▼５月２３日（土）　三日目

　前の晩に 「明日の朝食は、６時で大丈夫ですか」 と新平さんから打診があり、大阪の男性も、オヤジも 「はい大丈夫です、下りるだけですからユックリ寝ます」 の言葉どうり久しぶりに眠剤のんだオヤジ、前日の２時起きもあったのでしょうが、目を覚ますと５時半を回っています。うわー久しぶりの熟睡です。

　洗顔済ますと直ぐに朝食の案内、いや〜贅沢、贅沢、ユックリ食事をしてコーヒ飲んでヨタヨタ準備です。さすが年の功、大阪の男性は手際よく支度を済ませて、「又の再会を楽しみに」 の挨拶をして先に出発されていきました。昨晩のガイド４人組は何時頃出発されたのでしょうか、爆睡のオヤジは知る由もありません。

　大阪の男性から遅れること２０〜３０分 （ドンクサイな〜） オヤジも新平さんに又来年 （今年夏くるかな〜） の約束をして下ります。余り天気予報は良くなかったのですがピーカンです。ユックリユックリ別山乗越しを目指してヨタヨタです。途中の斜面の彼方此方で雪渓歩きの研修が行われています、遠目ながら足を止めて見学です。

下山です 別山乗り越しに向かう途中 劔御前からの稜線です 劔山荘が見えています	昨日から研修小屋に入っている研修生の 雪渓歩行訓練です、各大学の山岳部の リーダーなどを対象の研修だそうです

　御前小舎に着きましたが、大阪の男性の姿はありません、もう下りていかれたのかも、いや〜元気です。昨日はガスで見えなかった室堂全景を見ながら、いつもは右の尾根を下りるのですが、今回は沢の真ん中を直下降で （大丈夫かいな） いや実はしっかりしたトレースがついているので、お世話になり下ろしてもらいました、雷鳥荘への登り返しもガスは無いので安心です。視界が利くとゆうのはありがたいです。

　それとなく、ピッケルを意識して歩いて来ましたがあるわけ無いです、だだ広い雪原の割り箸みたいなものですから、それにしても、一人で自分のアホさ加減に思い出し笑いするオヤジです。

又おなじみのショット室堂全景です 右下雷鳥ヒュッテと雷鳥荘、左上みくりが温泉と その上がビジターセンター、 正面の煙の上っているのが地獄谷です この風景をみると今回もボチボチ終わりやなあ〜 あと少し気を引き締めて	急な斜面にはりついて このピッケル（？） 制作はなかなかの試練でした 思い出しても自分のドジさが 悲しいです

　戻ってきた室堂のセンターは、来た時よりもまだ混雑しています。旗を持ったツアーガイドが 「ワチャはちゃ＊？〜｜＃」 と大声で叫んでいます。聞いているだけで疲れます。まあいつもの段取りで、なんとか立山駅前に戻って来ました。こちらも混雑しています。

　そうか土曜日か、いやいや〜新幹線の影響かな〜それはともかく、さーオヤジはいつもの善峰温泉に直行やあー、帰りは心配した土曜日混雑も無く４時間半ぐらいで 「カーチャンただいま〜」 今回最初の日の午前中だけ、ちょっとガスってビビらされましたが、後はピーカンでありがたかったです。小屋を開いて直ぐに連絡をいただいた新平さんに　　感謝　感謝

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【洛西オヤジ記】

※追伸
　佐伯友則さんは体調を少し悪くされているので、奥さんとしばらくは下におられます。その間、新平さんがガンバッテやっておられますので応援してあげてください。もう一つ忘れてました、苦労したオヤジスペシャルピッケル、現場では写真撮る余裕なかったので帰宅後再度作ってみました。今だからこその笑い話です。 ｛あ〜あほんま、どうしょうもないな〜｝