初心者オヤジ 今週は、大江山いく野の道の遠ければ〜百人一首の世界へ 

鍋塚ー鳩ヶ峰ー大江山(千丈ヶ嶽)振り子歩き
迷った末のコース選択でした
親父の山歩き報告(NO.91)

山頂記念写真はマンネリ気味ですが
一応撮る癖がついてしまいますね〜


2015年6月10日(水)   洛西オヤジ


アクセス:
京都縦貫道 (一部まだ未開通) 綾部大江インター府道533、R175−R9−二瀬川バス停ー鬼の交流館ー林道分岐 (最後の画像確認) ー鳩ヶ峰、鍋塚鞍部休憩所 (駐車)

コース:
鞍部休憩所ー鍋塚往復ー鳩ヶ峰ー大江山 (千丈ヶ嶽) 往復ー再度車で鬼嶽稲荷に向かい周辺散策。

鬼嶽稲荷神社に車を停めて千丈ヶ嶽、鳩ヶ峰、鍋塚往復、林道を鬼嶽稲荷神社に戻るコースも考えましたが、アスファルトの林道を2時間ほど歩くことになるので、林道は車移動で楽チン歩きとしました。 (歳相応です、45歳を越えたオヤジはもう無理はできません)





 こんにちは洛西オヤジです。奈良の方が続いたので北に行くかあと (気の変りやすい奴やなー) 花の100名山、百人一首の世界、いやいや酒天童子の鬼伝説の山、まあどうでもええのやけど、とにかく毎度のパジャマ姿で京都縦貫道路に乗って早朝5時に出発。

 亀岡に入った途端 (なんやこれは!) ものすごい霧、さすが亀岡、さぞかしポンポン山か愛宕の何処か、いや越畑あたりから雲海が見えているかな〜、そういえば大江山も雲海は写真で紹介されてたな〜、結局霧は最後の大江町まで濃霧注意報が出ていたみたいで、薄くなったり濃くなったりで消えることはなかったです。

 綾部大江インターから一旦福知山に向かい、途中からR9号で大江山に向かいます。前からこの地区を車で走ると、元伊勢とゆう地名が沢山出てきて気になっていました。内宮、外宮、天岩戸に五十鈴川、まるで三重のお伊勢さんそのままです。

 まあチョット講釈タレルと、天照大神を今の伊勢に奉りする前に、日本の彼方此方にいかれて、そのうちの一つがこの大江町にも、そして宮津にある元伊勢籠神社も同じだそうですが、大変なにぎわいを呈していたそうですが、なんせ2000年以上前のことだそうで、気の遠くなる話です。外宮、内宮、鬼の茶屋、二瀬川渓谷、から少し走ったところ二瀬川バス停を左折、鬼の交流館を過ぎ左に大きなログハウスが見えたところが、鍋塚と鳩ヶ峰の鞍部に向かう林道入り口です。注意して走らないと通り過ぎてしまいます。

チョットわかりずらい分岐です
車で走っていると通過してしまいます
右折します。鞍部の休憩所に向かう林道です
直進が鬼嶽稲荷神社への林道です
(林道とゆうより府道とゆう感じですが)
左のログハウスの建物が目印です
鳩ヶ峰と鍋塚との鞍部休憩場に車を停めます

 林道といっても綺麗なアスファルトの道で、離合もフアミリカー同士なら出来ます。10分ぐらいでしょうか鞍部に到着、期待どおりとまでは行きませんが雲海が見えています。あわてて着替えます。(そのままでええやんか) (なんぼなんでもパジャマ、サンダル履きではあかんやろ) まあとにかく右の鍋塚に向かいます。しかし直ぐに霧に覆われ見えていた雲海もさえぎられてしまいますが、まあガスッているわけではないので (ガスと霧はどうちがうねん) 歩いているうちに又みえるやろう。

 30〜40分ぐらいかなあ〜、鍋塚に到着です。案の定、霧は薄れて、それなりに南のほうは雲海らしき雰囲気が見えています、まあ早起きは3文の得ぐらいでしょうか、よしよしええやんか〜です。

鞍部から見る雲海 鍋塚に向かう途中から
雲海に浮かぶ山はわからないです
正面に見えるはずの鍋塚は霧の中です 鍋塚山頂、霧は晴れました

 しばらくボケーと雲海を楽しんで戻りますが、途中なんやら無気味な頭蓋骨が転がっています、しかも3個ほど、なんや気色わるいな〜、たぬきかな〜、鬼に食われ拠ったんやな〜、そうとしか考えられへんな〜、お〜怖い、やっぱり鬼がいるのやこの山は、そのわりには明るい日差しに覆われる鍋塚を背にして、鞍部から今度は左に、鳩ヶ峰から千丈ヶ嶽の稜線に向います。

鍋塚山頂 鍋塚山頂付近でウツボグサ
登ってくる時から30分も経たない内に
霧が晴れて来ました
戻る途中から鍋塚を振り返ります
こんなのが3〜4個転がっているのは
鬼が食べたとしか思えないのですが
同じ写真撮っていても
やはり花のほうがいいですね〜  アザミ
鞍部に戻って来ました
右鍋塚、左鳩峰から千丈ヶ嶽
今度は左に向かいます

 こちらも20分〜30分で鳩ヶ峰に到着、霧がちょっとじゃまやなあ〜とゆう感じでしょうか、まあチラチラと周りの家並みなどが見えますが、スカーとはいきません (チラチラがええのや) どうせ又戻ってくるので直ぐに千丈ヶ嶽に向かいます。一旦下って植林地を右に見ながら山頂に向かいます。とにかく歩きやすいコースの連続で、登山とゆう感じはなくフアミリーハイキング向きのコースです。

鳩ヶ峰山頂からです
霧が出たり消えたり忙しいことです
鳩ヶ峰山頂
後ろは東南方向になります
次の大江山(千丈ヶ嶽)です リョウブ??分かりません!
ハナニガナ サルトリイバラ

 階段状に整備された道を登ると広い山頂に出ます。30分弱でしょうか、山頂には年配の男性が休んでおられました。岡山から来られたそうで、昨晩は加悦のほうに泊まって今朝、山河のほうから上ってこられたとの事です。そのほかにも年配の (自分も含めてですが) 男性4人ぐらいとコース上でお会いしました。

 オヤジは知らなかったのですが、大江山は花の100名山だそうです、まあ花を見に、雲海を見に野鳥を撮りに、いろいろ団塊世代のおじさんは元気です。大江山の山頂も霧が展望をさえぎっています、しばらく岡山の男性と話しながら、霧の晴れるのを待ちます。時々、所々展望が開けます。まあ今回はこれで佳しとして戻ります。このまま鬼嶽稲荷神社に降りて (地図上は30〜40分ぐらいかな〜) 林道を車に戻る事もチラーと考えましたが、2時間以上のアスファルト歩きはイマイチ気が進みません、来たコースをそのまま戻ります。

大文字山によくにている気がするのですが
(最近行ってないので忘れましたが)
大江山山頂
この連峰のトレードマークの案内板です
山頂に着いたときは霧で
展望はなかったのですが
10〜15分ぐらいで晴れました
北西方面、峰山方面でしょうか
鳩ヶ峰に戻ってきてから撮りました
正面の富士形の山が俯瞰案内図があるのですが
山名がよくわかりません

 鳩ヶ峰に戻ると先ほどより展望が開け、宮津湾が初めて見られました、又改めてリユックをおろして、地元綾部から来られたとゆう男性と話をします。濃霧注意報が出たので、雲海を見に来られたそうです。秋口から初冬の早朝の雲海は見事だそうです。地元の方は素晴らしい雲海を見られているのでしょう。オヤジのパジャマと変わらない (失礼) 恰好で普通のスニーカーで来られています。オヤジも着替えずに来られたな〜。

やっと北の方の霧が晴れ初めて
宮津湾が見えました
ヤマボウシ
梅雨の晴れ間に歩く人が結構来ています 鬼嶽稲荷神社からの千丈ヶ嶽登山口
こちらからは40〜50分で山頂まで
着けるみたいです
それより鬼の洞窟とゆう案内に
なんや、なんや野次馬オヤジは行く事に

 車に戻って、どうしょうな〜、今日は早帰りするかなあ〜、まだ11時前です。まあ折角来たのやし、鬼嶽稲荷に行って見ますかー、車で歩くはずの林道を鬼嶽稲荷向かいます。丁度11時頃到着駐車場としてはないのですが、路上に2台ほど車が停まっています。オヤジも車を路肩に停めて、先ずは鬼の洞窟なるものに向かいます。結局この鬼の洞窟への往復が今日一番の難儀な (チョット大層ですが) 歩きでした。

 まあおのぼりさん気分で戻ってきたオヤジは、今度は反対の鬼嶽不動と不動滝、金時逆さ杉 (現地に着いてもなんのこっちゃわからんのですが、) を見学、はいはい遠足、遠足、今日はお気楽歩きです。

気分の良いブナ林です 着いてみるとなんと結うことはないですね〜
たいがいそんなものです
でも野次馬オヤジは見たがるのです
野次馬オヤジの見学その2です
鬼嶽不動尊
野次馬見学その3案内がないので
よくわからないのですが
どうもこれが金時逆さ杉と
ゆうらしいのですが
なんのこっちゃ判りません
(枝が下に向いているところからの
ネーミングらしい)

 鬼嶽稲荷前の休憩場でオニギリをいただいて、視界は限定的ですが、展望も楽しめますので自販機の缶コーヒで (徹底的に手間ヒマ省き) ユックリ休憩です。13時前にボチボチ車を走らせ戻ります、途中の鬼の交流館や内宮、外宮、などにも寄るかーとも思いましたが、修学旅行やないで〜と、スルーして、帰りはちょっと遠回りとゆうか一般道を福知山に向かい、お気に入りの養老温泉で疲れた体を (疲れてへんやろう) 癒します。福知山温泉養老の湯は、まだ現役の頃からのオヤジのお気に入りで、北部方面に仕事で来た時などに寄っていましたが、古い料亭を改築しての温泉でなかなか雰囲気がよく、今回の山行きの〆は最初から決めていました。

鬼嶽稲荷神社
林道(府道?)はここまでです
赤鬼さん、キャーカワイイー(なにゆうてんねん) 青鬼さん、キャーカワイイー(なにゆうてんねん)

 まあ今日は山歩きとゆうよりはお気楽ハイキングでしたが、思いがけない雲海らしきものも見られ、久しぶりのお気に入り温泉にも入って (湯上りで食べた宇治金時がおいしかったあ〜、下戸オヤジは皆さんのようにビールではないのが興ざめですが)     感謝  感謝                             

                             【洛西オヤジ記】