初心者オヤジ今週も奥駈け、明星ヶ岳、八経ヶ岳、弥山、周回 

残念ながらオヤジの早合点で大山レンゲは
蕾固く画龍点睛欠く歩きとなりました
親父の山歩き報告(NO.90)

明星ヶ岳山頂、最近神奈川から関西に移住されて
初めて奥駈けに来られとゆうご夫婦にシャッターをお頼みしました


2015年 6月7日(日)   洛西オヤジ


アクセス:
先週と同じで、京奈和で奈良市内を橿原まで、国道306号で天川川合、みたらい渓谷遊歩道入り口ー熊渡林道入り口

コース:
熊渡ー林道ー双門コース分岐ー金引橋登山道ーナメリ尾根ー栃尾辻分岐尾根ー高崎横手ーレンゲ道ー明星ヶ岳ー八経ヶ岳ー弥山ー狼平ー高崎横手ー往路と同じコースを戻る





 こんにちは洛西オヤジです。先週稲村岳に行った帰りに寄った洞川温泉たちより湯で、満開の大山レンゲを見て 「そうかレンゲの季節なんや」 となんとなく思い込み、週末思ったより天気が良い雰囲気になりそうなのを見てよしいくか!となりました。

 そうや同じなら2月のラーメンリタイア (なんのこっちゃと思われると思いますが) の敵討ちをかねて熊度からいくか!と一応金曜日の午後、弥山の小屋にTEL入れましたが、生憎つながらず番号まちがえたかな〜、開花情報無しで行く事になりました。ここらがいつもの事ながら甘いのです。熊渡は車5台ぐらいしか停められないので、前日の夜から出かけることにしました。

 20時前に出発、途中コンビニに寄ってあくる日のオニギリや、パンを買いこんで22時過ぎに到着、なんともうほとんど停めるスペースが埋まっています。何とか少し離れたスペースに停めましたが、真っ暗で後ろの崖の岩に後部を{ゴン あ〜あヘタクソ! 眠剤のんで直ぐにお休みなさい。やっぱりレンゲの季節なんやな〜 (ホンマは関係ないのですが)

 朝4時半ごろに目が覚めました、さすがに山間部でまだ日の差込はありませんが十分に見えます。パンとオニギリかじりながらボチボチ着替えます。{あいかわらずやな〜} ヨタヨタ準備、ボーとしながら1時間ほど掛かってやっと出発 (まだ眠剤効いてるみたい) {アブナイナ、だいじょうぶかいな}

大変な人気(?)です
熊渡の林道入り口付近
朝日を浴びて林道チンタラです

 1時間ほど掛かって金引橋の登山道入り口到着、まだ頭重い、ヨタヨタ登ります。いつもの事ながら、此処がこのコースの登りメインみたいなもので、まあ奥駈けはどこも尾根までが厳しいのですが。チンタラよたよた、1時間半ぐらいかなあ〜、よく判りませんが、何とか栃尾辻からの分岐尾根に到着。

お馴染みになりました
ナメリ谷からの登山口です
見た目より厳しい登りが続来ます

 前回は積雪沈み込みにいじめられた尾根を、高崎横手の分岐に向かいます。1時間以上かかって高崎分岐に到着。どうしよう時計周りか逆回りか、まあ今回は前回の敵討ちやし、前回と同じ逆時計周りで、先ずは明星ヶ岳を目指します。

尾根に着きました
川合から栃尾辻経由尾根縦走道との出合です
トンネル西まで車でいけない頃の
主たるコースです
此処まで3時間以上は
かかるのではないでしょうか
これもおなじみです
狼平との分岐、高崎横手です
何時間か後には此処に戻ってくるはずです
しかし雪の無いときとエライ違いますね〜

 直ぐに下りてくる単独の男性と会いました、「コンニチハ」 お定まりの挨拶で 「レンはどうです、咲いてますか」 「はーなんですか」 「いやオオヤマレンゲです」 「いや〜そんなの見ませんでしたよ。私は初めて来たのでよくわかりませんが」 「はあいやあの、まあ有り難う御座います、お気をつけて」 「え〜ほんまかいな」 そのあと又もう一人男性と会い 「レンゲどうです、咲いてますか」 「レンゲ?あーああ咲いてました、沢山咲いてました」 「そうですか、いやお気をつけて」 んん〜なんかおかしいな〜、ちょっと反応が納得いかんな〜、ここらはレンゲ道ゆうけど、木はないし行ってみんとわからんな〜。

雪のときはこの看板が半分ぐらい
埋まっていた気がしますが
レンゲ道細尾山付近
マメな人がいますねー
地図にはない名称だと思うのですが
明星ヶ岳直下の尾根筋で見つけました
お馴染みの風景ですが
雪のあるのと無いのでは
こんなにも違うのです
今年の冬ここに来るまでに
オヤジはラーメンを頭から被る悲劇に
( なんのコッチャ、詳しくは
親父の山歩き報告No78で )
無念のリタイアを余儀なくされたのです
レンゲ道と弥ばれても
何処にも見当たりません
ひょっとして田んぼに咲く
レンゲ草のことと違うかー(アホか)

 何とか11時前に明星ヶ岳に着きました、山頂で休んでおられたご夫婦に挨拶、関東から最近関西に来られて近辺の山を歩き出しているとの事ですが、やはりレンゲについては知らないそうで、弥山からこちらに来る途中では見なかったとの事です。厳重な柵があり驚きましたとの事で、どうもコリャ雲行きが怪しくなってきたな〜、ホンマの雲行きもチョットガスて来ましたが、まあ八経では普通でしょうか。

 シャッターを頼み、最近こちらへ来られてからの山歩きの話など聞かせてもらいしばし休憩、気になる八経ヶ岳とその先のレンゲ保護地区に急ぎます。八経山頂はこれまでとはうって変わって大賑わい、さぞかしトンネル西口は駐車の車で大変な事になっているのでしょうね〜。

 日曜日の特徴は平日より極端に若い人が多いこと、オヤジとしては新鮮な感じです。それはそうとレンゲ、レンゲ、どないなんや、残念ながら防鹿柵の中には、花はおろか蕾もほんの少ししか見ることが出来ません。なるほど、これでは知らない人に聞いても 「ん、なんです、レンゲ、んん」 納得です。

八経ヶ岳山頂
ほんとは回りは登山者がひしめいています
今回の大山レンゲ観賞はこれでお仕舞です

 まあオヤジの思い込みが強すぎました。もう少しネットで他の山歩き報告を確認すべきでした、スンマセン (自分自身に謝ってます)、それにしても師匠を誘ったのが空振りでよかったです。気落ちしながらも到着した弥山小屋前は、大変な人で混雑しています。座るベンチもなく弥山山頂神社の方で (こちらはなぜか閑散としています) ラーメンタイムです。ちょうど12時です。

あ〜あ、あ〜あ
洞川温泉立ち寄り湯が悪いのやあー
(そら関係ない、あんたが悪い)
はいおっしゃるとおりです
ここまでチャンと来てお参りして下さい
(なんでや) いや、まあなんでとゆうことは
ないのですが、弥山山頂

 前回は、立ったままの食事でしたが、今回はユックリ、コーヒーもおいしく頂いて (ホンマは落ち込んでますが)13時前にボチボチと狼平に向かいます。まあなんかの間違いで、狼平上部のレンゲが少し間違って咲いていてくれへんかな〜、(あまいな〜) はい全く蕾さえも姿を見せず、オヤジはますますヨタヨタ歩きになって狼平に到着、前回来た時とは違い小屋の周辺がえらいことに、谷からの土石流で荒れています、ただ小屋の横のオオヤマレンゲの小さな木は無事でした。

狼平へ向かう途中
梅雨の時期にこれだけ展望が利けば
まあゆるしたろかなあ {誰を許すのや}
そら自分自身やろかいなあ
(ケッタイな日本語や)
お馴染みの狼平に下る木道
こちらも少ないですが
大山レンゲが辛うじて残っている地域ですが
もちろん今は蕾すら目につきません
しばらくこないうちにエライ事荒れています
狼平避難小屋上部
この小屋の写真を撮るのも何回目でしょうか
一度テント担いで 来たいものです

 リュック下ろさず直ぐに高崎横手に登り返します。途中久しぶりにユウレイ草に出会いヘタクソ写真をパチリ、なんで花の写真撮るのヘタクソなんやろう (花だけ違う全部や!) OKAOKAのひと全員綺麗に撮らはるなあ〜、まあそれもこれも反省こめてヨタヨタ疲れた足を引き摺り、朝から上って来た道を引き返します。

 傷心の足取りは重く {大層なやっちゃなあ〜} 登る以上に時間がかかり、ヨレヨレになって車に戻って来ました。もう17時を少し回っています、いつもながらこのコースは時間がかかりすぎてしまうオヤジです。

最近余り見かけません、ユウレイちゃん
北山のほうでは最近どうなんでしょう
皆さんの報告も少ない気がしますが
狼平から高崎横手に向かう途中
あんまり怖くない若々しいマムちゃん
金引橋近くの林道

 どうも冴えない歩きでしたが、実はちょっと恥ずかしいのですが、今日はオヤジのバースデイなんです。{それがどないしたんや} はあまあ、どうとゆうことはないのですが、この歳になると余り嬉しくないのですが (誕生日とお正月は) でも何とか50歳代に (そらサバ読みすぎや) なっても元気に(?) {ヨレヨレやんかい} 山歩き出来ている幸せに、いままでお世話になった皆様に、これから益々お世話になる皆様に、後期高齢者オヤジ伏して、伏して、なほ伏して (そこまでいかんやろ、ヤケクソでゆうとるなあ〜)  感謝  感謝。

まあ大山レンゲならぬ小紫陽花でお開きにさせてもらいます
情けない報告になりました

                             【洛西オヤジ記】