大洞山と曽爾高原(倶留尊山)
初心者オヤジ、初秋の高原ハイキング 親父の山歩き報告(NO.98) |
ススキが光って綺麗です |
2015年 9月11日(金) 洛西オヤジ
アクセス: 京奈和自動車道ー橿原ーR369(本伊勢街道)−三多気第一駐車場 コース: (大洞山) 第一駐車場−真福院−大洞山登山口−大洞山雌岳−大洞山雄岳−スカイランド(大洞キャンプ場)−林道−第一駐車場 (予定コースから全く外れました) コース: (曽爾高原、倶留尊山) 曽爾高原入り口有料駐車場−お亀池−亀山峠−日本ボソ−倶留尊山−亀山峠に戻る−亀山−お亀池−駐車場 こんにちは洛西オヤジです、ここしばらく台風や秋雨前線の影響で関東、東北は大変な事になっています、近年の異常ともいえる気象は本当に心配なことです。こんなときに私事で申し訳ないですが、長雨の影響でなかなか奥の山に行けません、段々テント派のオヤジとしては行動が狭められてきます。 気温が下がると、それだけ装備が重くなり辛いです。10月はもう雪が降ると思われます、それと10,11月は例年野暮用がワンサカ待ち受けています、焦るオヤジです。 まあ焦ってもしかたないので、近場でちょっと早い秋を見つけに、ススキで有名な曽爾高原、その前に近くの大洞山にヨタヨタ行く事にしました、本当はもう一つ三峰山も行きたかったのですが、いつものドジをやらかして大洞山と倶留尊山に行って来ました。
早朝4時ごろ出発、今日は強行ハイキングのつもりです。比較的に身軽で、しかも家を出る時から身支度をすませ(珍しいなー)ひたすらR369伊勢街道を奈良、三重県境の三多気の集落に向かいます。7時過ぎに到着、直ぐに出発です。オヤジは知らなかったのですが、三多気の集落は桜が有名みたいです、桜シーズンは賑わうのでしょう、大きな駐車場がいくつもあります。
今は静かな桜並木を通り、真福院を抜けて登山道入り口に到着、今日はこの後、ハードな歩きを予定しています。ペースを上げたいのですが、ヨタヨタとしか歩けません、整備はされていますがきつい登りです。
30分以上ヨタッたでしょうか、やっと階段状のコースから尾根に出ました、回りも明るくなって、ススキも目に入って来ました。大洞山は遠くから見ると、ラクダのコブみたいな二つの峰が見えます、雌岳と雄岳です、雄岳の方が標高1000mほどで少し高いみたいです。
先ずは雌岳に到着、天気はまずまず写真パチパチ、直ぐに雄岳に向かいます。15〜20分ぐらいでしょうか、雄岳山頂に到着、本来は先の倉骨峠などに向かうルートが一般的なようですが、オヤジはすぐに引き返して駐車場に戻るつもりでした。
雌岳山頂の手前まで戻ると案内板があり、林道、大洞スカイラウンドの案内があります。何となくこちらの林道からの方が早いような気がして、向かいます、あ〜あそれがマチガイの元です。登りと同じような感じの登山道をヨタヨタながらぶっ飛ばします。20分しないうちに、登山道の案内のあるアスフアルト道に出ました、もちろん登りに取り付いた地点ではありません、この時点で間違っていました。
途中で右に向かわないといけなかったのですが、大洞キャンプ場まで来てしまいました、此処で地図を見て落ち着いて確認すれば良かったのですが、まあこのまま進めば戻れるやろうと、いつものエエカゲンな思考がが働き (思考なんてなもんやないやろ、なんにもかんがえてないのんや) ドンドン、アスフアルト道を下って行きます。 30分以上歩いた(走った)所で、ふと我に返り、アレー何処に行くのやおかしいでー、これは林道違うで大洞スカイラウンドや、キャンプ場に向かう観光ルートや、やっとここで地図を取り出し、あかん、全然とっけんはっけんや、トンでもない所に来てるでーどないしょう、あ〜あ戻るんかいな、邪魔くさいな〜相当なロスや、このまま進んだら、何とかならんかいなーと、アスフアルトの道をヨタヨタ進むオヤジ、周りに人家はなく道を聞こうにも車も通りません。
なんちゅう田舎や! (そんなことゆうたらアカン、すべてお前がアホなんや) {はいスンマセン、おっしゃるとうり} 時刻はあっとゆうまに,、11時を回ってしまいました。もう三峰山は諦めて、いやいや曽爾高原も行けないかも知れません、とにかく車に戻らないと。 丁度その時、お茶畑で作業をしていたらしいオッチャンが、車を動かして農道から出て来ました、「スンマセン道に迷ったのですが、三多気の村に戻りたいのですが」 「全然反対の方向やで、まあ下まで降りて伊勢街道を戻ったらいけることはいけるが」 「どれぐらいかかるでしょうか、R369まで30分ぐらいでしょうか」 「まあ下りやから 大通りまではそんなもんやが、そこから峠を越えていかんとあかんで」 「判りました、どうも有り難う御座いました」とお礼を言って歩き出すと「後ろに乗り、適当な所まで送ったるわ」とのありがたいお言葉「え〜ほんまですか 有り難う御座います」。 慌てて軽トラックの後ろの荷台に飛び乗らせてもらいます、それからなんと15〜20分ぐらいかけて三多気の村落の入り口まで送ってもらいました。「有り難う御座いました、わざわざ遠回りしていただいたのではないでしょうか」「いや少しだけ通りすぎただけや」ホンマですか、スンマセン有り難う御座います」平身低頭のオヤジ。いや〜おそらく歩けば2時間以上はかかると思います。助かりました。感謝、感謝、です。 軽トラの荷台でしがみ付いていたら、以前鈴鹿の雨乞い岳で同じようにルートを間違え、鈴鹿ドライブウエイに出てしまい、たまたま車をデポった村の人の軽トラで、送ってもらった事を思い出しました。(ようやるな〜あきれるわ)
車に戻ったのは13時前です、もちろん三峰山は諦めて、オニギリかじりながら曽爾高原に向かいます。30分ほどで曽爾高原入り口に到着、本来最初の予定は大洞山山頂往復3時間、三峰山往復4時間で、曽爾高原では夕景のススキをヘタクソ写真で撮る予定でしたが、こうなったら倶留尊山まで行く事にしました、大洞山では誰にも会いませんでしたが、こちらの方はなかなかの賑わいです、誰もオヤジのようなリュックを本格的に背負った人は見かけませんが、オッチャン、オバチャン、若いグループもいます。
お亀池の周りを左に回って上部の亀山峠に向かいます、整備された遊歩道みたいな道です、分岐はそこに見えているのですが、なかなか時間がかかります、普通のサンダル履きなどではきついかもしれません。ススキの見ごろにはイマイチ早い感じですが、上部に行くにつれて何とか見られる風情が、よしよしやっと機嫌が良くなるオヤジです。
亀山峠を左にヘタクソ写真撮りながら、稜線を進んで二本ボソに向かいます。此処は有料になるのは有名な話です、山頂の手前に管理小屋があります。土日は人がいるみたいですが、今は無人です、もちろん料金箱に¥500いれて(ほんまかい)目の前の二本ボソ山頂に到着、写真でよく見る倶留尊山が目の前にあります、曽爾高原からは見えないです、一旦鞍部に下りて、これがなかなか急な勾配です、又登り返しです、結構きついです。高原回りを歩いている時とは全然違った感じです。
丁度山頂に、到着直前5〜6人の若者グループが降りて来るのに出会いました、突然若い女性が「きゃ〜ヘビ、ヘビ、」オヤジもイチビッテ「きゃ〜こわいーキャーきゃ〜」若いグループは呆然、そのあとエライうけてしまいました。まあ若い人達は面白いです。(どっちがや、向こうは怖がってるのんちゃうか)
山頂は特別に展望もいいわけでもなく、綺麗なおねーさんがいるわけでもなく(いるか!)どちらかとゆうと小難しい名前のわりには地味です。有料の意味がわかりません、直ぐに戻ります。亀山峠から今度は直進、亀山に向かいます、やっとススキが光って綺麗です。本当はもう2時間ぐらい後にくるつもりでした、夕日が沈む頃のススキが見たかったのですがね〜。 まあ親切なおじさんのおかげで、此処にこられただけでありがたいです。ヘタクソ写真撮りながらお亀池に戻ります。さすが人影は少なくなり、ちょっとうら寂しい雰囲気が、やっと、ええな〜秋やな〜。
戻った駐車場も管理の人は帰ってしまい誰もいません、この時間に来れば駐車代はいらないみたいです (セコイ事ゆうな) ユックリヘタクソ写真を撮りながら、後半はヨタヨタ歩いてきたので (ヨタヨタはいつもや) 17時を回ってしまいました。さ〜後はいつもの温泉、今回は曽爾高原お亀の湯です、此処は中々うれしい源泉かけ流しの温泉で、露天風呂も本格的に屋根のない広い湯船でお勧めできます。ユックリ浸かってチンタラチンタラ帰ります。 いや、いやいつものドジをやらかし三峰山には行けませんでしたが、曽爾高原でヘタクソ写真は撮れました。予定外の倶留尊山にも行けました、それもこれもあの親切なオッチャンのおかげです、いつもより数倍の気持ちをこめて 感謝 感謝 です。 ヘタクソ写真最後にもう少しお付き合いください
【洛西オヤジ記】 |
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