初心者オヤジ今週は女人大峯稲村岳から山上ヶ岳 登りらしい登りは無いのにロングな歩きで ヨレヨレになってしまいました 親父の山歩き報告(NO.89) |
遍路傘も可愛らしい、よく似合っている、{もうええ、気持ち悪いだけや} それにしても、丸い手すりにカメラ乗せるの難しかったで〜 △稲村岳山頂 |
2015年5月29日(金) 洛西オヤジ
アクセス: 京奈和自動車道ーR24−309−洞川温泉ー母子堂駐車場(ゴロゴロ水駐車場)今回の温泉は洞川温泉たちより湯に拠って帰宅 コース: ゴロゴロ水駐車場ー五代松鍾乳洞ー法力峠ー山上ヶ辻ー大日山ー稲村岳ー山上ヶ辻ーレンゲ辻ー山上ヶ岳ー表参道ー大峯大橋ーゴロゴロ水駐車場 こんにちは洛西オヤジです。今週は奥駈けにとゆうと、例のオオヤマレンゲが気になるところですが、いくらなんでもまだちょっと早い気がするのですが、(ところがなんと、帰りに拠った洞川温泉の露天風呂庭で、レンゲが満開になっていました) 正確な情報を確かめる前に、そういえばまだ稲村岳には行っていないなあ〜と気が変り (とりあえず、行き会ったりばったりや) 出かけることになりました。 又出発が少し遅れて (このごろいつもや!) 奈良市内から橿原でチョット通勤ラッシュになり、到着は8時過ぎになりました。もともと停める予定の母子堂に着く少し (まあ20〜30m) かなあ、ゴロゴロ水の採水場の駐車場があり、鍾乳洞なんやらかんやら入り口とゆう表示につられて車を停めました。 一応有料駐車場なんですが、まだ誰もいません。丁度水を汲みに来た男性がおられたので聞くと 「9時からやで」 とゆうことなのでどうしょう。母子堂に移動しようかな〜と考えたのですが、 「かまへんかまへん、ゆうといたる」 と言ってもらえたので 「お願いします、帰りに払うとゆうといてください」 と目の前の鍾乳洞登山口に取り付いて行きました。
ところが目の前に現れた鍾乳洞なるもの、なんだかね〜入り口の看板 {入られる方は、下のゴロゴロ水事務所に連絡してください} 入洞料¥400と書いてありますが、まあ此処最近誰も入ったことがない感じで、締められた扉もさび付いています。まあ縁日の小屋掛けの、お化け屋敷みたいなものでしょうかね〜 (そりゃ言い過ぎや) まあとにかく入るのは諦め先を急ぎます。
しかし、この登山道ゆうのが地味な植林帯の中を、ちんたら、チンタラ、余り勾配が無く、さりとて面白くも何ともなく、ま〜長いとゆうか退屈極まる単調さで奥へ奥へ続きます。小一時間歩いたでしょうか、観音峰からの出会い法力峠を過ぎて、やっと新緑が目につき出してやれやれですが、まだ勾配は緩やかにチンタラ続きます。
何とか右手奥の方に、大日山の特徴ある姿が見えてきましたが、勾配はなほも緩くなかなか時間がかかります。やっと山上ヶ辻に出ましたが、もう11時を回っています。どうしょうなオニギリ食べるか、看板にこの先で食事やキャンプはしないでください、食事はこの小屋の周辺で済ませてください、などと書いてあります。キャンプはともかく、食事するなと言われてもね〜、まあとにかく先に進みます。
勾配はさすがに登山道らしくなって来ました、登り出して直ぐに御夫婦連れと思われる二人連れと会いました、 「展望はよかったですよー」 との事で、往復1時間は掛からないそうです、何とか下りてきて昼食をと考え先を急ぎます。その後男性1人、女性5人のグループと会います。男性が登山道から少し外れた斜面のタラの芽を採ってあげています。いつの世も女性には甘い事です。(たとえ女性がご年配のオバチャンでも)
やがて大日山の登山口と稲村岳の分岐に、オヤジは先に大日山に登ります、といっても何かボロボロのアスレチックなような、階段のような、クサリ場のような、10分ほどで山頂です。何と以外にも展望は利きません、あの独特の山容だと360度の展望を期待したのですが、小さな祠が二つあるだけ、両手を合わせて早々に下りて、向かいの稲村岳山頂に向かいます。こちらも10〜15分ぐらいでしょうか、展望台が作られた山頂に到着です。こちらも表現が悪いですが、安モンのビヤガーデンみたいです。女人大峯と言われる割にはお堂も、祠も何もありません、ただ展望はよいです。
しばし楽しんでと思いましたが、何だかガスが出てきてヤバそうな雰囲気、オヤジはリュックも下ろさず、急いで降ります。案の定10分もしないうちに風が出てきて、山上ヶ辻に戻ってくる頃には、ちょっと雨も降って来ました、食事をしようと、小屋の近くのベンチでラーメンを炊きだしたのですが、雨が強くなり、「アカン、小屋の中に避難」と思いましたが完全閉まっていて、そちらの方が雨の当たりが強く、仕方がないので小降りながら、雨中で立ったままオニギリ食べて 「早よ沸け、」とバーナーしばいて急がして (いっしょや) バタバタ、休憩もなにもあらへん、とにかく15分ほどで出発、山上ヶ岳に向かいます。 幸い樹林の中をしばらくは進むので、雨具は着込まず歩きます。相変わらずのユルーイ登りです。1時間弱でしょうか、レンゲ辻に到着女人結界の門があります、女人結界の説明と協力を求める案内があり、此処からは2回目ですが、やっと厳しい登りになります、別に登りを期待している訳ではないですが、チンタラ歩きも疲れます。雨は止みましたが、回りはガスで展望なし、いくつもの階段を登り、山上ヶ岳広場付近に出ます。
周りは一面のガスで、以前来た時とは全く違った雰囲気です、本堂にお参りに向かいます。全く人の気配がありません、お参りを済ませてどうしょうか迷いましたが、この後、下山するのに結構時間がかかった記憶が何となくあります。
ここでもリュック下ろさずに下山します。宿坊の前を通りまわりをキョロキョロ、それにしても信仰とはすごいです。各地の大峯講の名前が並び、又宿坊の大きさも半端ではありません、お山開きとかはいっぱいになるのでしょうね〜、それと奥駈け道を縦走の行は、吉野から初日が、この大峯山の宿坊までと聞きます、25Kmぐらいでしょうか、それもすごいですね〜、まあヘタレオヤジは、毎度おなじみ西の覗きを見たりしながら、参道をヨタヨタと下ります。
やはり予想していたとうり長いですね〜、やっと着いたお助け水、愛宕のお助け水は登り出して直ぐですが、こちらはまだ半分ぐらいだそうです、エライ違いです。2時間以上かかってやっと大峯大橋(清浄大橋)に着きました。前回は此処に車を停めていましたが、今回はまだ、チンタラ、アスフアルト道を戻る事、約30分やっと母子堂に着きました。ゴロゴロ水の駐車場は目の前です、やれやれ。
車に戻って、リュックを久しぶりに下ろしたら、なんと17時を回っています。いや〜それほどキツイ登りは無いのですが、とにかく長かった〜途中雨にも降られた為、しっかりと昼食時も休憩をせずにチンタラ、チンタラ、約9時間ほどでしょうか疲れました。 先にも書きましたが、帰り拠った洞川温泉立ちよりの湯で、露天風呂の庭で大山レンゲが大きく咲いて、蕾もまだいくつかついています。上はどうなんでしょうかね〜、師匠次は気合入れて、弥山に逢いにいきますかあ! 長丁場でしたが、それほど雨も強く降らずに、なんとかヨタヨタ歩きのオヤジを、役の行者さんが大目に見てくれたみたいです。 感謝 感謝。 【洛西オヤジ記】 |
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