初心者オヤジ初めて四国の山へ 石鎚山 久しぶりのピーカンご機嫌山歩きとなりました。 親父の山歩き報告(NO.86) |
天狗岳山頂、普通は皆さんリュックは弥山に置いて 手ぶらで来る人が ほとんどですが 何故かオヤジはしっかり担いで、なんでや!わからんな〜 |
2015年5月8日(金) 洛西オヤジ
アクセス: 名神高速ー中国道ー山陽道ー神戸淡路鳴門道ー高松道ー松山道ーいよ小松インターR11−県道12−石鎚山ロープウェイ前駐車場 前日7日午後出発、駐車場で車内泊 コース: 駐車場から西之川登山口ー石鎚古道ー成就と八丁夜明け峠分岐ー成就へ向かうーロープウエイからの道と合流ー成就社ー遥拝鳥居ー八丁鞍部ーお試し鎖ー前社の森山頂ー夜明け峠ー一の鎖、二の鎖ー三の鎖ー弥山山頂ー天狗岳往復 *復路は鎖場は全て迂回ー成就からロープウエイで下山 こんにちは洛西オヤジです。今回は初めて四国の山に本格的に挑戦となりました、実はいままで四国は剣や石鎚その他の山の周りは年に何回かはウロウロ車で走ってはいたのですが山歩きとしては初めての事です。 いざ行くとなればやはり距離がありますので、前日午後3時頃出発、石鎚登山口を目指します。ゴールデンウイークが終わるのを待っての計画ですが、丁度天気も良さそうです。天気といえば前回は比良の武奈ケ岳でエライ目に会いましたが、今回は師匠推薦の天気予想サイトでも晴れマークがバッチシOKです。 5時間弱で目的地の駐車場に到着、誰もいないのでそのまま停めてお休みなさいです。結構前日の夜遅くまで寝られなかったので、なんとしても寝ないと、だが意識すると帰って寝られないものです。まあそれでも前回の事を思えばマシなほうでしょう、なんとかウトウトしながら4時のタイマーを聞きます。まだ暗いです、そうか近畿より15〜20分ぐらい日の出が遅いのか、まあボチボチ着替えて支度をします。 {相変わらずヒドイ恰好で来てんのやろ}いえいえ今日はまともなジャージとサンダルです。ほんまかいな!前日にカーチャンに作ってもらったオニギリ食べて、歯も磨いて、丁度駐車場に石鎚の名水と結うのが出ています。なんやかんやしていると駐車場を経営している店のほうに明かりがつきました、丁度お風呂の掃除をするためにおね〜さんが起きてこられたみたいです。挨拶をして駐車場代金を払いました、一日¥500オヤジは正直に前日の8時前に来ましたとゆうと¥1000ですといわれました。あ〜あ正直者は損をする。{なにセコイ事ゆうてんねん}。
5時過ぎに駐車場を出発、西之川に向かいます、オヤジの他にももう一人三重県ナンバーの車の人も同じように西之川に向かってオヤジより先に出発していきました。その人はどうも駐車場の経営する宿に泊まっていたみたいです。 10分〜15分ぐらいで西之川の登山口に到着、石鎚古道とゆう案内があります、どこかで聞いたことのある名称ですねーまあチンタラチンタラ参りましょう。
直ぐに植林地の中の作業道に入りこれが結構続きます、陰気でイマイチ変化に乏しくなかなかシンドイ歩きです。比良御殿山コースの植林地の登りほど急ではないですがとにかく長いです、2時間近く歩いてやっと尾根に出ました。明るくなって気分的にもやれやれです、2時間半ぐらいでしょうかロープウエイからの道との合流点に出ました。
此処からは広い一般参拝道を成就社までヨタヨタと進みます。10分かからないうちに大きな鳥居が現れいろんなお土産店などがある成就社の本殿前に出ます。参拝をすませ案内の表示にしたがって登山道に向かいます。最初は八丁坂を鞍部まで緩やかに下ります、途中に遥拝の鳥居があり山頂までいけない人は此処で山頂を遥拝してください、とゆうなんとも切ない場所があります。
八丁鞍部から本格的な登りが始まります。整備がされた登山道で、丸太による土止め、木の階段、などが続きます。やがてお試し鎖です。上部は前社の森の高所になっています。鎖はオヤジはいままで余り見たことない太さの鎖でまー迫力があります。 ただ普通の鎖と違い持ち難いです。鎖をつかむとゆうより足場にして登るとゆう感覚でアスレチック遊具を想像してもらえればよいのでは。きついし、ヤバイし初心者はお勧めできないな〜とゆうのが実感です。
この後一、二、三の鎖場が出てきますが、全ての鎖場には迂回路があります。結論からゆうと、オヤジは最初のお試し鎖だけがんばって登るだけで後は余り無理はしないほうがいいと思います。なぜお試し鎖はがんばったほうよいかといいますと、登った後360度の展望があり目の前には石鎚の迫力ある山容が迫ってきます、これはなかなか見物でした。
後下りるのもなかなか手こずりますがまあ焦らずボチボチおりると目の前に一軒茶屋が現れます。ただし営業はしていませんでした。土日は営業するのでしょうか、冷やしアメの看板が目に付きます。
やがてヨタヨタと進むこと15分ぐらいでしょうか夜明け峠に到着です。オヤジは本当は此処まで西之川から直接来たかったのですが、又年寄りの冷や水となる、自重して自重して、(そやけどこんど来る時はなんとか)。 此処からは登りも厳しくなって、一、二、三の鎖が続きます。オヤジはイチビッテ全て鎖を登りましたがやはり腕が相当疲れて一日経過した今でもダルイ感じがします。最後の三の鎖を登りきると目の前に山頂の社が現れます。
余り追い抜かれたとゆう意識はないのですがもう相当な登山者が山頂には先着していました。どうもほとんどが土小屋からの登山者みたいです。土小屋からだと2時間半〜3時間は掛からないそうです。今度はそちらからやな〜(先ほどゆうてたんとエライ違うな〜)。 とりあえず天狗岳をバックに記念撮影、少し年配の女性にシャッターを頼みました。「これからあそこ(天狗岳)までいかれますか、私もいきたいのですがね〜」オヤジは思わずいけますよといいかけてまだ自分が行ってないのに、となにも言わずにシャッターのお礼だけ言って、天狗岳に向かいます。 弥山から見ているそれほど厳しい感じはしませんがなかなか気の抜けない稜線です。まあジャンダルに向かう馬の背ほどではないにしても、下をみると足の竦む高度感があります。まあ何とか15分ぐらいで到着です。 東京から来たとゆう若いお兄ちゃんが一人で展望を楽しんでいました。香川に研修に来たついでに登ったそうです。もちろんシャッターを頼んで記念撮影、それにしてもほんま360度のピーカン展望 いや〜最後のフレーズを此処でしたくなるほどのお天気に、感謝、感謝です。{もう終わるのか}(いやまだや)。
しばし楽しんで又ヘッピリ腰で戻ります。丁度12時前です、先ほどよりもっと増えています。オヤジは山頂山荘の前のベンチを借りて昼食です。今日は何故かラーメンを炊く気がしないので持参のパンとオニギリで{へーめずらしいな〜どないかしたんか}いや天気よすぎて暑いのです。どうもラーメンとゆう雰囲気ではないです。
30分ほど食事タイムをとってボチボチ下ります、帰りは全て鎖を回避しております。先ほども書きましたが余り鎖に固執するのはどうでしょうか、もっとも昔は鎖しか登る手段はなかったのでしょうか。オヤジにはわかりませんが本来は修験の山、厳しいものがあったのでしょうね〜。 天気は相変わらずピーカンのまま、ユックリと展望を楽しみながら、ウグイスも相変わらず鳴いています。おなじみ口笛会話しながらチンタラ、チンタラです。
成就まで下りも結構時間がかかります。成就のお土産店の前にカキ氷の表示が、思わずイタダキま〜す。ミゾレシロップ¥300、おいしかったです。此処からの下山はもちろんロープウエイで楽チン下山です。
10分もかからないで到着、朝の登りの3時間が10分未満とは情けないですが。さ〜駐車場の宿のお風呂に入ろうと、いそいそと車の所に戻ると、なんとゾロゾロと男性の登山客がお風呂に向かっていきます。話声からどうもバス待ちの間にお風呂に入るみたいです。おそらく狭いだろうお風呂にアレだけの人数は、入れるでしょうがユックリ浸かれずに芋の子状態でしょう。 オヤジは諦め車で新居浜の町に向かいます、途中でナビで確認したところ、丁度インターの手前に武丈の湯と結う温泉施設が見つかり、これがなかなかグーで。露天の温度が低い目で湯船で思わずウトウト、そりゃそうでしょう二晩睡眠不足気味、コリャいかんとサウナで気合を入れて汗を流し目元パッチリ、寝たらあかんぞ!目覚ましガムを噛みながら戻って来ました。 初めての四国山脈山歩きお遍路の山の魅力に嵌まりそうです。今回余りの好天に途中で思わず書き込みましたが改めて、 感謝 感謝。 【洛西オヤジ記】
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