剣山(徳島)
【垢離取(こりとり)~富士ノ池~一ノ森】

初心者オヤジつるぎはつるぎでも剣に行ってきました。
(なんや、なんや、ややこしい)
(リフトで行きゃええものをけったいなコースでいくな!)
ほっといてもうヤケクソなんや、落ち込んでるのや!
親父の山歩き報告(NO.155)

剣山山頂
(大文字山と変わらんな~)


2017年9月8日(金)  洛西オヤジ


アクセス:
高速名神ー中国道ー神戸淡路連絡橋ー徳島道ー脇インターR438-垢離取登山口ー林道ー剣神社(富士の池登山口)


コース:
・剣神社登山口 ~ 追分 ~ 一の森 ~ 二の森 ~ 剣山頂 (完全往復)
・行場巡りで戻りたかったのですが崩落の為通行止めとなっていました。(もう何年も前からだとゆうことです)





 こんにちは洛西オヤジです。OKAOKAの皆さん秋の気配を求めて、この時期の花を求めて精力的に歩かれております。ヘタレオヤジはもう奥の山行きはギブアップ、今年は本当に野暮用に忙殺、天気に見放され、あ~あもうあかん。来年は加齢による体力、気力、が失せてしまうのが目に見えています。もういよいよ年貢の納め時です。

 その前に何とか空いた時間(一日だけですが)四国の剣に行くことに、天気も何とか曇りのち晴れのA評価、何回かリフト乗り場の見ノ越登山口は前を通っているので、いきたいな~と思いながらも行けていません、お恥ずかしい話なんですが、徳島の剣山が百名山だとは知っていたような知らなかったような(なんやねん)改めてマップ見るといろいろなコースがあります。

 なるほどな~リフトでチョコチョコと行くハイキングだけではないのやあ~。一番興味をひかれたのは三嶺までの縦走やな~(縦走だけで最低一泊二日)、しかし京都からのアクセスは時間がかかります。どの登山口も一応ナビでは6時間ぐらいです。ま~、4~5時間はかかるでしょうか、一応一番無難に昔の表参道と言われる富士の池コース(剣神社から)で行くことにしました。

 前日の16時ころに「カーチャン行ってきます。」ー淡路のお馴染みハイウエイオアシスで明石焼きなど食べて(食い意地がみっともない)徳島道から一般道R438に入ります。途中のコンビで明日の朝食、買い込んで(そのほかおやつもいっぱい買ったやろ)スンマセン買いました。

 ボリボリ食べながら心配した垢離取(コリトリと読むらしいです)の分岐もわかりやれやれ、もちろん真っ暗な林道を鹿も、狸も、なんやわからんお化けも、妖怪も、どいて、どいて、撥ねるよ、知らんよ。ところがいきなり車の前にこりゃあかんでとゆう落石、しょうがない降りて脇に蹴り落とし(えらいワイルドやな~)。

いざ四国へー(おまえな観光やないの!) 定番明石焼き(好きやねん)

 もともとマップには垢離取が登山口になっていますが上の剣神社まで車で行けるとなっています、歩いて1時間30分は大きいです、往復となれば3時間以上短縮できます。何が何でも行かないと、何とか夜目にもそれらしき建物が、どうやら着いたみたいです。思ったより開放感のある駐車場(?かな~)時刻はもう22時近くです。は~い眠剤飲んでおやすみなさい。

 ■9月8日。

 おはようございます、昨晩来るときも降っていた雨が上がってやれやれ、明るくなった周りを見て、へ~こんなとこやったんや。とにかく朝ごはんいただきます~。コンビニおにぎり、モーニングサンドイッチ、(食べすぎや、ゆうのに)2Lのミネラルウオーター2本持ってきてます。

 車はその点心配ないです、歯磨き、洗顔、{#~お帰りお仕度できました、みんなで仲良く帰ります、}(まだ帰らへん!これから行くのやあ!)はいはいチンタラスタートです。しかし冷静に見ると、まず、富士の池が藤之池、龍興寺が金剛院となってるな~、よーわからんな~、案内に剣山一の森登山口、となってるし間違いないやろ。

 お寺の裏に回り込んで取りつきますがどうやらまだ林道が上部まで続いているみたいで、いったん林道に出てから再度登山口の表示を見ながら進みます。

雨が上がりました、
えらい崖っぷちに停めていたみたいです
ほなボチボチいきまひょか
ここからでよろしおすみたいです 金剛院藤之池となってるな~
マップとちゃうなー
立派なお寺さん?神社?
修験道は神仏混合ですよって
これが取りつき?
結界くぐってよたよた陰気な道でんなあ~ 明るくなってきました

 段々明るくなってきました、まずは追分の分岐です、案内板があります。本来ここから行場を通り山上に向かう道が古来からのルートみたいですが、現在崩壊の為に通行止めの表示があります、南の一の森経由が現在のルートになっているみたいです。オヤジはもちろん案内どうり一の森を目指します。

追分分岐 行ったらあきまへん
えらいガスッてきました 神秘的な(ドコが!)
視界が開けましたがご覧のとうり 一の森到着、何処が森?
四国ササとゆうらしいのですが 一の森ヒュッテ
荷揚げ用のリフト 師匠なんですか、珍しく花に出会いました
(ともえシオガマ?)
【⇒ レイジンソウ】

 残念ながら天気予報どうり、曇っているとゆうか周りはガスで視界が良ければよい感じの稜線なんでしょうが、まあいつものセリフ(日頃の不謹慎な生活態度)で信仰の山に登るとゆうのが間違いや!。

 尾根筋のササは山頂まで続きました。四国ササとゆうらしいのですが普通の熊笹とどう違うのか?とにかく密生しています。したがって花もほとんど見られません(フン、よう見つけんだけや!)。一の森に着きますがガスは晴れません。もう9時は回っています、ボチボチ晴れてくれよ~。アップダウンはありますがオヤジでも普通にヨタヨタ、チンタラ歩けますのでそれほどの厳しさは感じません。

 しかしここでアクシデント(又かい!)カメラの電池切れたあ!なんで満タン状態(フル充電と言えんか、ガソリンやないのや!)でスタートしたのに。おまけに予備の電池持ってくるの忘れたー(あ~あ、あきれてなんもいえん)。しかしおかしい(何がや)早い事電池減りすぎ、とにかくここしばらく濡れてから、おかしいもうアカンのかも(フン安モン買うからや!)。仕方ないのでこの後はスマホ撮影でお許しください(だれも何とも思いません、お好きにどうぞ)。

 小一時間ほどで剣山頂ヒュッテに到着、すぐにだだ広い山頂で初めて登山者さんに会います。なんとゆうか登頂したぞ!とゆう感動はありません。そうですね~葛城山をなんとなく思い出しますが、う~ん~チョット違うかな~(どうやねん!)。とにかく視界がイマイチで本来は良い展望が広がっているはずなんでしょうが。

 時刻は11時前どうしょうかな~、リフト乗り場の方に見物がてらいくかな~、それとも次郎笈とかゆうところまで回るかー。しかしどうも野次馬根性旺盛なオヤジもこのガスでテンションあがりません。山頂の木道?展望台?に座り込んでラーメン炊いてお昼ご飯食べよ~と、なりました(フン結局食い気かい!)。

山頂は近いぞーとゆう感動はありませんね 剣山頂ヒュッテ
まあそれなりに雰囲気はありますが 木道が整備されています
うわ~人がいる~(どおゆう意味や?)

 天気予報が当たったとゆうか、正午近くなってもガスは晴れそうもないので下山します。テンションが下がったままなので深く考えず登ってきたルートをそのまま戻りましたが、後で検証すると行場を通り崩壊現場の手前から又一の森の方に戻れるルートもあったみたいですが、いまさら仕方がありません。

 こんな時の定番とゆうか決まり事みたいに下山途中にガスが晴れだして展望も開けだします。あ~あなんだかね~天気予報のとうり午後から晴れはピッタリ当たりました。こんな時は外れてもう1時間前から晴れんかい!コンチキショウ。(そんなことゆうたらアカン、すべてあんたの心がけがいかんのやあ!)。そうですね~おっしゃるとうりです。まあ開けだした展望を楽しみながらチンタラ、チンタラ、戻ってきました。

ね~下り出すと晴れて来よるんです まあチンタラ戻りまひょ
登るときは気が付きませんでした二の森 大台みたいやな~
晴れたり曇ったり女心(スンマセン)と
剣山(なんのこっちゃ)
なかなかインパクトありますね~
は~い戻ってきました もう秋近し

 車に戻ったのはもう15時を回っています、出発7時ころでした通常は6時間前後のコースタイムでしょうか、オヤジの歩きです妥当なところでしょう。着替えて、ドンジョイ外し、さ~長丁場の帰宅です。垢離取までの林道ですが昨晩は気が付きませんでした、(一度だけ落石を道の傍に除けましたが)想像以上の落石があります。こりゃ時には通行不可能になることもあるやろな~。

林道、こりゃ雨降るとヤバそう~ 垢離取登山口(コリトリ)の林道入口

 さて定番の温泉はR438沿いに看板が出ていた、剣の湯大桜何とかセンターとゆうのに寄りました、お決まりの三セクでしょうがなかなか鄙びたとゆうか¥500で町の銭湯風とゆうか、(どやねん!)湯船は一槽だけですがサウナがありました。もちろんオヤジだけの状況でゆっくり入らせてもらいました。湯上りにカップに入った宇治金時(賞味期限気にしながら、ウンまだ大丈夫)おいしくいただき、よし気合入れて帰るぞ~。

ええな~悲恋やな~
(アンタがゆうと気持ち悪いのや
お風呂でさっぱり、さ~帰るぞー
なんや、なんや、このルートの定番です
今回はここまで~

 は~い今回も何とか無事に戻ってきました。山の危険より、車の運転のほうが注意しないと、(カーチャンのおっしゃるとおり)。鳴門大橋の定番サービスエリアでカーチャンに「なんかお土産買って帰りましょうかー」「別に何にもいらんわー、そうや玉ねぎ買うてきてー沢山売ってるやろ」。はい、はい、主婦の発想ですね~。

 さて今回何とか空いた時間で四国まで足を延ばしましたが、本当はもう少しじっくりとコースも吟味して行きたかったところです。実際山頂はハイキングコースの延長みたいなものですが、それより奥のルートは素晴らしいところがあると聞いています、又の機会があれば再挑戦したいところです。ほとんど登山者にも(山頂で何人かおられましたが)逢わず静かな山歩きができました。珍しくバテバテ、ヨレヨレにもならずに歩けた剣山。  感謝 感謝。

                             【洛西オヤジ記】


 ■今回は、ほとんど花にはお目にかかりませんでした。 お愛想の花。

■コモノギク ■伊予フウロ
(小てつさんありがとう)
(なんのこっちゃ?)
■タカネオトギリ