大山 2017年1月6日(金) 初心者オヤジ、メタボ進行によりやむなく冬眠中止、 雪を求めて日本海へダークな気分で登山口に取りつきましたが、 ニコニコ顔で帰還、これやから山歩きはやめられん! (今年も勝手な事ゆうてるなあ~) 親父の山歩き報告(NO.130) |
大山三角点、後ろが剣が峰 |
2017年1月6日(金) 洛西オヤジ
アクセス: 中国自動車道ー米子自動車道ー溝口IC-県道45-桝水高原ー夏山登山道駐車場(有料) コース: 夏山登山道で山頂、完全往復 2017年あけましておめでとうございます。洛西オヤジです。毎年この時期は炬燵で皆さんの山歩き報告を楽しみに、冬眠するのが慣例なんですが、年末からお正月にかけて、食っちゃ寝生活3Kの増量、(UFO焼きそばではありません、体重です) 血糖値、血圧上昇、糖尿病本物(糖尿にウソと本物があるのかい)悪玉コレステロール、中性脂肪最悪、「このままやと死ぬな え~まだいやです、もうちょっと生きていたい。ほな何にも食べずに、水だけ飲んで運動してください。まあ2~3週間もすれば改善するかもしれません」 それはそれで死ぬがな。「人間、そんなことでは死にません」 は~正月早々生き死にの話かい。まあしょうがない、お正月といえばおめでたい富士山やな~、富士山いくか~、あかんあかんヨボヨボオヤジは、それこそ滑落して死ぬで(又死ぬのかい)今年もたくさん正月登山でお亡くなりになってます。 そうか~そうや、富士は富士でも地元の伯耆富士(お前、いつから鳥取県民になったんや)で堪忍しといたろ、(メタボめ、ありがとう言え)もう支離滅裂や、頭のほうが心配や。 そんなわけで大山に行くことに、登山口まで4時間強、うん~前日から行くか微妙、車中泊寒いし、ちょっと早い4時ころ出発、もう高速も混んでないと思います。大山の天気曇り、(え~曇りかい)積雪16Cm(えらい少ないな~)登山指標Aなれど展望利かず、雪無やったらへこむな~。(フンえらそうに、大雪があったらよう行かんくせに) 7時ごろ溝口IC到着。まだ薄暗い県道から見る大山、朝の薄明りに浮かびますが、ほんま雪が少なそう、もちろん枡水あたりのスキー場全く雪無、おまけに雲が覆って、は~こりゃ初歩きはメタボ対策忍耐のトレーニングとなりそうです。
夏山登山口前の案内所がある駐車場は冬季閉鎖、モンベルの向かい(川を挟んで)の駐車場に入れてしばらく休憩、今日は家から衣装を着込んできてます。(珍しい)お正月やし(関係あらへんやろ)まあ待ってても天気が良くなることもなさそう、ヨタヨタ支度をして、なんで天気に恵まれないのでしょうか、は~、8時前出発です。
5分ぐらいかな~夏山登山道と合流、すぐに阿弥陀堂ですが、完全に凍てているのでアイゼン履きます、年配の男性と比較的に若い女性が、オヤジの後から来られて、同じくアイゼンを装着されます。オヤジのほうが先に出発しますが、すぐに追い越されます。まあメタボオヤジは息が続かずヨタヨタ、後から来る人来る人、ほとんどがオヤジを追い抜いていきます。 中にはアイゼン付けずに歩く若者、まあ己の不甲斐なさをかみ締めながら歩くのも山歩きの楽しみです(変態ぽいな~)日頃の不摂生を思い知るのです。カチコチに凍った階段状の登山道、アイゼンが、ガシガシと音を立てて気分がいいです。
段々とガスも晴れオヤジの気分も乗ってきました、しかしクソえらいのは変わりません、5合目から急登になります。ただ凍てているのでアイゼンがよく利くので、なんとかヘタレながら進みます。 6合目から尾根に乗る8合目までが、このコースの値打ちのあるところ(そんな値打ち、いらんいらん)ぎや~シンドイ、いやや、炬燵がええ、とわめきながら(ほんまやったらヒンシュクかうで)なんとか8合目到着。なんと頭の上はピーカン、いや~やはりオヤジの日頃の行いやね~(お前調子よすぎるのちゃうか)もう急登はありません、気分よく写真撮りまくる(ヘタクソ、無駄や)オヤジ、追い抜く人たちも明るい笑顔、面白いものです。挨拶も急に元気になって、やはり世の中こうでなくっちゃ。(ナニゴチャゴチャゆうてんのや!) なんとか3時間弱で展望台到着(かかりすぎ、普通皆さんは2時間半で来られます)。ちょうどアイゼン装着していた時に、会話をした男性と女性コンビが記念撮影をされています。
シャッター頼みます、お二人さんは剣が峰への稜線に向かわれます。「え~行かれるのですかー」「いやいや少し先の三角点までです」オヤジは知りませんでしたが、三角点は剣が峰に向かって、少し進んだピークにあるとの事です。傍におられた別の女性の方に教えてもらいました。もちろんオヤジもへっぴり腰で三角点まで進んで、もう一枚お互いにシャッター交換、しかし、こんなにピーカンになるとは誰も想像できませんでした。 シャッターを頼んだ男性は岡山から来られている方で、年末から何度も登っておられる見たいで、今の雪は年末28日に降った雪で、お正月が温かかったので溶けてしまい、この積雪量になったとの事です。例年はこの時期はもっと30~50Cmはあるみたいです。 ただし久しぶりのピーカンで、こんなに晴れて風もなく、穏やかなのは珍しいとの事でした。調子のいいオヤジは「いや~今日ここに登ってこられた皆さんの日頃の行いでしょう」などと(ほんまお前調子よすぎるで)のたまうオヤジです。 しかし皆さん笑顔です。充分展望楽しんで時計を見ると、もう11時を回っています。せっかくやからこの展望を楽しみながらラーメンタイムと、そうそう今日はカーチャンがおにぎりを作ってくれていたんです。避難小屋の軒下で贅沢なランチタイムです。
久しぶりにユックリラーメン炊いて、おにぎり二つも食べて(一つ残しておくのです、後のお楽しみ)そらメタボになるわな~、下りるのがもったいない感じですが、できたらこのまま夕焼けなんぞが見たいのですが、さあチンタラちんたら戻りましょう。 8合目付近でガスの状態と太陽の位置で、ひょっとしたらブロッケンが見られるかな~とゆう状態、残念ながらガスが少し薄すぎました。山頂で登ってくるとき、一瞬見えたと話されているのを聞き期待しましたが、イマイチでした。
5合目に降りる手前で、何やら下から騒がしい団体さんが、へ~珍しいな~どうも会話の様子だと韓国の団体さんみたいです。オヤジこんにちは?「アゲヨワセヨ!」ありがとう?「コマエワヨ」タンマレヨ、なんやなんや年末からこんなんばっかし、西穂は中国で、今度はハングルかい、約20名ぐらいの大所帯、相変わらずチグハクバラバラ、きちんと装備、服装整えている人もいれば(ただし足元は鎖の簡易滑り止め、まあかかとからのやつで、かろうじて利いているかな~) 先頭から離れて3~4人で登山道の真ん中で、写真撮影、一番最後のオバチャン二人組は普通のダウンに肩掛けバッグ、何やら立ち止まって飲んでいます。ガイドさんが心配して戻ってくると、しきりに勧めています、まあガイドさんもお仕事、少し飲んで「アレーお酒ですか、結構強いですね~」 は~そらあかんやろ、オヤジは何度か韓国の人たちのツアーと遭遇していますが、どうもおかしいとゆうか山をなめているとゆうか、まあその典型的な事例が何年か前の空木岳から宝剣岳への稜線で起きた事故でしょうか。まあ国民性とゆうか、ツアーシステムの違いでしょうか、おそらく降りてくるときは少し薄暗くなっているのでは、ガイドさん大変です。頑張ってください。
オヤジは下りもアイゼン利かしながらヨタヨタと戻ります。行者谷分岐で行くか一瞬迷いましたが、そのまま来たコースを戻りました、朝と同じ阿弥陀堂横でアイゼン外して、本来の夏山登山口に降りてアスフアルトの道を戻ります。 約2時間もう14時前です。このコースガイドブックによると、往復(無雪期)4時間半、別の登山案内、往復6時間、まあ我々関西人だと、比良の武奈ヶ岳御殿山コースみたいなものでしょうか。1700mの標高ですが、取りつきが7~800mです。ただ比良と同じくバリエーションがいくつもあり、オヤジなんかにはとてもいけないコースもあるみたいです。
さ~毎度のパタ~ン温泉ですが、鳥取は名だたる温泉県、皆生温泉。三朝、東郷、ハワイ、ナビ検索一番近い白鳳の里淀江ゆめ温泉とゆうのがあります。まあこの頃、ちょっとマイナ~なほうが面白いといえば淀江の温泉に失礼ですが、道の駅とゆうか物産館とゆうか、まあどのみち地元の公営3セクターみたいなところでした。 しかし温泉はなかなかのもので、涌湯量が多いので循環せず短時間で入れ替え、確かにきれいな透明のお湯で(加温はしているみたいですが)サウナあり露天ありで、ゆっくり2~3度サウナと湯船を往復気分もスッキリ。お土産に物産館の前で温泉水を汲めるとゆうことなので、空いたペットボトル全部詰めてお土産に(せこいなあ~そんな少し風呂沸くかいな)ちゃうちゃう飲むのや、帰りの飲料水や(は~言葉ないわ)そうそう、一個残したカーチャンおにぎりいただきます。 家に帰るまでこれで大丈夫、年金生活者は厳しいのや、今年から益々いじめられるのが年金生活者や、したがって帰りはちょっと遠回りやけど、山陰道(無料)と9号線で鳥取市まで、あと鳥取道(無料)使って佐用まで、そこから中国道や(はいはい、まあ好きにして)途中ヘタクソ写真撮ったり(しつこい無駄や)道の駅で見本食べたり(ほんませこすぎるで) カーチャンただいまは22時前になりました。例年より早い今年の歩きはじめですが、冒頭にも書いたとうり本当に思いがけない天候の変化でした。まあここまで良いほうに天気予報が外れたことに、 感謝 感謝。 【洛西オヤジ記】
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