堂満岳 武奈岳 初心者オヤジ、年間行事になりました、堂満ルンゼ 今回はイチビッテ武奈まで伸びました あまりの雪の少なさに行けるかな~ (実際は今までで最高のコンデションでした) ただ写真がヘタクソに輪をかけてひどい事になりました 親父の山歩き報告(NO.169) |
下を見ます、この傾斜 この高度感がこのルートの魅力です (堂満岳山頂手前でルンゼを見下ろす) |
2017年12月20日(水) 洛西オヤジ単独
アクセス: いつものパタ~ンでイン谷まで コース: ・イン谷ー正面谷ー第一ルンゼー堂満岳ー金糞峠ー奥の深谷テン場ー右迂回ルートで四ツ辻--上林新道ーコヤマノ岳ー武奈ヶ岳ースキー場跡ー北比良峠ーダケ道ー大山口ーイン谷 ・三山周りと同じくらいの9時間ほどの歩きでしたがヨレヨレの極限、年寄りの冷や水はあきません。(フン何をいまさら) こんにちは洛西オヤジです。先週冬眠明けで伊吹、となると次は堂満ルンゼとなるのが最近の年間行事となりました。果たしていつまでこのパタ~ンが続く事やら(ま~今年で最後やろなあ~)。いつものパタ~ンでイン谷に向かいます。 到着して唖然、皆さんの報告である程度は覚悟(なんの覚悟や)してましたがは~あ!雪あらへんがな!。ルンゼ登れるかな~?ルンゼのむつかしいところで、多すぎてもオヤジでは無理で少なすぎてもヤバイです。まして今日は気温が相当上がりそうです。まあとりあえずはヨタヨタ出発です、8時を回っています。最初は全く雪の無い正面谷をヨタヨタです。 大山口を過ぎたあたりから積雪が現れさすがにアイゼンつけたほうが楽やなあ~、とゆう感じになってきました。その時オヤジを追い抜いて単独の男性、結構高齢の方でおそらくオヤジよりは上かなあ~(間違っていたらすんません)オヤジを追い抜いて行かれました。きっちりとした装備、ヘル、ピッケル、アイゼンがリュックに(へ~すごいな、ひょっとしたらルンゼかな~)。 確かに比良を歩かれる皆さんも中にはヘルやピッケルを持っておられる方がいますが、なんとなく雰囲気が違うのです。オーラみたいな、案の定第一ルンゼの堰堤下で身支度を整えておられました。オヤジが到着すると同時に堰堤に向かわれドンドン登って行かれました。オヤジが取りつくころにはもう上部に男性の姿は見えませんでした。は~こりゃオヤジと次元が違うわ。
オヤジもボチボチ身支度済ませてスタ~トです。毎度のチョンボでピッケルを忘れてきましたがまあ何とかなるでしょう(ええかげんなやっちゃなあ~あかんで)。そうそう忘れ物といえば、かおりさんがアイゼンを忘れてそのまま武奈ヶ岳に登頂されたようですが、すごいですね~オヤジなら心が折れて引き返して温泉に浸かって、は~極楽、極楽、となるでしょう。さすが100回登頂伊達ではない根性、気合、です。脱帽。 さて心配した積雪もあるので毎度の事ながらヨタヨタと登攀にかかりますがうれしい事に相当多くのトレースがついています。何よりアイゼンの効きが最高の状態で緩んで沈むことがないのです。今までで最高の状態です。ょっとオーバーな表現ですがトレースの階段を上るみたいなもので、時々アイゼンを蹴り込むとガシ!と決まります。ヤレヤレです、もちろん急登攀するわけですからシンドイ事に変わりはないのですがずいぶん違います。
どれぐらいあえいだでしょうか上部が明るくなって稜線も見える最後の斜面で上から先の男性が下りてこられました。「もう行ってこられたんですか」「ああ今日は楽やしょっ中来るけどラッセルで登るときは大変やけど」「それよりストックでは大変やろ」「はいピッケル忘れたんで仕方ないです」「やっぱりピッケルでないと力の入りようが頼りない、下りは気おつけんとあかん」「はい下りは金糞かノタノホリで降ります、いつも往復ですかすごいですね~」実際ルンゼの往復は特に下りはオヤジなんかにはむりでしょうね~、いやすごい人が比良にはゴロゴロおられます。
何とか今年もたどり着けました、いつもは2時間以上もがくのですが、今日は1時間半ぐらいで山頂に立てました。いかに雪の状態に左右されるかです。快晴で今日は夜になってもこの状態が続くみたいです。武奈ヶ岳も綺麗に見えています。
よしゃええのに、もう一丁よし武奈もいわしたろか。30分ほど早く堂満に着いただけで(年寄りの冷や水やゆうのに)金糞に向かいます。締まった適度の積雪はここでも続き歩きやすかったです。 ただトレースに沿って降りるとアレーなんか感じがちゃうな~。どうやら南比良への縦走路で南比良寄りの取りつきに降りたみたいです。オヤジはここからは登ったことが無いのですが、しばらくトレースに沿って進むと、いつもの分岐に着きました。ここから金糞までの尾根は比較的積雪は少なくところどころ地面が現れる状態です。金糞峠に予想どうりの時間に着きました。
深谷テン場から直登も考えましたが足へのダメージを考え一番穏やかに右の方から迂回で四ツ辻に向かいます。四ツ辻で12時前。コヤマノ岳までは皆さん30分ぐらいで行かれるみたいですがオヤジでは無理でしょうね~特に今日は大分バテが来ています。(フン言い訳するな~老いぼれたんと日頃の不摂生や!)。 しんどいなあ~おなかすいたなあ~いややあ~あのまま青ガレで降りたほうがよかったなあ~、まだかなあ~何とかはあはあゼイゼイ、コヤマノ岳とうちゃこ~。40分以上かかってる~それにしてもこの快晴で誰もいないな~、珍しいな~もうみんな来あきたんかな~。ここで食事も考えましたが、もうこの際武奈まで頑張ることに、何とか予定どうり13時頃には武奈ヶ岳にとうちゃこ~バテたあ~。
風もそれほど強くなく北側の斜面に誰かが作ってくれた食事コーナー?に座り込んでゴハン、ゴハン、ラーメン炊いては~来てよかったあ~(ころころ変わるやつやなあ~、さっきまで青ガレで帰った方がよかった~ゆうてたんちゃうのかい!)のど元過ぎれば熱さもなんとかですやん。 とここまではご機嫌でしたがこの後カメラがえらい事に、とゆうよりバカチョン設定がずれてるのに気ずかずえらい事に。へたくそはわかっておられるのである程度の事は許してもらえると思いましがここまでとんでもない事になると(笑ってゆるして#)(又古い歌うたうな!)とはいきません。 まあこの後のコースの雰囲気は皆さん充分ご存知とゆうより、オヤジがへたくそな写真載せない方が、師匠にも喜んでもらえます。したがって最終大山口まで写真ありませんが悪しからず(はあーよかった、よかった、バンザイ)まあバンザイ迄はしなくてもよいのでは、どんなひどい事になっているか下にちょっと載せてもらいます。
さ~冗談はこれぐらいで(師匠に怒られるわ)何処から下山するかな~キムケンさんならスキー場からダケ道を採られるかなあ~疲労感も相当あるしオーソドックスに?スキー場、八雲、北比良。ダケ道と戻ります。 そうそう山頂では珍しくあまり登山者はおられなかったのですが若い単独女性が食事の準備、うどんが見えて、その横にタマゴが一個、は~うまそうやな「卵うどんですか」と声をかけます(お前あんまり若い女性に昼飯の事聞くのやめとき、嫌がられるでー)しかし生卵持ってくるのはなかなか大したもんです。 オヤジなら途中で割ってしまうでしょうね~。この女性とは先に下りたオヤジですが、北比良で追いつかれ、同じく先にダケ道に下りたオヤジが最後の方でアイゼンを外していると又追いついてこられました、ほとんど会話することはなかったですが(そりゃあんた嫌がられてるのや)ごもっとも。
それにしてもやはり午前中のルンゼ登攀が応えていたのでしょう、八雲から北比良までの登り返しのしんどかったこと、ダケ道もいつも長いな~と思いながら下る道ですが今日は特に長く感じました。チンタラ、ヨタヨタ、下りてきたからでしょう、(何をぬかす、バテテヨレヨレであるけへん~といえ!)車に着いたのはもう17時を回ってしまいました。 今日は温泉はどうしょうかな~と思いましたが、とにかく体をしばらく休めないと車の運転中寝てしまうかも(フン相変わらず大層なやっちゃ)カーチャン連絡「遅くなりました、温泉今から寄ります」「えらい時間かかったね~ゆっくり休んで気をつけて帰ってきいや」お優しいお言葉ありがとうございます。家で待ってくれてる人がいるから山に登るのです。(えらいカッコええことゆうやんけ)へへ!まあ自分勝手なお愛想です。 そうそう最後にうれしい事が比良トピアでありました(なんやどうせろくなことやないやろ)。お風呂から上がっていつものソフトクリームを頼んだところアルバイトの兄ちゃんが作ってくれたのですが、慣れてないのでいつもの量より、てんこ盛り入れてくれました。ベテランの先輩が睨んでいましたが(きのせいかなあー)ちょっとお風呂に長湯してのぼせたので、(どんだけ入ってるねん)建物から出て前の床几で暫してんこ盛りソフトクリームを食べておぼろ月を眺めているともう春やな~幸せ、幸せ。 (しょうもな!ほんませこいな~)キムケンさんやらのおしゃれなデザートタイムとえらい違いやな~(まああんたのこれまでの人生でおしゃれとか上品さは関係ないからしょうがないな~)。そうですね~そんな老いぼれオヤジでも山歩きした後のほっこりした達成感は皆さんとおなじかな~。 感謝 感謝。 追記: 前回の江戸の写真でトウキョウタワーと違うとお叱りをいただきました。江戸にトウキョウタワー以外の高い建物があるとは知りませんでしたすんません。阿倍野ハルカスです。(ちゃうやろがあ!) 。
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