金剛山(大阪) 2017年1月13日(金)

初心者オヤジ年相応のハイキングのつもりが
階段はいややゆうてるのに登山口から山頂まで
階段やんかーシンドイやんか
お馴染み外野席(階段違うコースもたくさんあるで~)

親父の山歩き報告(NO.131)

はい登頂1回目記念写真、後ろは大阪河内平野(?)


2017年1月13日(金)   洛西オヤジ


アクセス:
第二京阪-近畿道-美原北IC-府道306-R306-府道705剛登山口駐車場

コース:
登山口-千早本道で登ります-のろし台跡(5合目)-山頂かな?社務所、転法輪寺、国見城跡-葛木神社-湧出岳-府民の森ちはや園地-伏見峠-念仏坂-伏見林道-ロープウエイ前バス停-府道-マス釣り場-登山口駐車場





 こんにちは洛西オヤジです。早いものでお正月も終わりもう13日、あれ~又13日の金曜日やなんでそんな日に山歩きするのかな~、又肋骨折るのちゃうか、その心配は無用、今回はハイキングです。

 前回冬山とゆうには、あまりにもおこがましい積雪の少ない大山でしたが、しかし世間は厳しく、老いぼれがあんな雪の有る所に行ったらアカンとゆう声が多々上がりました。素直なオヤジは、ハイ今後は冬はハイキングしかいたしませんと誓い、そおゆうわけで今回は大阪府民が愛する金剛山、京都の愛宕さんと本当によく似た山です。

 最もさすが大阪、ロープウエイがありますし、キャンプ場、遊園地など設備は充実したお山でした。以前テレビで、認知症の奥さんを、ご主人が手を引いて毎日金剛山に登っておられるのを放映されていました、認知の進行が緩やかになっている気がしますと言われるご主人、黙々と登られるご夫婦の姿が印象に残っています。

 痴呆が進行するオヤジは、当然あやかるつもりで行くことにしました。ところがエー加減なオヤジはマップ持たず、下調べせず、車でスタート時に(金剛山登山口)でナビ検索、大阪府千早赤坂村からの登山口が表示されたので向かいます。

 3時間弱の所要時間が案内されました、普通案内時間の半分ぐらいで到着しますが(おまえ飛ばし過ぎちゃうか)通勤の時間が重なり2時間近くかかり到着、登山口周辺は(相当手前から)有料¥600の(ほとんど無人)駐車場がいたる所で目に付きます。まあ登山者の多さを伺わせます。

 オヤジは登山口バス停のすぐ傍の駐車場に停めます。すぐ近くにあるトイレを使い戻ると、おっちゃんが鞄ぶら下げ集金に、他は無人で集金ポストみたいな物が設置されていたみたいですが、ここはオッチャンの家が目の前にあるので、停まったら集金に来られるみたいです。

登山口バス停
左の建物の後ろの駐車場に停めました
登山口にあるお店

 「えらい遠いところからきたんやなー」「はい京都からです、初めてなんですが、登山口はどこですか」と聞くと「あそこからやけど、ちょっと待っとり」と一度家に戻ってパンフレットをもって戻ってきて来てくれました。いや~このパンフがありがたかったです、もちろんコースを聞きコース時間なども聞きましたが、ホンマええか加減なオヤジ、なめとんのんちゃうか。

 前回の韓国ツアーの酒飲んでた、オバチャンと変わらんで、ちょうどその時、下山して駐車場に戻ってきた男性がおられます、えらい早いな~何時から登ってんのかな~駐車場のオッチャンとは顔なじみのお馴染みさんみたいです。

 オヤジは上の雪や凍結の状態が気になり聞きますと「そうやな薄っすら白くなっている程度、滑り止めは誰もつけてへんで~」オヤジ「上までしんどいのでしょうかね~楽なほうが嬉しいのですが」「いやいや登りやすい、ほとんど階段や」え~階段、階段が苦手なオヤジ、嫌な予感が、まあチンタラまいりましょう。

愛宕さんの表参道とよく似た雰囲気 いよいよ階段ず~と階段最後まで階段
(わかったしつこいのやあ!)

 登山道とゆうのか参詣道とゆうのか、とにかく何もかも愛宕さんの表参道とそっくりです。歩き出してすぐお助け水みたいな所があり、登山道の傍らには町石仏があり、五合目では休憩場があり(のろし台とゆうらしい)面白かったのは五合目で円谷プロダクションの奉納かな~会長ウルトラマン、副会長バルタン星人のガンバレとゆう石像がありました。

 苦手な階段、メタボ、食っちゃ寝生活、五合目迄でもうすでにヨレヨレ、明らかにオヤジより高齢の人が実に軽やかに堅実に追い抜いて行かれます、コノコース歩きなれた感じです。

 息を切らしながら何とか10時を大きく回って山頂に到着、1時間半以上かかっています。ここでも愛宕さんと同じく登頂参拝何回記念の大きな掲示板が揚げられています。

石仏があるのも愛宕さんとそっくり こんな感じだと楽なんですが
ウルトラマン、バルタン星人に励まされ 面白いとゆうか親切とゆうか
(オヤジはどちらを行ったんや)
もちろん楽な道です
愛宕さんより迫力あるな~ 転法輪寺
京都の醍醐寺の末寺になるそうです

 お寺の境内とゆうか 山頂とゆうかお店があり、参詣の受付があり、平日でも結構たくさんの人がおられます(ほとんど高齢の方です、すんません)皆さん顔なじみとゆうかお馴染みさんなのでしょう。挨拶や会話の内容からうかがえます。ここでもトイレを借りましたが綺麗です、この点は愛宕さんは負けています。

 さあ下山はどうしょうか迷いましたが、オッチャンにもらったパンフ参考に、とりあえずロープウエイ乗り場の近くの伏見峠とゆうのに向かうことにしました。うっすらと白くなっていますが、まあ大丈夫でしょう。先ず葛木神社に高度的には金剛山で一番高い所だそうです。

 そのあとすぐにダイヤモンドトレールの分岐、大和葛城山の表示、そうか葛城山にも行けるんや、そのあとチンタラチンタラ進みますが、湧出岳まで10分の案内があります。なんやよくわかりませんが、行くことにしましょう。

葛木神社へ向かいます 夫婦杉とゆうのは
何処にもありますね~
葛木神社 ダイヤモンドトレイル分岐、左葛城山

 初めて登山道らしいササをかき分け進みます、すぐに送電塔みたいな建物その傍に三角点があります、展望無、すぐに元の分岐に戻ります。その後10分か15分ぐらいで展望台が現れます、もちろん登って360度の展望を楽しみますが寒いです。そのあと、いろいろな施設があるロープウエイ駅の近くの遊園地みたいな所で、ラーメンタイムとしました。

これおもいだしますね~
百里ヶ岳から向かった根来坂峠にありました
一字一石塔、あちらはもっと小さくて
放置された感じでした
涌出山分岐
ササをかき分け進むこと10分ほど
電波鉄塔(?) ちょっと載せるのをためらいますが
展望台 台高方面
最初あべのハルカスか思いましたが
(ちゃうちゃう)臨空タワーでしょうか
いろんな施設があります

 食事中に何やら賑やかな声が目の前を通り過ぎていきます、4人ぐらいの先生に引率された、そうですね~幼稚園児らしき一団です。へ~この寒い中、げんきやな~もちろん全員がきちんと防寒対策しています。

屋根の下でラーメンタイム サッポロ味噌ラーメン、七味の袋がない!
風で飛ばされたどうしょう!(すきにしたら)

 さあオヤジもボチボチ出発です、すぐに伏見峠の分岐です。そのあとなんですが、念仏坂と言われる急な(舗装されている)坂なんですが、日当たりが悪く凍てているため、まともに歩けない状態、横の手すりにつかまりながらへっぴり腰で下ります。

 そういえば先ほどの園児どうしたんかな~、こんな所おりたのかな~、そんな心配をよそにちゃ~んと元気に降りています。オヤジなんかより、ず~とズ~と身体能力は優れているのです。凍てついた坂が終わった少し広くなった所で、休んでいました。

 引率の先生に「大丈夫でしたか、こわかったですね~」と聞くと、「はい何人か転びましたが、何とか降りてこられました」そうか仮に転んでも、オヤジみたいに大層な事にはならないのです、日常茶飯事なんです。むしろ先生のほうが怖かったのでは。少しお話を聞くとやはり保育園の年長さん組で、ひと月に一回は登られるとゆうことでした(もちろんロープウエイを使わずに)今日は尻スキーをしようとゆう計画だったそうですが(そういえば先生が何枚も、塵取りみたいなボードを持っておられます)思ったより雪が少なくイマイチだったみたいです。

本来の伏見峠分岐ではありません
撮り忘れて念仏坂の途中にある標識
これが怖かった。テカテカに凍てています
ね~かわいいでしょう
凍てがなくなったところです。
リュックの中は何がはいってるのかな~
総勢何名かなあ~元気に降りてきました

 元気な園児と一緒に下りたかったのですが、まあ引率の先生も気を使われるみたいなので、先に進んでいきます。降りるときに気が付いたのですが、山頂に向かって何本も登る取りつきが見えます。事実、上から男性が下りてこられました。オヤジ「ここからも山頂に行けるのですか」と聞くと「そうです、いろんなところから行けます。とにかく上に向かっていけばどこかで山頂へのルートに出会います」との事でした。

 なるほどな~オヤジが今日歩いてきたのは、一番一般的な、愛宕山でゆうなら、表参道みたいなものなんや、まあもうちょっと下調べはせんとあかんやろ!(スンマセン、反省)。そうこうするうちに、ロープウエイ前のバス停に降りてきました。

 先ほどの園児を迎えに来ているのでしょうか、マイクロバスが停まっています。ロープウエイの乗り場を見に行くか、バスを待つか迷いましたが、結局すぐに府道を登山口駐車場に向かいます、パンフによると、登山口駐車場、マス釣り場、そしてロープウエイ前バス停となっています、まあ1時間はかからないでしょう。

ロープウエイ前バス停の登山口
右奥に進むとロープウエイ駅があるみたいです
先ほどの園児お迎えのマイクロみたいです

 マス釣り場を覗いたりしながらチンタラ戻ります、予想どうり40分~45分ぐらいで戻ってこられました。その時に初めて気が付いたのですが、トイレの横に千早城跡とゆう案内があり、急な石段が上に伸びています、あれ~そうか千早赤坂村といえば楠正成(大楠公)やんか、そやそや改めてパンフ見ると、どうやら千早城址を通っても行けるみたいで、こちらのほうが野次馬オヤジにはよかったかな~と思いましたが、今更もう一度この石段を登る気が起きなくて(それが老いぼれた証しや!)車に戻りました。

さ~府道を戻ります
山歩きとはいえませんね~
大きなマス釣り場です
かっこいい喫茶店?レストラン?
立ち寄るか一瞬迷いましたが先を急ぎます
村が見えてきました
朝はこの案内に気が付きませんでした 石段の上がどうなっているのか
次はこちらから行くことに
最後にオッチャンにもらったパンフ
役に立ちました¥600の値打ちありました

 帰りは峠を越えて奈良の五条に出ました。今日はそうやな~温泉はどうしょうかな~と迷いましたが、ナビ検索すると直ぐ近くの橋本で、きらくゆ橋本店とゆうのがあります、まあ時間も早いので向かいました。俗にゆうスーパー銭湯、いろいろな浴槽がありますが、イマイチ落ち着いてゆっくり入れない感じ、露天に行こうと外に出るともうメチャクチャ寒い、浴槽まで行くのが辛すぎるので、あきらめてサウナに入ります。

 サウナはなかなか広くてしかも遠赤外、リュウロウの二種類、サウナの充実はこの施設の売りなんでしょうか、浴槽はイマイチですが、サウナに納得して出てきました。帰りは、奈良では無料の京奈和自動車道を通り(京都に入ると有料になるのが、なんでやねん!)帰ってきました。

 今回は山歩きとゆうより観光巡り、および参詣歩きみたいな感じで(その割にバテテいたくせに)ちょっとイマイチの報告となりましたが、まあ年相応なあるきでした。明日から日本列島は寒波襲来でえらいことになりそうです、OKAOKAメンバーさんは雪の到来を心待ちにしておられます。比良、北山、行くぞーと手ぐすね引いて待っておられると思います。オヤジはとてもとても、皆さんの奮闘を楽しみに又冬眠に逆戻りです。さて初めての金剛山、今後も今までとは違う山系の面白みに興味がわいてきました。   感謝  感謝。

                             【洛西オヤジ記】