初心者オヤジ 但馬の滝めぐりと岩陵尾根周回
七種滝、七種山、七種槍

低山と侮ったオヤジは厳しいアップダウンにヨレヨレ帰還
すんません!まいりました
親父の山歩き報告(NO.92)

山頂写真です(えらい事メタボになってきたな〜)
いわんといて気にしてるのやー


2015年6月17日(水)   洛西オヤジ


アクセス:
中国自動車道ー福崎インター県道406号ー福崎町青少年野外センター
帰路は一般道で篠山から亀岡を抜けて帰宅3時間ぐらいでしょうか。

コース:
野外センター旧山門ー七種滝ー七種山ー七種槍ー野外センター





 こんにちは洛西オヤジです。今週は又梅雨の間隙を見計らって名瀑(?)を見に行く事に。前日少し降ったので滝見物にはいいか〜、とゆう例によって行き当たりばったりの単純な発想です。

 毎度おなじみパジャマ姿で5時頃出発、ところが名神に乗ろうとしたら集中工事の為乗れません。まあ仕方がない、一般道をヨタヨタ走って、丁度茨城インターの入り口で5時50分頃になり、ゲートが空くのを待っている車の列に並びます。

 ところが、もう後1〜2分とゆう頃にガードマンが、 「スミマセン、工事区間で事故があり開通が遅れます」 とのこと 「え〜なんや、それはないやろ〜」 2台ほど前のオッチャンが、エライ剣幕で怒っています。「事故てなんや通行止めと違うんか!」 そりゃそうや 「そんならそれで、もっと早ようなんでいわんのや! 待たすだけまたして事故で、あきまへんて、どうゆうこっちゃ」 おっしゃるとうりです。

 まあオッチャンの怒りが収まるのをみていたら遅くなるので吹田に向かいます。したがって直接中国道に入ってチンタラホイサッサです。馴染みの福崎インターで下りて、目指す野外センターに向かいます。途中アクシデントがありましたが、何とか8時前には福崎青少年野外活動センター (正確には長い名称です) に到着、七種山登山者用駐車場 (無料) がちゃんとあります。いや〜親切、親切、さあ又お着替えをすまして、出発です。先ずは七種滝をめざしてアスファルトの林道をチンタラです。

田口奥池です野外センターの入り口です 鴨とアヒルがいます
人をあまり怖がりません

 結構時間がかかります、30分ぐらい歩いたでしょうか、なにやらゆ由緒ありそうな山門が出て来ました。現在はもっと麓にある金剛城寺の旧山門だそうで、此処まで車で来られます。トイレもあり、滝見物だけならここまで車で来ればいいのではないでしょうか、ただ山門は残念ながら落書きだらけで情けないですね〜、いつもこんな状態を見るのですが、憤慨するよりもなによりも日本人としてなさけないなあ〜、有名な観光施設に落書きなどが発見されると、大々的に報道されたりしますが、人目につかないこんな所の文化財に落書きをするバカの愚行も、もっと断罪するべきです。

アスファルトの道をチンタラです 旧山門です
ここまで車でこられます
右手前にトイレがあります

 教育の一環として愚行 (落書き) を行った人間を各地の小学校の正門で、クビから {私は大切な文化財に落書きをしました} とゆう看板をぶら下げて、登校下校時に立たせて、その後5〜10年の懲役にするべきです。(えらい過激やなあ〜) どうも今日は怒ってばっかりやな〜、まあ先を急ぎます。

 途中沢沿いの道もあるみたいですが、どうも歩かれた形跡はあまり見受けられず、オヤジはアスファルト道を進みます、やがて鳥居があり、後ろの石橋を渡ると、虹ヶ滝とかゆう案内と小さな滝が見られます。右の急な遊歩道を登ると目の前に七種滝が現れます。

山門からもまだアスファルトの道が
滝まで続きます。右手の沢沿いに遊歩道もある
みたいですが、あまり歩かれていないみたいで
荒れています。右手の石は弁慶のこぎり岩とゆう
案内が有りますが、なんのコッチャです
手前に鳥居前の橋を渡っていくと
虹ヶ滝とゆう案内があります
ここからやっと登りが始まります
虹ヶ滝 七種滝です
思ったより水量が少なく
迫力に乏しいです

 こちらは落差もあり、なかなかの名瀑です。滝つぼ付近に下りて写真を撮ります。頭の上から声が聞こえます。遊歩道を右から少し回りこんで上ると、上部の七種神社に出ます、滝は目の前、ご夫婦が滝の写真を撮っておられました。 「もう少し水量があるといいのですがね〜」 としばしお話をしてから登山口に、さあここからが今までとは一転しての急な登りが始ります。

七種神社、左後ろが登山口です 登山口の案内

 それまでは観光遊歩道、登山道入り口から、いきなり補助ロープが現れます。兵庫登山会の何ともオヤジ好みの案内板があり、思わず写真を撮らせてもらいました、なるほど急登でもがくのも自分自身の人生ですか、いや〜山歩きするものには名文句です、これから時々使わせてもらいます。

いままでの歩きとは一転しての
急な登りが始ります
オヤジがメチャクチャ気に入った案内板です
兵庫登山会さんのボキャに脱帽

 しかしこれほど極端に変化するコースも珍しいです、ヨレヨレになりながら何とか展望台から、尾根分岐を経由して七種山山頂に到着、バテテいるくせに山頂にある、つなぎ岩、笠岩の案内に野次馬オヤジは、ヨタヨタと急な斜面を下り見学に行きますが、まあ先週の大江山の見学同様、ン〜ン〜 (なにきばってるねん) 特に笠岩の方は、わざわざ兵庫100景と肩書きがあります。ん〜 (まだゆうてんのかいな) 見学の後は分岐に戻り、兵庫登山会がご指摘の健脚コースに向かいます。

確かに人生そのものの厳しい登りです この案内板もシャレています
そのプレゼントされた展望です
残念ながら曇ってイマイチですが
山頂直下の分岐案内です
後ほど山頂から此処まで戻り
尾根縦走に向かいます
つなぎ岩
ネーミングの意味が
イマイチわかりませんが
山頂から見に来るのに
えらい怖い岩場を下ります
山頂からの展望です
北東かな〜(磁石もってないのか)
磁石見てもイマイチわからんのです
笠岩、兵庫百景だそうです
ん〜これ見るのに山頂から
相当急降下するのですが
又登るのかと思うとなんだかね〜
笠岩、このアングルだとまあそれなりに
ネーミングの意味もわかるような気がしますが
兵庫百景とゆうのはどうなんでしょうか
(ええのんや!あんまりゴチャゴチャゆうなー)
スンマセン

 強烈な下りが続きます。高度をドンドンさげて鞍部に着くと今度は急騰です。尾根をアップダウンを繰り返しながら最後岩場が出てくると、やっと七種槍に着きます。正午を回っています。ここでラーメンタイムと行きたいところですが、暑さとバテ気味で、ラーメン炊くのはやめてオニギリだけ食べます、この時点で2Lの水は残り500mになってしまいました、ラーメン炊いたらなくなります。

500m先を左に、と書いてあった分岐です
ここまで案内が徹底してると
間違えようがありません
オヤジ向きです
町境の尾根らしいのですが
左が市川町?右が福崎町?
それはともかくどんどん下ります
七種槍ですがここまで来るのに
下り勾配がきつく相当バテました
七種槍直下の岩場

 チョット長い目に休憩して先に進みます、南側の尾根に入らないといけないのですが、うっかりすると山頂からそのまま目の前の尾根筋に入りそうです、案内板に野外センターには行けません、とドジなオヤジの為に書いてあります、丁度反対の尾根に進みます。ここからが岩歩きの本番で下るばかりですが、結構痩せた尾根が緊張感を味わせてくれます。まあヨタヨタいくしかありませんが、それにしても湿度が高いいやな暑さです。

これから向かう痩せ尾根です
なんか怖いような嬉しいようなどっちやねん!
着いてみるとそうでもないですが
この後もっとうれしくなる岩場が出てきます
キャー怖い
よろこんでるんちゃうか
まだまだ続く岩場です
もう飽きたーしんどいがな

 もう下るのもいややな〜と感じる頃に、目安の送電線の鉄塔に着き、小さなピークをそれから二つほど過ぎると、やっと野外センターへの分岐案内です。後は目の前にチラチラ見える田口奥湖に一気に下ります、これが又なかなか強烈な下りで膝がガクガクになりました。

見えて来ましたゴールの田口奥湖です
まだ大分あるな〜
まだ岩場があるで!
初めてクサリが出て来ました
今まではロープばかりでした
やれやれ送電線の鉄塔です
もう少しで右に折れる分岐があるはずです
野外センターに向かう分岐です
700mと書いてありますが
これがなかなかの急降下で膝に来ます

 湖畔に着いてやれやれ、あ〜涼しい (気分だけですが) 野外センターのグランドを横切り駐車場に戻りました。車に積んであったクーラーボックスの中の予備のポカリのおいしかったこと。いつもは、これほど水分は取らないのですが、今日は飲みましたー、その分疲労も激しかった気がします。 (気分と違うホンマにバテたんやろう、ヘタレ!) あかんな〜ちょっとこれでは、今後の山行きに影響します。ハイキングが続きました。次はトレーニング歩きをしないとダメですね〜。

田口奥湖に着きました ゴールの野外センターです。お疲れ様でした
(えらいしおらしいやんけー)
いやいやまいりました
低山と侮った私が恥ずかしい。反省!

 さ〜お楽しみの温泉ですが、以前行った雪彦温泉やその他2〜3候補があったのですが、機会があれば行こうかな〜と考えている笠形山の近くにある市川町のかさがた温泉、せせらぎの湯に行く事にしました。市川町営なんでしょうか、道の駅みたいな農産物の物産館があり、温泉もいろいろな建物があり、こんな田舎に (失礼) ちょっとビックリしました。

 カーチャンに草もちのお土産 (大好評でした) ただ中国道の福崎インターからは大分はなれてしまいます、帰りは一般道で篠山を経由して戻る事にしました、。日没の遅いこの時期、あまりなじみのない篠山の奥地の村々をチンタラチンタラ制限速度を守り (ほんまかい)、いまさらながら兵庫県の広さを実感しながら帰ってきました、ナビは5時間ぐらいの案内でしたが、ユックリ走って3時間弱で帰宅できました。

 今回は低山の歩きだと考えていた甘さを戒めてもらった気がします。七種山尾根歩き、勉強になりました。
                                                 感謝  感謝。

                             【洛西オヤジ記】