三峰山(みうねやま) (樹氷で有名ですが,八丁平からの展望は良かった) |
八丁平と三峰山方面 |
2018年4月29日(日) 快晴 森の旅人M
コース: ・奈良県・みつえ青少年旅行村~三峰山登山口~登尾ルート~トイレ小屋~展望小屋~山小屋~三畝峠~三峰山山頂~八丁平~三畝峠~新道ルート~新道峠~魚止滝~みつえ青少年旅行村 今回の行先は三峰山(みうねやま),奈良県御杖村(みつえむら)で東と南は三重県に接している。樹氷で有名な高見山の東に位置する。この三峰山も樹氷が見応えのある山で本当は真冬に登るつもりでいたが,春になりましたが行くことにしました。 午前5時に自宅を出発,GWに入ったが早朝の道は関係なくスムーズに現地に7時半に到着。この時期に登る人は少ないと思っていたら,駐車場は15,6台停まっており準備する人が多い。天気は快晴,みつえ青少年旅行村の門を通るとすぐに登山口の標識が立っている。谷筋に入って行くとコース分岐,この山ではルートと呼び不動滝ルート,途中で別れる登尾ルート,尾根筋を歩く新道ルートがある。今日は,往路は登尾ルート,復路は新道ルートを歩く。
登尾ルートに入ると尾根に取付くため急坂になる。丸太階段を登って行くが小石もあり登りにくい。杉林の道は陽が遮られ涼しい。大きく折り返し道を登る。緩くなってもすぐに急坂が始まる。杉林を抜けて雑木林に出るとトイレがあった。トイレと服装の調整をしていると10人程の団体が上がって来た。彼らもトイレ休憩らしい。
中腹まで登ってきたが車道が通っている,横切って目前の丸太階段を登り真上に見える展望小屋に上がる。ここから望む展望は倶留尊山が見える。杉林の尾根道になり先を行くと山頂まで2300mの標識が立っている。この後も山頂までの距離を知らせる標識が多く立っていました。南に展望の広がる場所で休息していると団体の一人が登って来た。
相変わらず急坂には丸太階段がよく整備されている。山小屋があり寄ってみる,結構大きな山小屋である。この山小屋が不動滝ルートと登尾ルートの合流ポイントとなっている。夫婦連れが早くも下って来る。尾根を外れて左へ上がって行くと雑木林へ出る。明るい空が広がり三畝峠に到着。次に山頂と八丁平の分岐があり左側の山頂へ向かう。
山頂は円形状になっており北を除いて雑木に覆われている。北側の展望は倶留尊山と大洞山の間に御杖村が見える。既に二人の先着者が休息していた。いつもは撮らない登頂写真をそのうちの一人に頼む。一息ついていると例の10人の団体が到着,山頂は賑やかになる。
山頂から南側へ下り八丁平へ出る。途中,山頂で写真撮影を頼んだ人と一緒になり話をしていると韓国の方で,伊賀から初めて来たとのこと。日本語の会話は普通にできる。この方とは八丁平で別れる。八丁平からの展望は素晴らしい。晴天の下,南側の連山が広がるが山名が分からない。雄大な眺めである。振り返って山頂側を見ると若葉が映えて眩しい。ここで昼食を摂る。
昼食後,山頂-八丁平分岐に戻る途中に咲いていた満開のツツジが鮮やかだ。三畝峠に戻り西に進み新道ルートに入る。雑木林の明るい道が続く,山頂から1000m級の尾根が新道峠まで続く。小さなアップダウンがあるが快適な尾根歩きができる。何人かの登山者と出会う。やがて標高1060mの新道峠に着く。ここから北へ谷を下るが,途中から谷を離れて杉林に入る。杉林の中下り続けると,このルートにも急坂には丸太階段が取り付けられている。やがて新道ルートの登山口に下り立った。
登山口からみつえ青少年旅行村には林道を歩きで下るだけ,長い林道の途中に魚止滝がある。魚も岩場を落水する勢いで,これ以上の上流に進めなかったのかな。 ここまで来るとみつえ青少年旅行村はすぐ,GWなので若い家族連れで大賑わいだ。テント村があり数多く張ってある。川の中も長い滑り台にも子供が遊んでいる。そして登山者用の駐車場に戻ってきました。
この後,汗を流すため地元の温泉施設「姫石の湯」に向かいました。車のワイパーに100円の割引券が挟んであり,ありがたいことです。道の駅に隣接している温泉なので多くの車が止まって,賑わっている。温泉は700円のところ600円で入浴できました。汗と疲れを流して無事に帰宅できました。
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