初心者オヤジお久しぶりの鈴鹿山系です、御在所岳
お手軽な感じですが、いろいろ楽しめる奥深い山です
親父の山歩き報告(NO.83)



まあ普通はこちらのほうが山頂らしいですね、望湖台です
残念ながらガスで琵琶湖は見えません
しばらく待ちましたが残念、お腹が減って来ました


2015年4月21日(火)   洛西オヤジ

アクセス
名神高速−新名神四日市インタ−湯ノ山温泉−中道登山口

コース:
中道登山口−中道コース−山上公園(公園内散策)裏道コース−藤内小屋−中道への分岐−中道−中道登山口と裏道登山口の中間に戻る





 こんにちは洛西オヤジです、此処しばらく鈴鹿の方面に足を運んでいません、まあ霊仙や伊吹も鈴鹿に近いといえばいえますが、おなじみ藤原や御池付近の花を師匠やOKAOKAの皆さんと行きましょうと言いながら、お約束を果たせていません、申し訳ないです。

 今回は、それこそ急に前日の天気予報で思ったより翌日が良いようなので行く事に、なにも御在所岳にこだわりはなかったのですが、まあフラフラーと思いつきで最近の痴呆性徘徊の一環デス (アブナイナー) 、22日はもっと天気が回復するらしいのですが、野暮用で行けないので、いつもの調子で適当に車の後ろに、いろいろ掘り込んで6時頃出発です。

 最初は、スズカスカイラインから行くつもりが新名神は慣れないので、土山を通り越し結局四日市まで来てしまいました、湯ノ山温泉でもスカイラインに向かわずに、温泉の奥にそのまま突っ込み邪魔くさいので、え〜い、まあこの辺でええやろと適当に車を止めて、上部のスカイラインに無理やり登ってみると運よく中道の登山口に出ました。

 ほんまエエ加減過ぎます、スカイライン (R477) には立派な駐車場があります、特に中道コースの登山口は新しく出来た駐車場があります。オヤジみたいなことは皆さんなさらないでください {誰がするか!大体地図もってきてんのかい} (はい、みないだけです)

車を停めたのですが
これが難儀なところでして
本来はこちらが中道登山口の
駐車場なんですスカイライン(R477)の
沿線沿いです

 前回は表道コースで登って峠コースを武平峠まで下りて、前方にある鎌ヶ岳に登り返したのを覚えています。まあ本来はこの中道コースが一番人気があるのでしょうか、強烈な岩場とゆうかキレットあり奇岩が出てきて、名古屋六甲と呼ばれるのも判る気がします。

 主なコースとして表道、中道、裏道、一ノ谷新道、峠道。もちろん雨乞い岳や北からの縦走してくるコースもあり多彩です。なんと行ってもロープウエイがあるので、ミーチャン、ハーチャン、スキー客、まあ山上の公園といい、老いぼれオヤジ向きで (どうも表現がいじけてるな〜) でええじゃないですか。さてオヤジ例に拠って着いてから支度をしてヨタヨタです。余りジグザグはなく尾根筋に沿って登りが結構きついです。

中道コースの登山口です 中道はロープウエーの下を潜って

 そのうちに写真なんかでみる花崗岩の奇岩とゆうか、ケッタイナ形の花崗岩地帯を登ります。天気は風が強く実際の温度より体感温度は低いです、ヨタヨタ登るオヤジを若者二人組みが追い抜いて行きます、何人かの登山者に今日は会いましたが、毎度の調子で 「何処からこられました」 聞くと、ほとんどが名古屋及びその周辺です。まあ例によってチンタラチンタラ登りますが、結構クサリ場も多く気が抜けません、ちょっとご家族ハイキングにはむかないコースですね〜。

こんな間を通りぬけていきますが
リュック引っかかりました
花崗岩群の感じはまさしく六甲
もう一丁六甲風に5合目です このコースとゆうより
御在所の登山案内に必ず載っている
気がするのですが
地蔵岩とゆうらしいのです
地蔵さんには見えないのですがね〜

 花オンチのオヤジはよく判らないのですが、今の時期御在所岳は白、赤のヤシオがお勧めとか、因みに白より赤のほうが早く開花するとか、まあそれらしき花があれば写真撮っておきます。お前な〜白ヤシオしらんのかい!しってるがな、知ってる、タムシバに似てるやろ (アカンワ) ぜんぜんちがう、あ〜あ花オンチもここまでくるとどないしょうもないね〜。

キレットと案内があるクサリ場です。そういわれれば確かに気が抜けないクサリ場です ツツジとおんなじやん
御在所では白はまだ少し早いと
ゆうことなんですが
確かに余り見かけません
高所恐怖症やねん(だれがや)
辛うじて伊勢湾方面が見えてます

 何とか強風に耐えながら山頂公園のアスフアルト道に到着、まあ普通の山頂に到着した感じではないです。もちろん本当の山頂めざして公園内をウロウロ、長者ヶ池、一等三角点、望湖台、ミズバショウ公園、神社にお参り、長者池でお金持ちになりますようにパンパン。

これ撮るのん苦労したんや
ガスが晴れるのジーと待って消えた一瞬に
撮りました、それにしても富士見台ゆうのは
何処にもあるな〜
ガスは晴れそうにもありません
もちろん普通の観光客はロープウエイが
動いていませんから、ゼロです
まあこんな公園風の三角点もいいのではないでしょうか
ここまでガスッているとあきらめもつきます
でも寒い中10分ぐらいはがんばったんですが
お腹がへってきました
無人のリフトが動いていました
点検中みたいです、オヤジ一人だけおまけに乗せてもらいたい雰囲気です
伊勢湾方面は時々ガスが
薄くなり辛うじて展望が

 最後に寄ったミズバショウ公園に、なんやケッタイナ花とゆうか草とゆうか、リフト点検していた公園の職員さんがリフトの上から 「座禅草ですー」 と教えてくれました、 (ホンマは知っていたのですが) {うそつけ} 「ありがとうございます〜」 「毎年みられるのですか〜」 聞こえなかったとみえて返答なし、まあ一応ヘタクソ写真にパチリ (古い表現やな〜) カシャリやろ(ドッチでもええがな〜) 下山は裏道で、少し下りた所の斜面で風を避けてラーメンタイム、時々目の前のガスが晴れて伊勢湾方面が見えます。

山上のミズバショウ公園に
咲いていた座禅草です
営業してないのかな〜、よく判りません

 結構寒いので、やはり温かいラーメンはありがたいです。比較的ユックリ休憩{エエ恰好ゆうなバテテるのやろ}まあそうゆう解釈も出来ますが、さあヨタヨタ参りましょう、下り出して直ぐに国見峠に着きました。此処は結構基点の峠で左に行けば例の雨乞い岳直下の杉峠に、直進はそれこそ鈴鹿山脈縦走藤原岳方面、(いきたいな〜)オヤジは右の裏道に向かいます。

風を避けて斜面に座り込み
こんな風景をを見ながらラーメンタイム
今回も暖かい食事はありがたいです
裏道に向かいます

 この裏道コースは大きな岩がゴロゴロの沢コース、長年の大雨で荒れまくってしまったとゆう感じです、沢の中を歩くのは後半少しだけで、たいがいは上部斜面の中の登山道です、雰囲気は北、南、アルプスの沢歩きと変わりなく、それなりに楽しめます。

国見峠です
左は雨乞い、正面は国見、水晶、釈迦、
藤原岳、鈴鹿山系の縦走を
本腰いれてしたいのですが
オヤジは右の裏道に向かいます
大きな岩がゴロゴロ
表や中道とは又違った雰囲気です
望遠で目いっぱい
引っ張りましたがイマイチです
赤ヤシオ?
なんか怖そうな事が書いてあります
中京地区のクライマーのメッカなんでしょうか
そんなところも六甲と似ています

 斜面から河原に下りてしばらく、ゴロゴロした岩の間を行くと藤内小屋に着きます。まさに本格的な山小屋ですが、平日は営業されていないみたいです。水場に出っ放しになっている水を頂いて、直ぐに先へ進みます。しばらく進むと中道への分岐案内が出て来ました、珍しく地図で確認すると、確かに点線でルートが載っています。

ここからしばらくは
ゴロゴ岩の間を下ります
藤内小屋
本格的な小屋ですねー
平日の為か営業はされていませんでした

 中道登山口付近に車をデポしているオヤジはもちろんそちらに向かいます、心配するほどのこともなく踏み跡、やテープがはっきりしているので、オヤジでも難なく中道に戻れました。途中で赤ヤシオとコバノミツバツツジの競演もみられ、なんとなく得した気分でヨタヨタ戻るオヤジ、と此処までは良かったのですが、途中で本来の中道登山口より少しでも車をデポッた地点の近くに下りようと、判りもしないのに登ったルートを外れて下りるオヤジ、案の定なんや、これ道がないで!となりましたが (あ〜あいつものこっちゃ)。

中道への分岐
車に戻るのに少しでも近道を
上が赤ヤシオ
下がコバノミツバツツジでしょうか
オヤジにはよくわかりません

 運よく下に見えているアスフアルトの道目指してヨタ、ボテ、イタイイタイ (倒木にひっかかり) ながら、ヨロヨロとアスフアルト道に下りるとちょうど山岳トレッキング風の男性が通りかかりました。

 オヤジ「あのーここは何処ですか」 最初男性はビックリした様子で (そりゃそうでしょう、いきなり横の斜面からヨロヨロと汚いオッサンがよろけ出てきたんですから) 「えー何処からこられたんですか」 「いや中道登山口はどの辺りですか」 「此処は中道登山口と裏道登山口の中間ぐらいですよ」 「私もいろいろ歩きますが、こんな所から下りて来られたのを見るのは初めてです」とのことで、まあなんとなくオヤジの構想どうりの地点に出たことは出たのですが、結局もとの中道登山口に戻り、車の所にもう一度くの字Uターンすることになり、普通に戻っていた方が良かったのですが、そこはそこ、なんとなくオヤジパフォーマンスを期待されている皆さんに (してへんしてへんもう飽きた) サービスです。まあ最後はお愛想のドジで締めくくりと致しましょう。

中道に戻って来ました 鎌ヶ岳です、しばらく行っていません

 ああそうそう、今回は湯ノ山温泉の真っ只中、それこそ日帰り温泉の看板が沢山有りますが、大露天風呂かけ流しの看板に惹かれてグリーンホテルとかゆう施設 {施設やない豪華ホテルや}でユックリ温泉を満喫させていただきました、日帰り入浴料¥670は安かったです。

 帰りはもちろん鈴鹿スカイラインを通って武平峠を越え土山に向かいました、そういえば武平峠から鎌ヶ岳、や雨乞いにもしばらく行っていません又行きたいです、そうやOKAOKA師匠誘ってこんど来ましょう。久しぶりに来た鈴鹿の山はこんな老いぼれオヤジをやさしく迎えてくれた気がします、 感謝、 感謝。

名残のサクラが見送ってくれました

                          【洛西オヤジ記】