初心者オヤジ何とか間に合いました八海山 (2) 鎖好きの人にはたまらんやろな〜 オヤジはどうなんや、 「アカン、もう許してー 人間の来るとこちゃうで」 (NO.125_2) |
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えらい手間取りました入道岳山頂 後ろに見えるのが大日岳、その後ろに新潟平野が広がっています |
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2016年10月14(金)〜15日(土) 洛西オヤジ
アクセス: ■名神高速ー北陸道ー関越道ー六日町インター屏風道コース登山口駐車場 コース: ■10月14日 屏風道登山口ー(二合目からのスタートになります)−四合目清見不動ー七合目ー九合目千本槍小屋(リュックデポ) 地蔵岳から八峯稜線を大日岳ーう回路経由で千本槍小屋(宿泊)
■10月15日
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■10月15日
5時前に目が覚めました、もっと寒いかな〜と思っていましたが、毛布上下、その上にかけ布団で何とか寒さは感じず寝られました。今日、中の岳に向かう女性は、おにぎりを食べて6時前に出発して行かれましたが、実はこの後思いがけない状況で、又逢うことになります。
朝食を終えて皆さんそれぞれ出発、横浜の団体さんは八峯の稜線に、オヤジは例によって準備に時間がかかり最後に出発です。7時過ぎ誰も残っていません、オヤジはう回路で大日の下まで行って、稜線に登って入道岳に向かう予定です。ここで昨日から書いている思い違い、う回路から上部稜線に向かうルートが、大日岳を挟んで二つあるとゆうことです。
昨日降りたのは大日岳の摩利岳側のルートですが、反対の入道岳に向かう壁を降りた所から、同じくう回路とつなぐルートがあるのですが、これが新開道に向かうマップに乗っているルートなんですが、オヤジはもっと先にそのルートはあると思っていました。昨日降りて来た日の池、月の池を通る分岐を過ぎ、大日の直下辺りから、厳しい下りを相当降りて比較的に緩やかな所に出ました。 左上部に入道岳が見えます。なんかおかしいな〜、もうボチボチ稜線への分岐あるはずやな〜、オヤジの頭におかしい、おかしい、ヤバイ信号点滅、繊細な地図がないのでわかりませんが、稜線からこれほど離れるのはおかしいと、先ずは基本に戻りはっきりわかる昨日降りた分岐まで戻るつもりで、引き返すことにしました。
戻る途中で後ろの方から登ってくる人の気配がします。振り返ると例の横浜の女性です、「あれ〜どうしました」女性は「よかった〜、あえた〜、どうも分岐を見過ごしたみたいで、新開道の七合目の標識まで降りてしまいました」「いやいや私もそうなんです、おかしいな〜と引き返したところなんです」ドジッた二人の再会です。 それから10分ほど戻った所に、上部稜線に上がる分岐はありました。気をつければわかるのですが、二人で顔を見合わせ、「あ〜あ、ここやんか」原因は昨日降りたルートと、今日登るルートの距離感でしょうか。それと小屋に在ったコース案内の表示が(もっと入道岳に近い表示でした)感覚を狂わせたようで(これは女性も言ってておられました)分岐案内板が草むらに置かれていて見落としたのです。二人とも山と高原地図しか持っていなくて、微妙なルートがわかりませんでした。
なんとか大日岳から入道岳側の稜線に乗れてヤレヤレですが、なんと横浜の団体さんが休んでおられました。こうなると女性はともかく、オヤジは再度八峯を超えてきても変わりなかったかな〜と思いました。女性は1時間半以上のロスなので先を急がれて行かれました。まああのスピードなら何とかなるのではないでしょうか。 ただし大変な歩きになるのは間違いありません、健闘を祈って握手してお別れです。オヤジと横浜の団体さんはリュックをデポって入道岳に向かいます。ほとんど危険な箇所はなく30分かからないうちに山頂に到着しました。
横浜の団体さんと一緒になり、写真など撮ってもらいます。結局リュックをデポた所まで一緒に戻りました。団体さんも新開道で下山するとの事なので、オヤジは先に出発します。しばらくは又鎖や長い梯子の急な下りです、何とかオヤジが引き返したあたりから、まあ普通の登山道になりチンタラチンタラ戻りますが、途中七合目の標識がありました。いや〜あの女性はこんなとこまで降りてきたのや〜、それにしてもここから戻り、あの時間にオヤジと逢うとゆうのはものすごいスピードやな〜と改めて感心しました。 このコースはもちろん登ってくる人もいます。単独3人ぐらいと地元の学生さん、グループ5〜6人挨拶しながらチンタラです。天気はピーカン土曜日、にしては登山者が少ない気がしますが、やはりロープウエイで上がるのが主流なんでしょうね〜。ちょうどお稲荷さんの祠がまつってある所で、正午を過ぎたので行動食で昼食、もうラーメン炊くのは邪魔臭い、休んでいると結構年配の単独男性が下りて来られて、なんとリュックから油揚げを取り出しお供えされてお参りされています。 お話を聞かせてもらいました、朝5時半ごろから屏風道で登り八峯を回り(入道岳も)降りてきたとの事です。時刻は12時過ぎなんと7時間弱で回ってこられたみたいです、地元の方で信仰登山者とゆうのでしょうか。「すごいですね〜」と話すと「いやいや、もっとすごい人がいます、今日も屏風道で二人に抜かれました」との事です何にしてもすごいです。
そうこうしていると、横浜の団体さんが下りて来られました。途中でやはり行動食を摂ってこられたそうです。休憩されるみたいなのでまたオヤジは先に出発です。お参りされていた単独の男性は、オヤジなんかとは次元の違う速度で降りて行かれました。
ヨタヨタとオヤジは下りていきますが、やがて沢が現れ右に左に渡渉をしながら下っていきます。今回の歩きほとんど花らしきものを見ませんでした(まあ、余裕がなかったからだと思いますが)湿地とゆうこともあり、ちらほらと菊などが目に付きますが、やはりススキがきれいで、リュック下してヘタクソ写真撮りますが、カーチャン曰く「へたくそはなにを撮ってもヘタクソや」ハイそのとおり認めます。
沢が切れ大きな赤い火の用心の横断幕が目に入ってきました。新開道の登山口です、ここから広い林道を下って行くのですが、車を停めた二合目へのトラバースする降り口がわからず、又、老いぼれ頭がおかしい、おかしい点滅、山と高原地図で迷うと書いてある所でしょうかね〜。しばらく戻ると横浜の団体さんが下りて来られました。 オヤジが「このまま林道下って行けば、もどれるのでしょうかね〜」と聞くとリーダー格の人が「いや直接降りる所があるはずや」と話していると、後ろの方で「ここや!」と声がかかりました。確かにはっきりとした踏み跡、階段状になっています。目印に細い木の枝が林道の端に突き刺してあります。リボンもついていません、こりゃ通り越すな〜、どうも今回は分岐の見過ごしが多いです。 何とか戻って来た二合目駐車場は、ビックリするほどの車が停まっています。さすがに土曜日しかも好天気とゆうことで賑わっているみたいです。 横浜の団体さんは、全員で準備とちゃうなークールダウン体操をされています。カッコエエーな〜さすがあか抜けてるな〜オヤジは足の装具を外して、服を脱いでステテコ姿で(そらアカンやろ)(冗談やがな)
さー次は温泉やあーナビ検索、源泉かけ流しなんとかかんとか温泉とゆうのが六日町にあります。ちょうどインター乗るのにいいので向かいます。時刻は13時を回っています、カーチャンに下りたでコール「えらいはやいね〜気をつけて、眠くなったら必ず仮眠すんのやで〜」「ハ〜イそうします、おそらく日付け変わると思いますー」 まあ無事にいつもの会話です。温泉は六日町の市役所の傍にありました、想像していたのとは全く違います、早い話が町の銭湯みたいな感じで、ほんまに源泉かけ流し?、料金も¥400とリーズナブル、浴室はそれこそ町の銭湯風です。富士山のタイル画あればもっと完璧なんやけどな〜、男性が一人湯船の淵に腰を掛けておられます。 オヤジは湯船からかかり湯をかけて、ギヤーウワーなんやなんや熱い!たじろぎながら恐る恐る足から湯船に浸かります。まあ予期せずかかり湯をするよりは、心の準備ができていたので、何とか入れましたが熱いです。湯船に腰かけている男性に「いつもこんなに熱いのですか」と聞くと「私も初めてなんです。あんまり熱いのでビックリしています」との事です。 そのあと3人ほど男性が(女性が入ってくるわけないやろ!)入ってきて、オヤジと同じく「うわー熱い、なんやアツーいでー」と皆さん同じ反応、後で聞くとほんまに源泉が湧いているのでぬるめずに、そのまま使用しているそうで、なるほど源泉かけ流しにウソ偽りはございません。おかげさまで体も頭もシャキーとしました。アツ〜イ温泉の効用かもしれませんが、なんと仮眠を一度もせずに京都まで戻ってきました。 23時になっていなかったのには自分でも驚きました。さて今回せっかくの新潟、まだいろいろ行きたい山があるのですが、せめてもう一座ぐらいは行きたかったのですが、予定が詰まっています。残念ですが又のチャンスを待ちます。とにかく手術の後1ヶ月未満の山歩きで心配しましたが、無事に歩き通せた事に、 感謝、感謝 【洛西オヤジ記】 ![]() ![]() ![]() |
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