奈良吉野~山上ヶ岳(2)
2018.09.27-28

初心者オヤジ、大峰奥駆け道の原点に行ってきました
奥駆けの道も歩いた赤線が大分つながりましたが
スタートの吉野から山上ヶ岳がまだでした
(洛西オヤジ No.193_2)

 
誰もいません、大峯山寺


2018年9月27~28日   洛西オヤジ

アクセス:
珍しく交通機関を使っての山行きです。

・京都桂川5:40、京都近鉄6:06(急行橿原行き)
5分遅れで橿原7:18の急行に乗れず(コンチクショウ)
38分特急吉野行(特急券代損やんか)(またセコイことを)
8:18吉野着

帰路
洞川温泉バス停12:45発ー下市口近鉄駅前-下市口13:48(特急)(えらい贅沢やんけ)
橿原神宮14:30(京都行特急)京都15:26着

コース:
▽9月27日
吉野駅前ー中千本(金峯山寺)-上千本(吉野水分神社)-奧千本(金峯神社)-青根ヶ峰ー四寸岩山ー百丁茶屋(二蔵宿小屋)- 勘違いして新道で5番関(女人結界)-今宿跡ー洞辻谷付近で」ツエルト泊

▼9月28日
野営地ー洞辻茶屋ー鐘掛け岩ー大峯山寺ーお花畑山頂ー日本岩ー西ノ覗ー参詣道を清浄大橋ー洞川温泉バス停






 ■9月28日。

 夜中に寒さで目が覚めます。いつもの眠剤を飲んで寝たのですが寒さで熟睡とはいきませんでした。4時ころから起きてゴソゴソ着替えてバーナーでお湯を沸かします。バーナーの炎が温かいです、後でカーチャンにおはようコールをしたところ、(えーつながるのかい!)。そうなんですこのあたりは携帯がつながるのです。野営してから無理やろなあ~と思いながらも電源入れたらなんとなんと、柱が5~6本立ったのでびっくりしました。

樹間の朝日を見ながら 一応は雲海も見え

 それはともかく開口一番「寒なかったか!」「寒かったあ~」「そやろ奈良が一番冷え込んだみたいや」。そうなんやあ~前回と同じ装備では、特にツエルトでは厳しい状況でした。朝食は豪華にカップメンにお餅入り、今回はアルフアー献立は持参していません(ちょうど切れて買いに行っている時間がなかったのです)。野営撤収といってもツエルトは楽です、ご来光とはいきませんがそれなりの朝日が見られて、今日は何とか天気は良さそうです。今日もヨタヨタまいりましょう。

朝の空気を吸いながら参道出合にヨタヨタ 15~20分で合流

 予想どうり15~20分ぐらいで洞辻茶屋に到着、昨日ここまで頑張ったほうが屋根の下で寒さはましだったかもしれません。

昨夜はここで泊ってもよかったかなあ~ おなじみの光景西ノ覗が後方に見えます

 ここからはなじみのコースになります、鐘掛岩によって宿泊予定だった龍泉寺宿坊前を通過7時ころ大峯山寺に到着、やはりもう閉扉になっています。

毎回載せます陀羅尼助茶屋を通り抜け 鐘掛け岩によります
上部の行場に上がります 金掛け岩の行場で
日がまだ当たらないのでさいていません
西の覗は帰りに覗きます。(洒落か!) はいとうちゃこ~

 誰もまだ早朝なのでいません。毎度おなじみのお花畑山頂へ、そうやー最近森の旅人さんが来られています。稲村岳にオヤジも回って帰るかあ~とも思いましたがこの老いぼれにはきついのでおなじみの参道を日本岩、西ノ覗と寄り展望を楽しみながらチンタラ下山してきました。

ワンパタ~ンですがお花畑山頂へ お花畑とゆうより笹畑?
おなじみ日本岩からの展望 正面稲村と右の三角ピークが大日岳
森の旅人さん、よくいかれました
オヤジはとても行けそうにありません
(おまえ行けまっせとけしかけといて)
ここでもりんどうが お次はこれもおなじみ西の覗
{親孝行するか!}「両親もういません」
{家族を大事にするか!}
「嫁の尻にひかれてます」
{悪行しないと誓うか!}
「誓うだけならいくらでも」アカンわ。
お茶屋も閉店、ちょっと休ませてもらいます

 途中お助け水で役行者の銅像が盗難にあい、探しているとの案内板がありました。滋賀県のお寺なんかでも仏像の盗難がよく報道されたり、あるいは無人のお寺なんかではしらないうちに消えていたり、困ったことです、ちょっとだけ古物の世界に足を突っ込んだことのあるオヤジは複雑な思いで下山します。

チンタラチンタラ、愛宕山表参道
(「ちゃうちゃう」ええ加減なこと書くな!)
お助け水場の表示
不埒な輩は西の覗から突き落とせ
(えらいか過激やな)

 チンタラチンタラいつもより時間かかったのかな~10時過ぎに女人結界をくぐり清浄大橋に着きました。そうか今日はここからまた洞川温泉バス停まで歩かんとあかんのやあ~。まあ時間は充分あるので県道21をチンタラ、おなじみゴロゴロ水を見学したり五代鍾乳洞(見学はできませんでしたが)によったり、オヤジは歩いたことがないのですが県道21号沿いの川(なんとゆう川かわからないのですが)右岸に遊歩道があるので歩けばよかったな~、などと思いながら温泉街に入ります。

女人結界現代に残る信仰の重み 清浄大橋に到着~
今日はまだチンタラ県道を
洞川温泉まで歩きです
ゴロゴロ水汲みの賑わいを見物

 そうそう途中で車に乗った女性二人から「稲村岳への登山口はどこでしょうか」と聞かれました。「え~今からですか」時刻はもう11時を回っています。登山口いろいろありますが車を停めてすぐ取りつけるとゆうことで母子堂を教えました。

 「ちょっと山頂往復は無理かも」「はい時間を見て途中で引き返します」とゆうことでした。そうか女性は稲村岳がこの辺りでは登れる山人気No1なんや。無事登頂されていたら良いのですが。

母子堂にお参り へ~温泉街の外れでここが一合目?
ようやく温泉街に到着

 さてオヤジはちょうど正午前にバス停に着きました。時間を見て温泉に入ってとゆう予定でしたが、次のバスは12時45分です。そのあとはもう14時台になります、う~んちょっと温泉時間が足らんなあ~。去りとて14時まで入ってるのものぼせるなあ~(好きにしたら)。はいお腹も減ったのでバス停でラーメン炊いて(またかい、お餅も食べるのやろ)時間をつぶしましょう。

 。

バス停です。このバスに乗りました その前にお餅入りカップめん、いただきま~す

 温泉は黒滝道の駅温泉か下市ごんたの湯に途中下車、(下車ちゃう下バスやろ)してもええなあ~と考えながらバスに乗りましたが結局なんかそのまま下市口駅前まで乗りました。ちょうど13時48分の特急があります、この際贅沢して早よかえろ!そうや明日は台風が来るのやんか。

 橿原神宮前で同じく特急に乗り換え今度は遅れよらなんだ(けったいな言い回しやな)。ほとんど爆睡状態で京都に着きました。やはり車の運転して帰ってくるよりは大分楽です。そうや帰って竹の里温泉もええけど久しぶりに(何年ぶり?)京都タワー温泉に入るかあ~。

 地下のチンケな下町の銭湯みたいな感じですが(上部は外人がうろうろの近代的な雰囲気)まあこれもご愛敬です。ゆっくり浸かってまた駅に引き返し桂川駅まで戻ってきました。

近鉄下市口駅 橿原神宮前です。右の特急で優雅に京都まで
撮り鉄になった気分で なんの気の迷いか久しぶりにタワーの銭湯に

 オヤジにしては珍しく交通機関を使っての山行は、なかなか新鮮でした。そうそう桂川駅まで早朝にも関わらず車で送ってくれたカーチャンに 感謝 感謝。



                             【記:洛西オヤジ】

 ■追記。

 今回PCが不調で予備の(?)使い慣れていないPCで報告させてもらっています。師匠には大変ご迷惑をおかけしてしまいました。すみません。そやけどPCどないしょう。メーカーのサポートサービスに連絡しても解決しません。あ~あやけくそでブン投げたら治るかなあ~(何をアホなことを)。