伯母子岳 初心者オヤジ 2018年6月5日 今回は歴史街道ロマンあふれる熊野古道小辺路だあ! (ロマンとかなんとかあんたに語られたら 熊野古道が気を悪くするわ!) ごもっとも、とにかくアプローチが長く 最後は歴史もロマンもへちゃくれも (なんや?)どうでもよくなりました。 (寄る年波には勝てません。) 親父の山歩き報告(NO.183) |
着きましたあ~、伯母子岳 |
2018年6月5日 洛西オヤジ
アクセス: 京奈和自動車道ー奈良市内乗り継ぎー五条IC-R168(十津川街道)ー十津川川津ー県道733(川津高野線)-三田谷登山口 コース: ・三田谷登山口ー旅籠上西家跡ー伯母子峠ー伯母子岳山頂(完全往復) こんにちは洛西オヤジです。前回は劔で初めての撤退を経験、傷心を抱えての帰宅、あ~もう山歩きは終わったなあ~人生も終わりやあ!。(阪急に飛び込むか)いやそれは家族に迷惑が(ほな首つるか)いやそれはみっともないし(ほな練炭でどうや)いま暑いので売ってない(かってにせい!)。 やはり己の人生を見つめ直すのは昔の人のように熊野詣で(何をゴチャゴチャゆうてんねん)、実際は又奥駆けの未踏を少し赤線引きに行こうかなあ~と思って地図を見ていたら離れたところに伯母子岳とゆうのが目に入りました。 聞いたことあるな~、そうか去年陽チャンが(誰や?)(アイドル田中陽希ちゃんやんか)(へー有名なんか?)。200名山で歩いていたなあ~。よし予定変更で行くかあー、そやけど地図ないで~。R168で登山口の案内は見た事があるような、ないような(どっちやねん)。まあなんといっても世界遺産の熊野古道や小辺路やで何とかなるやろが(相変わらずええ加減やなあ~)。 あ~ちょっと講釈垂れますと、小辺路とゆうのは熊野古道の内、高野から熊野本宮への参詣道を言います。他に紀伊路、中辺路、大辺路、伊勢路など(ワカッタそんなんみんな知ったはるさっさと進め)すんません前振りが長くなりました。(ほんまやで、講釈長すぎて皆さんこの後見てくりゃはらへんのや)。 前回の奥駆けは10時間以上の歩きが予想されたので前日夜の出発でしたが、今回は時間がわからないので(地図がない)まあとにかく朝早くから行くことに、毎度おなじみの京奈和五条IC、ほんま早く十津川街道に入れるようになりました。
チンタラチンタラ南へ南へ、谷瀬のつり橋を過ぎて川津の集落に入ると、ありました世界遺産熊野古道小辺路、伯母子岳登山口の案内標識、えらいもので分岐に観光トイレもあります。さすが世界遺産。県道733まあ実際は高野川津線の方がなじまれています。どんどん進みます。三浦口バス停を過ぎるとすぐに三田谷橋を渡ったところが登山口です。8時ころに到着、工事が行われていますが広い空き地があり車は停められました。
今日は家を出るときから気合を入れて衣装を着ていますので、比較的早く準備を済ませて、いざ出撃です~(かおりさんのフレーズ、無断借用)。登山口に立って案内を見てアリャ~えらいロングなコースやあ、~伯母子峠まで4時間へ~(時刻8時を回っています)。そこから山頂まで行くとすると、どんだけかかるんやあ~。 まあとにかくいきまひょと取りつきだしますが、最初からえらい急登でいややあな~、シンドイなあ~、参詣道ちやうのんかい~(昔の参詣はそれだけ苦労して値打ちがあったんや)。どうでもええけど、こんなん上まで続いたら死ぬ~(相変わらず大層なやっちゃなあ~)。
小一時間ほど待平屋敷跡とかゆうところまでハアハア行っていたでしょうか、そこからは急に平坦な道になります。もちろん高度を上げるのですが、じんわり、ぼちぼち(どんな表現やねん)とにかく(2度ほどピーク超えがありましたが)ちんたらちんたら巻き道とゆうのでしょうかユリ道でしょうか中腹の道が延々続来ます。 水ヶ元屋敷跡、上西家跡、とゆう史跡を過ぎてこの上西家跡からすぐのところで上部でキャ!とゆう女性の声、前方に若いネーチャンが足を滑らしてこけています。「大丈夫かあ~」と声をかけます、少し近くなるとこれが外人さん、へ~さすが世界遺産、もちろんオヤジは流ちょうな英語で(しら~)どうやら反対の大股登山口から来たみたいで三浦口の民宿でとまるみたいです。 (どこの国から来た人なんや)知らん、英語圏の白人の女性、(おまえ流ちょうに英語で聞いたんちゃうのんかい)キムケン先生やないのやでわかるかい。まあなんにしても、実は今日あったのはこの外人さんだけでした。やはりなんぼ世界遺産やゆうてもね~アクセス悪すぎです。
展望は全く利かず、時々樹間から奥駆けの峰が見えるだけ、黙々と歩いてやっと上部が明るくなり出して時々展望が開けて着きましたあ~。伯母子峠だ~、ホンマに4時間近くかかったあ~(あんたが遅すぎ、よれよれおいぼれにしてはまあ頑張ったほうや)。ここはトイレもありますししかも和式、洋式、さすが(ワカッタ世界遺産なんやろ)まあそおゆうところです。 ここはオヤジが登ってきた反対側、すなわち高野側から(大股登山口)、この峠を越えて古来巡礼者や生活道路の重要な地点で伯母子岳山頂は本来の小辺路参詣道からは外れていたみたいです。現在は山頂から護摩壇山を通り高野山に向かうルートもよく歩かれているみたいです(ただし伯母子岳から護摩壇山まで15K以上あるロングコースです)。
とにかく山頂に向かいます、峠で山頂まで0、6Kとなっていたのでやれやれ10~15分で山頂到着。もう正午前にとゆうより正午ちょうどに到着です。今まで全く展望が効かなかったのが、ほぼ360度のパノラマ展望これはチョット舞台の早変わりを見るようなお~お、ええやんけ~(お前相変わらず品ないのう~)。 誰もいませんゆっくりとラーメンタイム、あ、あ、ちゃうちゃう今日は夜店の鉄平ちゃんヤキソバ(どっちでもええのんや)。暑いので(もう夏ですね~前回の劔はなんやったんや、まだ指先痛いで、まさか黒ろーなってくんのんちゃうやろな)。 ちょっと降りたら日陰がありますが、やはりこの展望を見ながら、そうや携帯傘があったな~(けったいなもん持ってるなあ~そらリュック重なるわ~)。しかしほんま誰も来んなあ~明日から梅雨入りやで、(ほかの山に行ったはるのや、それよりあんまりのんびりしてたら下りも同じくらい時間かかるで~)。そうやなあ~最初の急登以外はほとんど変わりないもんなあ~携帯の電波状況は最高、カーチャン連絡して13時過ぎには下山します。
下山は全く同じコースとゆうことで、もくもくと歩きます(歩かなどないすんねん)いやもうただひたすら、早く着かんかなあ~、歴史ロマンも何もあったもんじゃござんせん(なんや急に江戸っ子弁で)。 こういっちゃおしめーでござんすがあっしももう齢なんで、実はこれを書いてる明日が誕生日てーわけで(いや~おめでとうおめでとう、ハッピバースディ)。とんでもござんせん、目でたくとも何ともござんせん。(ところでおいくつになられましたかな)ケ!よしておくなせい。あっちは(どっち)(おまえ何をゴチャゴチャ書いてんねん)すんませんまあそれほど単調で変化に乏しい下山です。 ただ登山口に着く直前、朝は咲いていなかったササユリが一輪「お帰りなさい」と迎えてくれました。は~ありがとう、思わず感謝の写真を撮らせてもらいました。
何とか8時間ほどで戻ってこられました、なかなか手ごわい小辺路ですハイキングコースのようなわけにはいきません。一応かえってじっくり検証すると(遅いわ!)高野から本宮まで3泊4日(健脚者は2泊3日みたい)はかけて歩くのが普通みたいです。 一番人気のパートは果無(はてなし)山脈の石像群でしょうか、今度行ってみたいなあ~と気持ちが動きます。(最近の体たらくでは無理やろなあ~)なにはともあれ今回は小辺路の一部ですが歩けました。 ちょっとは傷心もいやされたかな?帰りはよそ見せずに西吉野温泉桜の湯に向かいました、なんとご主人に顔を覚えてもらっていたみたいですが、ワンチャンがえらいなついてくれて、(今度ケンタッキー持っていったろ)。 ゆっくり浸かってソフトも食べて、ちょうど奈良市内の停滞もおわっていたので21時前にはカーチャンただいまあ!となりました。梅雨近しの今日は予報より早く車に着くと同時にポツポツと雨が降ってきました。 それほどの強い降りにはなりませんでしたが梅雨に入ったなあ~と、桜の温泉の露天風呂で実感しました。キムケンサン曰く雨も又良しの山歩き。何とかまだしばらく山歩きできそうな気がしてきました。 感謝 感謝。 【洛西オヤジ記】 古き友、懐かしい友、思い出させる梅雨の日がな一日洛西村の侘び住まい 忖度してくれる友達はうれしいものです、友情も深まります、友達ならではの温かい忖度はありがたいです。 ハ~イ先生!友達以外の人から忖度してもらうにはどうすればよいのでしょうか。 簡単です、権力とゆう友達を持つことです。 ---- 洛西オヤジつつ”り方教室 ---- 追伸: そうそう森の旅人さんが弥山、八経に行かれました、オオヤマレンゲの蕾の写真見せていただきました。毎年7月の最初ぐらいでしょうか天川村ホームページやいろんな人たちの報告がされるので確認してぜひもう一度行ってください。 私はもうヘタレテて行けないと思いますので開花の写真お願いいたします。 |
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