七面山(西峰、東峰。槍ノ尾ノ頭)//大峰 初心者オヤジ大峰の秘境に行ってきました 噂の林道4K以上の往復にはまいりました(フン又ど大層に) (だいたいお前能郷白山にに行くのんちゃうのんかい) 心境の変化で申し訳ありません 親父の山歩き報告(NO.175) |
東峰到着~! 七面山//大峰 |
2018年4月16日 洛西オヤジ
アクセス:(今回はちょっと丁寧に) ・京奈和(城陽インター)-奈良市内ー京奈和橿原高田インター以前は工事中の区間が完成の為五条インターまで(それより先もいけます)ーR168(十津川街道)(本来のナビ検索では笹原集落に県道235での案内ですが通行止めの為)ー大塔支所ー(林道?)ー宮の滝ー県道235出合ー林道ー王子製紙ゲート駐車 コース: ・王子製紙ゲートー林道ー七面山登山口ー七面尾の鞍部ー西峰ー東峰ー西峰ーアケボノ平ー槍ノ尾ノ頭 アケボノ平ー西峰ー七面尾鞍部ー七面山登山口ー林道ー王子製紙ゲート こんにちは洛西オヤジです。気まぐれオヤジはカタクリ熱も冷め(あきらめかな)、以前から行きたいな~と思っていた奥駆けから少し離れた七面山、10年ほど前までは比較的にトライしやすい山だったみたいですが、現在は登山口まで行けず4K以上の林道歩きがとにかくネックになっています。それもきつかったですが篠原の集落に着くまでが大変でした。 いつもの奈良行の定番ですが早朝NHKラジオの深夜便を聞きながら4時出発、とにかくどれぐらいの歩きになるか想像できないので頑張って早起きしました。前日車中泊も考えましたが京奈和の工事完了で五条まで比較的に早朝だと早く着けそうなので頑張って早寝早起きです。ナビ検索では5時間半以上です。 いつも書きますが5時間とゆうと立山に着けます。まあ机上の計算ですが、奈良はナビ時間より早く着けます、実際今回も大塔の夢の湯前の県道235の分岐までは比較的に早く着けましたが、またしても通行止めの案内(まあ前回といい通行止めにはいじめられています)、う回路が表示されていますが汚れて不鮮明でわかりません。 どうしょうか迷いましたがしばらく先に進みます、最初の集落で仕事に行かれるところでしょうか男性に出会い、先の状況を聞くとやはり二つ先の集落から先はいけないとの事です。う回路の図がわからないとゆうと丁寧に教えてくださいました。ありがとうございます。 う回路は少し五条方面に戻り大塔支所から林道(県道235より立派な道路でした)で山越えして篠原に入るルートでした。最上部ではヘリポートがあり展望所もある林道とは言えない道路でした。
展望所で景観を少し楽しんで下ります。県道235合流点の少し手前で宮の滝とゆう案内、なるほど中々の名瀑ですが、それよりビックリしたのはアレーシャクナゲが満開や~、おまけに山吹も満開やあ~なになんでここだけ、今回花の写真はここだけみたいなものでした。 何とか篠原の集落に到着、さて時間がかかりすぎています、県道235の合流点の案内板に七面山登山口10,6Kとの案内があります。右の川沿いに下ります。ここからは本格的な(?)林道を進みます、林道で作業をしている男性にここでも先の状況を聞きます。 「スミマセン七面山登山口はこの林道でいいのでしょうか」「ああそうや、ただ昔と違って途中までしか行けないよ、王子製紙がゲートを設置して先の林道もメチャクチャになってる」「ありがとうございます、大体の状況はわかっているので何とか頑張ります」「どこから来たんや、京都かー」 「えらい遠いところご苦労さん、結構と遠いとこから来るで~関東や九州の車も時々見るわ~」「そうですか、ありがとうございます」そうか~人気あんのや。 それからしばらくして車で進める林道の最終の地点に到着。噂の川が目の前です、王子製紙の火の用心垂れ幕もあります。先ほどの10,6K案内から5Kほど、やはりあと4K以上の林道歩きみたいです。
さ~遠回りやら、へたくそ写真やら大分遅くなりました、出発8時を大きく回っています。チンタラ出発です。まず皆さんが書かれている目の前の渡渉、ジャブジャブ、やはりスパッツは必要です。あまり渡渉箇所を探すより、忍者のごとく右の足が沈む前に左を、水面を滑るようにように(アホカ!)今日は久しぶりのお叱りですね~。 林道とは手入れをしないとここまで荒れるんやあ~とゆう状態の林道を(ややこしいな~)しかしイメージ的に明王林道そっくりのU字U字の林道を(林道ばっかりゆうなチンタラです。途中これも皆さん報告されます、崩壊の現場、怖~い、ここが今回一番の恐怖、ロープにしがみつき(あかんやろ)いえしがみつかないと無理です。
何とか登山口に着きました、皆さん1時間15分ぐらいの歩きと書かれていますがオヤジは1時間半もう今日の歩きはここまで!としたい心境です。 登山口出会いから林道はまだ先に延びていますが神仙平に向かうルートです。今回は無理でしょうね~とゆうよりオヤジには無理でしょうか。
先ずは杉の植林地をジグザグ登攀です。4Kの林道歩きからいきなりの急登攀、キャーキツイーいややあ~それに踏み跡が鮮明ではありません杉の落ち葉で覆われてかろうじてわかる程度です。慎重に見極めながら、とにかく上に行きゃええのや、とゆうわけにはいきませんやはりジグザグでないとオヤジの体力では無理です。
何とか七面尾の鞍部と呼ばれている稜線に出ます。杉の落ち葉はなくなり踏み跡も鮮明になり大峰らしい雰囲気の尾根を進みます。シャクナゲの尾根を過ぎ、西峰直下の鞍部から一面の笹の中を一気に登ると西峰にとうちゃこ!です。
は~しんど、一応七面山は東峰が山頂になっています、もう一度鞍部に降りて登り返して東峰にとうちゃこ!(何回とうちゃこすんねん)。もう時刻は正午前、展望のない地味な山頂ですがラーメンタイムとします。
東峰で食事を済ませ西峰に戻ります。途中奥駆け道への案内がありますが楊枝の森へのルートだと思います。計画を立てた時(計画なんて考えるのかい)行きたいなあ~と思いましたが、ベテランさんたちは、ここから楊枝の森ー舟の峠ー神仙平ー林道ー七面山登山口と回られるみたいです。逆も行かれるみたいですが神仙平から奥駆けへの直登が相当厳しいルートみたいです。やはりこの時間、このバテ方では無理です。 西峰に戻り七面三山(西峰、東峰、槍の尾の頭)と呼ばれる槍の尾の頭に向かいます。アケボノ平は気分の良い展望が三山の内で一番良い地点です。東峰といい槍の尾の頭といい、下って、登って、(アップダウンと言えんか)まあオヤジなんかにはシンドイ事です。。
槍ノ尾ノ頭往復又西峰から同じルートを戻ります。足元のニリン草踏まないように結構咲いています。皆さんがよく撮られるマンモス巨木を横目に七面尾の鞍部から右に植林帯を激下り(大層な)しかしこれだけ杉ッ葉が積もっていると不思議に膝が痛くないのです。 いつも下りは苦手なオヤジですが比較的膝への負担は軽い気がします。登山口に戻ってきました時刻はもう15時を大きく回っています。
さ~又長い林道をデポ地まで戻ります。チンタラ、チンタラ。いつものフレーズ、カエルが鳴くからか~えろ、個人的な感覚では明王林道の坊村から牛コバまでの倍ぐらいの距離感でしょうか。しかしこの林道が復活して登山者が上部まで車で行くのは今後も無理でしょうね~。 帰りもやはり1時間半ほどかかってデポ地に戻ってきました。時刻はもう4時半を回っています。結局今回の歩き9時間弱でしょうかそのうち3時間弱は林道歩きでした。まあ行きも帰りも同じぐらいの時間とゆうのはオヤジらしいですが(よっぽどチンタラ歩いてんのやな~)(歩いてんのんちやう、歩けへんのや)。 まあこの報告見て林道歩きの長さに心が折れる方もおられるかもしれませんが、普通は片道1時間少しで皆さん行かれます。ポジティブに考えて大峰の奥座敷を味わってください。
さ~今日も無事に戻ってこられました。車で戻るコースももちろん朝と同じコースで戻ります、最上部のヘリポートでは再度車から降りて展望台に寄ります。 夕景を見たかったこともありますがもう一つ朝からカーチャン連絡ができていません。上部尾根でもダメでした。つながらないかなあ~と期待しましたが残念ながらまだ無理な状態、大塔のR168に降りて初めてつながりました。
カーチャンも今回は全く連絡がないので1時間ごとに3回ほど連絡が入っていました。無事にR168に出てきたことを伝えてヤレヤレ、帰りに寄るつもりの夢の湯温泉は残念ながら本日休館、ちょうどおられた女性に聞くと18時までで終了との事、休館か終了かわかりませんが仕方ないので十津川街道を五条に戻ります。 途中、西吉野温泉、桜の湯とゆう幟が目に付きました。R168から10分ぐらい外れますがえらい鄙びたところにありました。結構新しい建物で(3年前にオープンみたいです)露天もあり小さなサウナもあります。宿泊もできるらしいのですが、早い時間に終了の十津川付近の温泉が多い中20時までとゆうのは今後も山から下りるのが遅れたら貴重です、ゆっくり浸かって帰路に着きます。 ちょうど奈良の一般道の混雑も終わっているはずです。予想どうりスムーズに走れ21時過ぎにはカーチャンただいまあ~。お腹減ったあ~オヤジの好きな肉じゃが、(庶民やのう)ゴハン大盛お替り、折角2Kほど減量できたのに又元の木阿弥やあ~(相変わらずガマンできん男やな~)。今日はなかなか電波届かず心配かけました。それにしてもやはり奈良の山々の奥深さ改めて実感させられました。登山口に取りつくまでに道や状況を教えていただいた地元の男性の方たちに。 感謝 感謝。。 【洛西オヤジ記】 夕焼け小焼けで日が暮れて洛西村の侘び住まい山のお寺の鐘の音に心静かに耳傾けて己の生き恥かみ締められる日本人は少なくなったね~恥を知れ!お役人様~ 洛西オヤジつつ”り方教室。 |
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