大台ヶ原 日出ヶ岳 大杉谷(2) 初心者オヤジ夏だ!山だ!涼しい滝巡だあ! 現実は厳しすぎる結果に。シンドイのを通り越して、 やばかったあ!何もかも甘く考えていました。 いつまでたっても初心者です 親父の山歩き報告(NO.123_2) |
疲れ切ってパチリ 大台ケ原 日出ヶ岳 |
2016年8月5日(金)〜8月6日(土) 洛西オヤジ
アクセス: 名神高速ー新名神ー伊勢自動車道ー大台大宮インター R31−R422ー県道53−宮川大3発電所登山口 コース: ■8月5日 登山口ー桃の木山の家ー堂倉(栗谷小屋)−日出ヶ岳 (コースは一本道、ポイントがたくさんありますので省略しましたスンマセン
■8月6日 ■8月6日 寝たような寝られなかったような、幸い心配した雷雨は来なかったです。4時過ぎに起きだし、展望台に置いた水を飲みに行きます。下のほうからヘッドライトがチラチラどうもご来光を観に来た登山者みたいです。「おはようございますはやいですね〜」「野営されたのですか」「はいちょっとルール違反させてもらいました」。あとからあとからご来光を観に人が続きそうなので広げていた荷物をまとめてとりあえず着替えを済ませます。 もちろん昨日の汗で濡れた衣装を再度着込みます。仕方ありません着替えも満足に持ってきていないのですから。カロリーメイトで朝食を済ませた頃にご来光が、いや〜なかなかのものでした、今年はじめてやな〜。すっかり明るくなったところでツエルト撤収リュックを作りなおして昨日と同じコースを戻ります。
先ずは林道堂倉登山口まで、下りといえどもやはり2時間ほどかかりました。寝不足のせいか体が重いです。帰りは堂倉避難小屋のほうに戻りました。まあそれほどの違いはありませんが、こちらのほうが歩きやすい感じがしました。昨日の祠横の水場で洗顔と水の補給、もう8時ころになっています昨日のコースを戻ります。 今日は下りだからとゆう感覚がありますが、なかなかどうして悪路とゆうか足元が悪く膝にきます、疲労感もつのりま。寝不足、暑さ、堂倉滝に降りた時にはバテた〜(もうバテてんのかい)。大台ビジターセンターから降りてくる人も良くこの辺りの急な降下で膝や腰を痛めるようでわかるような気がします、やはり甘い事はないです。
昨日と同じコースを戻っているわけですが時間がかかりすぎています。やはり疲労感が半端ではありません。七つ釜滝付近ですでに正午前、もうお湯を沸かす気力なくカロリーメイト、1ブロックだけ食べて水と乾燥梅干し、とにかく熱中症が心配です。水は何とか堂倉で補充していますが、塩アメ、乾燥梅干し、水分補給、食事用の水はあきらめ粉末ポカリを入れて熱中症対策総動員、今日も桃の木山の家は通過してひたすら戻ります。
15時を過ぎたあたりから少しのアップダウンでも足がおもくなり、昨日こんなにアップダウンあったかな〜。痴呆も重なり、吐き気がします。もう限界ついに京良谷の河原でリュック下して川の中に靴濡れるのも構わず入って頭をとゆうより上半身川につけてダウン、シャツもズボンも濡れましたが命には代えられません(またまた大層に)。 熱中症寸前、とにかく15分いや30分近くダウン、最後の水も飲み干しました。(川の水飲めよ!){いやチョットそこまでの度胸は}、車に戻ればポカリが1本あるのはわかっています。気力を奮い立たせて登山口に戻ります。
何とか宮川発電所登山口にたどりついたのは下りにも拘わらず11時間以上かかって17時を回っていました。寝不足、高温、日頃のトレーニング不足、思い知ったかあ!。この初心者オヤジ!思い知りました反省!。さ〜カーチャン心配してるやろな〜、日の出ヶ岳の山頂では携帯つながりましたがその後は全くつながりません。登山口付近はもちろんつながらず相当走ってR422に近ずきやっとつながる状態、やはりカーチャンから何回かかかっています。
「えらいおそうなってすんません」「どないしたん大丈夫か」「いや〜まいりました、まあ何とか無事です。これから温泉入って帰ります、先にお休みください」。いつもの会話、やれやれ。温泉は来るときに目をつけていた奥伊勢フオレストピア宮川温泉、宿泊設備をかねた大きな施設です。久しぶりの鉄分を含んだ茶色っぽい温泉でした。露天風呂に浸かっていると睡魔に引き込まれ(よっぽどバテている)顔が湯面に沈みビックリして目をさます体たらく、ここらでいつもの決め台詞、こてつ先輩ボチボチとゆうより来週あたりで引退します。 今回はホンマに甘く見ていました、不測の事態(?)とはいえ国立公園内でビバークする羽目に(ビバークとゆうほどたいそうなもんかい!)、リュックの中身もおざなりでビバーク対応が全く考慮されていませんでした。それと日頃の山を歩く前の不摂生、トレーニング不足、どれをとっても山歩き失格でした。ロングな歩きは後半マップの所要時間より相当伸びます(当たり前や!)ちょっと慢心していたのはあきらかです。大反省。 まあ雨の多い大台で好天に恵まれ噂の渓谷美を堪能できました。山頂では雷神もかわいそうに思ってくれたのか避けてくれました。 感謝 感謝。 最後にかえってから大杉谷峡谷登山について検索(いまさら遅いやろ)。まあまあ皆さんの参考に、宮川第三発電所(登山口)からの入山はアクセスが悪く、マイカー以外は一日一本「大杉峡谷登山バス」があるだけだそうです(予約制)、「奥伊勢大台道の駅」(JR三瀬谷駅から徒歩)から出ているそうです。また大杉まで町営バスがありそこから渡船に乗り登山口へ行けますが、現在登山口の水位が低く渡船運休中。 後は大台ビジターセンターからの下りコースでの入山ですが(こちらのほうがアクセスは楽そうです、ただし帰りのバスに注意)、一応どちらも2泊3日のコースが普通みたいです。そりゃ11時間以上歩くのは普通じゃないです。 約10年間ほど、このコースは(特に七つ釜滝から堂倉滝のメイン部分が通行止めになっていたそうです)完全復活とゆうことでこれから人気が出てくると思います。 【洛西オヤジ記】 |
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