堂満岳 //比良 (シャクナゲの時期を逃した山頂)2016.05.08 |
山頂のシャクナゲは終わっていた |
2016年5月8日(日) 晴れ 森の旅人M
コース: ・イン谷口〜ノタノホリ〜堂満東稜道〜堂満岳〜南比良峠〜大橋〜金糞峠〜正面谷〜青ガレ〜イン谷口 ゴールデンウイークも最終日,堂満岳のシャクナゲが開花していると確認した上で、満開の花を楽しみに現地に向かいました。湖西道路に入ると琵琶湖が靄って見え,比良山系もはっきりしない。晴れの天気なのに視界が悪い。黄砂の影響だろうと思いながら比良ランプからイン谷口へ。 現地には7時過ぎに到着,既に20〜30台は駐車しているだろうか,相変わらず多い,運よくバス停前に1台分のスペースがあり停める。 イン谷口の南に架かる出合橋を渡り,堂満岳取付きを目指す。小川沿いの雑木の林に入り分岐で右折,アスファルト道路に出て登山道に取付く。ノタノホリまでは比較的歩きやすい坂道が続く,その後は古崎川上流部を上り谷も枯れ沢となる。谷から離れて雑木林を大きく折り返しながら坂道を上っていく。ようやく東稜道の尾根にたどり着く,広い尾根には若葉の樹木,そして青空が見えて気持ち良い。
大石の脇を通る。若い男性3人組が下りてきた。シャクナゲの開花について聞くが話が通じない,ピンクの花が咲いていたかと聞くとようやくわかったようで「咲いていた。」と答えがあった。下って行く声に「あの花がシャクナゲか,知らなかった。」と言って遠ざかって行った。小木のシロヤシロが登山道に咲いていました。
細尾根に乗り替える場所からさらに急斜面となる。石を踏み外すと落石してケガをしそうな場所で男性とすれ違うが気を遣う。ようやく,シャクナゲの満開状態を見る,そこは山頂直前であった。しかし,表札のある山頂にはシャクナゲの花は無く,時期が遅かったようだ。残念の一言。しかし,多くの花をつけているシャクナゲも有り満足する。 山頂には誰もいない貸切状態となる。琵琶湖方面は霞でよく見えないが,南に打見山と蓬莱山,北にコヤマノ岳と御殿山がよく見えた。
この後は,時間があるため南比良峠から大橋へ下りました。南比良峠で昼食を摂る。以前見えていた琵琶湖は樹木が成長して見えなくなっていた。大橋への途中にある水晶小屋は崩壊寸前でした。大橋から金糞峠へ谷に沿って上流へ向かいます。渡河場所3ヶ所のうち中間では,流出した丸太橋を復旧している男性が作業止めて通してくれました。続く上流の丸太橋も流出してましたが,問題なく渡渉できました。
金糞峠に着くと,正午で10人以上の登山者が昼食や休息をとっていた。小休止して下ろうとすると,20名近い団体が上がってくるので待つこととなる。間違えば石の転がる急斜面を団体で上がって来ることに関心する。 青ガレまで足場の悪い道を下って行く,途中で数人に出会ったが気を遣う。青ガレ直下の堰堤前で顔を洗い,すっきりしてイン谷口へ戻りました。黄色いオレンジ色のツツジを見た後,タニウツギが咲き始めていました。季節が巡っていくのが分かります。 戻ったイン谷口の樹木の上にも淡い紫色の花をつけたヤマフジが咲いていました。
シャクナゲを楽しもうと登りましたが,山頂の花は少し時期が遅かったようです。しかし,近くで満開のシャクナゲ鑑賞もでき満足のできる1日でした。
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