妙高、火打
初心者オヤジちょっと遠出のハイキング
親父の山歩き報告(NO.99-2)


妙高山頂、ものすごい人でしょう
(年寄りばっかりでしょうー){おまえもや!}


 2015年10月5日(月)〜 6日(火)   洛西オヤジ


アクセス
名神 −中央道ー長野道ー上信越道ー妙高インター笹ヶ峰キャンプ場
4日午後出発、約5時間半で笹ヶ峰駐車場に到着車中泊。


コース:

▼10月5日(月)
笹ヶ峰登山口ー高谷池ヒュッテー(リュックデポ)火打山往復ー宿泊

▼10月6日(火)
高矢池ヒュッテー黒沢池ヒュッテ(リュックデポ)−長助池分岐ー妙高山頂往復
黒沢池ー笹ヶ峰駐車場






▼10月6日(火)

 山小屋での起床はそれなりに気を使いますが、まあこのコースではさすがに早立ちとゆう人もなく、4〜5時ごろにみんな起きだします。朝食は6時なので、明るくなってきた5時過ぎに天狗の庭辺りまで散歩がてら向かいます、小屋から一歩でると寒気が全身に纏い付く感じで、思わずジッパーをクビまで引き上げます。

降霜の高谷池と火打山 高谷池降霜

 テントも寒いやろな〜そやけど寝てみたかったな〜、霜で白くなった木道をブラブラ、あ〜綺麗やな〜丁度天狗の庭を見下ろす所で、正面の火打山に朝日が当たって赤く染まります。よしよしまあ今回はこの光景を見られただけで来た甲斐がありました。

 6時の朝食に間に合うように戻ります。小屋に戻ったのは丁度食事が始ったタイミングで混雑しています。しばらく外で待ってから入ります、セルフなのでゴハン残っているかな〜と心配でしたが(なにセコイ事心配してんねん)なんとかありつけました。食事を終えてそれぞれ出発していきます、火打に向かう人、黒沢に向かう人、下山する人まあイロイロですが、オヤジは最後のほうになってからヨタヨタと出発です。もちろん先ずは黒沢池ヒュッテを目指します。

黒沢池です
左に小さく黒沢池ヒュッテが写っていますが
ちょっと見にくいです
池ばっかり撮ってるな〜

 歩きだして直ぐに一ピーク越えます茶臼山です。遅い出発なので前後に人影はなく、まあオヤジ歩きにはもってこいです。茶臼山を越えると直ぐに黒沢池が目に入ってきます、変った形の屋根が黒沢ヒュッテです。到着した黒沢ヒュッテの前の広場に、いくつかリュックが置いてあります、オヤジも雨用のカバーをかけてデポって再出発です。

 今回火打ちも妙高も登山道の核心部は軽身です、まあ今さらですがテント担いでもよかったな〜、今さらながらくやんでいます。(諦めがわるいのや!)黒沢池から妙高へは、先ず大倉乗越のピークを越えて、長助池分岐に此処からが本格的な妙高へのアプローチになります(まあそんな大層にゆうほどのことでは無いですが)まあ最初にハイキングと書いたのは、ちょっと不適切な表現かもしれません。

長助池 いよいよ妙高山への登山道
(ちょっと大層ですですね〜)

 よたよたくそエライ登りを漕いで1時間半ぐらいでしょうか、ワイワイガヤガヤ賑やかな山頂に到着です、北峰が一応山頂となっているみたいですが、南峰のほうが少し高いらしいです、南峰から先がスキー場が沢山ある妙高高原からのルートになります。よく聞くクサリ場や天狗堂などがある赤倉登山道や燕登山道です。

 まあどちらにしても、なかなか人気のコースで、特に最近テレビで田中何とか君が挑戦している100名山一筆歩きとかなんとかゆうので、100名山の人気が盛り上がっているとのことです。その影響かなんだか判りませんが平日でもまあ賑やかな事、多いのが年配者のグループ登山で、10人以上が当たり前で、20人ぐらいの団体さんもいるのではないかと思われます、そんなグループにいくつも出会います、なんか昔の山岳信仰の講の団体みたいです。

又イチビッタ写真です
スンマセン、 妙高山頂直下
妙高山頂はもう直ぐ

 ここでもオヤジは、そそくさと山頂からもと来たコースを戻りますが、下山中も何グループかと出会います。いや〜結構結構、しかし平日でこの状態だとしたら、土日はどうなんのやろな〜、そんな心配しながら黒沢ヒュッテに到着です。丁度12時を回っています。

 小屋前のベンチでラーメン炊いていただきまあ〜す。さあ後は笹ヶ峰に戻ります。黒沢池の横の遊歩道(?)を通って行きますが、此処がよかった〜(なにがよかったんや)ー先ず人がほとんどいなかった〜静かな晩秋の湿原と草もみじ、周りの山の木々の色のグラデーションは、しばらく立ち止まって見惚れていました、(ロマンチックやな〜){気持ちわるいのや!さっさと戻らんかい!此処は新潟やぞ、京都まで戻らなあかんのや}はいはい、ヨタヨタ昨日の高谷池との分岐まで戻り笹ヶ峰に下ります。

黒沢池から もう晩秋ですね〜

 これが思ったより時間がかかりました、15時ごろには戻れるかな〜と思っていましたが、なんと15時半を過ぎています。笹ヶ峰は大きなキャンプ場です、自販機もあります、早速冷たいお茶かポカリか水か飲みたい〜、甘いな〜ほとんど売り切れの赤ランプ、辛うじてウーロン茶の一レーンが残っていました、おおきにおおきにそやけど高いな〜、まあええか〜喉を潤してカーチャンに帰還報告、携帯は結構山の上でも繋がっていました。スキー場の関係でしょうね〜

 来る時は夜で見えなかった牧場の牛なんかを写真に撮りながら、先ずはふもとの温泉に向かいます、チンケナ温泉ですが、本物の温泉しかも今どきの銭湯より安い¥400、汗を流してあ〜あサッパリしました、ほんならボチボチ帰りましょう、どうしょうかな〜帰りは日本海側走るかー、糸魚川やな〜超デカエビフライ食うかーそんなこと考えていたら、妙高のインターに入って信濃町を過ぎてしまい、来た時と同じ中央道で戻って来ました。

 さすがに眠たくなったので、途中コーヒタイムなどを取りながら23時ごろ「カーチャンただいまー」となりました。今回野暮用ひしめく中の弾丸山行きでしたが、天気に恵まれ晩秋の山歩きを満喫できました、特に降霜早暁の火打山、我を忘れて見惚れた黒沢湿原の秋色、日本の秋やあ〜  感謝 感謝。

黒沢池、今回はここまで!


                             【洛西オヤジ記】