところがそれが、なかなかそんな単純なものでは
御座いません、そこが又面白いところです
アプローチが短いのです
とゆうことはしんどいやろな〜

 道の駅でほぼ準備をしてきたので直ぐに出発です。最初は木道などがあり天気も良くルンルンで進みます。やがて大小いくつかの沢を通過しますが、結構残雪があります。アイゼンを持ってこなかったオヤジはチョット不安になります。

木道で始まり最初はええな〜
緑がきれいやな〜
おーこれが
かの有名なミズバショウとかゆう花(?)でっか
そういえば尾瀬もあと200kぐらいですかね〜
(遠過ぎるがな)
アニメの世界の巨木みたいやなあ〜 ボチボチ登りますのか、いややな〜
ブナ平
そういえば周りはブナの木が多いなー
なんや残雪があるな〜上はどないなんやろな〜
アイゼンなんて端から持ってきてないな〜
白いのは残雪です、塩と違います
(わかってる、なにアホなことゆうてんねん)
あ〜あ、アイゼンいるやんか
どないすんねん
心配せんとき此処だけ、此処だけ
(ほんまかいな)
きゃ〜かっこええなあ〜
あんなとこ登るのかな〜
登るわけないやろ
アイゼンないのにどないすんねん
やっぱりしんどいなあ〜 えらいガスってきたな〜

 特に荒萱沢の雪渓は、なかなか迫力のある雪渓で、思わず登ったろかな〜の雰囲気でした。しかし登りはこれからが本番、急な登りが続きます。アプローチが短く標高差があるのは、しんどいな〜いややな〜となるのは仕方がありません。

 笹平の分岐を過ぎると、しばらく平坦なそれこそ熊笹の尾根筋を進み、最後山頂直下の急坂を登って先ず南峰の石仏にお参りして、隣の北峰山頂に行きます。年配グループ (スンマセン) と若い単独男性が昼食休憩中です。オヤジもオニギリを食べます。どちらも関東方面から来られたとゆうことです。そうか東京からの方が近いのやあ! 改めてえらい遠い山にきたんやな〜と実感です。

笹平です
その名のとうり熊笹が急に多くなります
笹平を行きます
本来はもっと見晴らしが良いと思うのですが
生憎ガスッています
山頂は目の前です
しかしえらいこと急坂が見えてますが
最後のエッチラでしょうか
お手柔らかに願いたいものです
北峰の石仏

 残念ながら展望はガスっているので楽しめません、白馬や隣の戸隠、妙高などが見たかったのですが仕方ありません、食事を終えてもと来たコースを戻ります。本当は反対側の雨飾温泉の方に下りたいのですが、車で来る宿命です、適当な周回コースがないときは、もと来たコースをヨタヨタ戻ります。

 まあそうですね〜、感覚的には比良の武奈に登っている感覚でしょうか、特別に100名山やあ! とゆう感動もありませんが、花好きな人には、これからのシーズンはもっと楽しめる山ではないでしょうか。

こんな感じは早春みたいですが
もう夏なんですね〜
なんかキャベツ畑みたいです
ホンマに水バショウなんでしょうか
植物オンチのオヤジには判りません
でも戻ってこられてヤレヤレ
キャンプ場はもう直ぐです

 帰りのお楽しみ温泉は小谷温泉には有名な露天風呂があるのですが、今回は前夜に車中泊した道の駅の温泉に行きました。サウナで気合を入れておきたかったのです。それから今回もう一つオヤジが楽しみにしている糸魚川インター手前の銭形食堂ジャンボエビフライです。少々お高いですが(ジャンボエビ二匹定食、¥2500) は食べ応え十分の迫力がある定食です。地元では何軒かあるみたいですが、関西圏には出店されてないように思いますが。

 今回は実はもう一日このまま足を伸ばして (サウナで気合を入れた理由です) 親父の山歩き報告には関係ない趣味の都合で (なんやえらいもったいぶるな〜、悪い事するのやろー) 新潟の十日町付近に行く事になっています。折角だから山歩きに徹して、妙高か火打山か戸隠山などに行くか実は迷ったのですが、今回は念願の魚沼付近の川で石拾いです (なんやそれは、石拾ってどないすんねん) {うるさいな〜ええやろう} したがって貧乏オヤジはもう一日川原で車中泊です。

さすがに翌日(23日)帰宅の運転は疲れました。まあ好きなことして疲れるのは仕方がありませんが、事故ったら元も子もありません。ともかく無事でこうして皆さんに報告させてもらっている事に。    感謝 感謝。                洛西オヤジ記

トウダイグサ アカモノ
オオバギボウシ シラネアオイ
オオカサモチ リュウキンカ
タニウツギ オオカメノキ
カラマツソウのピンク ヨツバシオガマ

                             【洛西オヤジ記】