2019年6月4日 洛西オヤジ
アクセス:
・湖西道路ー161 -北陸道敦賀インター福井北インター中部縦貫道ー大野インター(今のところ終点)-R157-白峰交差点ー県道33-市ノ瀬ー別当出合(車中泊)
コース:
・別当出会いー砂防コースー室堂ー山頂ー完全往復
・老いぼれ歩きは当たり前なんですがそれ以上に体調が悪く又残雪の影響もあり11時間以上の悪戦苦闘、残雪対策全く無しの恥ずかしい歩きとなりました
今日は洛西オヤジです。前回雷鳥沢上部の別山乗越から見た白山がきれいで「よっしゃ次は白山やあ」と調子こいたため、まあ行くかあ~。前日の夜別当出合まで走ることになりました。本当は久しぶりに平瀬道で行きたいなあ~と思ったのですが例によってまだ大白川湖への白山公園線がアウトです。早朝出発で日帰りもできないことはないでしょうがまあ同じようなものです。
晩御飯食べてから(相変わらず庶民やのう、夜食とかディナーとか)ふんほっといて、「カーチャン行ってきます」チンタラ、チンタラ、毎度おなじみですが最近少しこの方面で変わったのは福井北から中部縦貫道が大野まで開通したことでしょうか、オヤジは大野まで走りましたが勝山で降りるほうがいいのか、ウン~微妙です。悪名高きR157ですが(いまだ能郷白山登山口の温峠まで行けません、工事のため)白山市に向かっては大丈夫です。白峰から市ノ瀬、別当出合、おやすみなさいは11時を回ってしまいました。
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夜の市ノ瀬を通過します |
朝5時前に起きだします。昨晩停めるときには1台もなかったのですが駐車が何台か増えています。昨晩仕入れたおにぎりとサンドイッチで朝食を済ませ、毎度の別当出合に向かいます。もちろん停めたのは下の駐車場ではなく上の道路沿いです。
別当出合からスタ~ト6時過ぎになりました。橋を渡って砂防コースをチンタラ、チンタラ、ただどうも体が重いとゆうか(そんなんいつもやろがあ!)まあそうなんですがちょっと感じが違います、寝不足かなあ~前回の最終日の疲労感をそのまま引きずってるような、(そんなもん気のせいや老いぼれて歩くのがヨタヨタからよぼよぼになってるのやあ!)そやろかな~。
ヨタヨタ何とか中飯場を通過、いつもと違う疲労感にヨタヨタ進むオヤジですが甚之助避難小屋の手前から残雪が現れだします。あれ~いつもより早いなあ~前回はいつ頃来たんかなあ~(6月の第3週ごろ)ちょっとやばいかなあ~何にも持ってきてないもんなあ~。何とかヨレヨレになりながらも甚之助小屋に着きました。
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お前このパターンの写真辞めたらどうや あんまり評判よーないで だいたい失礼やろが!(すんません) |
さ~橋を渡って毎度おなじみ砂防新道へ |
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中飯場に何とかとうちゃこ~しんどい! (なにゆうてんねん、ここからやろが) |
いつもながら大変な工事ですね~ 後の管理も整備も大変です |
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えらい早いこと残雪が現れました まだ甚之助小屋の手前です。 |
甚之助避難小屋 |
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小屋の前のベンチにリュックおろして~ は~しんどい~前方は別山です |
平日といえどさすが白山、男女何人もオヤジを追い抜いて行かれます。スキーを担いだ単の男性に「まだ滑れるのですか」「ネットだと行けそうな感じです」オヤジは逆にヤバ~。大層な装備はともかくアイゼンぐらいは、それとサングラス、また雪目いややもんなあ~。
結局エコーライン、南竜の分岐を過ぎて黒ボコ岩に着くまで(それから先もですが)残雪が続きます。もちろん消えたり現れたりしますが、今までで一番多い残雪量です。まあ登りは何とかグズグズの残雪なんで歩けますが、その時は気にしてなかったのですが下山でまともに食らいました。(なにおや?)まあまずは登りです。黒ボコから弥陀ヶ原に出ると一面の雪原状態、へ~こりゃ花どころではないな~。上はどうなんやろな~木道見えないのですがガイド旗が立ててあります。いつもしんどくていやな(今日は特につらかったあ~)室堂への登り返しをして何とか室堂とうちゃこ~。コースタイムより1時間近くかかっています。
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エコーライン、南竜と黒ボコ岩分岐 |
残雪ア一段と多くなります |
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上部に黒ボコ岩が見えます |
黒ボコ岩到着 |
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弥陀ヶ原は一面の雪原状態 |
エコーラインからのルートもわかりません |
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いつもしんどい室堂への登り返し しんどい~いややあ~ |
室堂ビジターセンターとうちゃこ~ ヘリで運ばれた荷物が そのままにおいてあります |
いつもはリュックデポってすぐに山頂に向かいますが今日はバテテしばしダウン、ようやくサブリュック担いで、山頂への参道をヨタヨタ、実は今日は花以外に(花~?どこに咲いてんねん!)いやまあ咲いてるおもてたんや!剣が峰に行きたいなあ~、行けそうでいってないもんなあ~。しかしこのバテ方ではな~、やはり45分前後のコースタイムの参道、1時間ほどかかってようやく着きました。
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お花畑は一面の雪原状態 お池巡りは無理みたいです いってもこの状態ではね~ |
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参道には全く雪はないのですが 花のはの字もありません |
小1時間かかってやっと到着~ (もう老いぼれを実感できたやろ) 記念写真撮る余裕なし |
ほとんど登山者はいません、オヤジも今日はお池を回るつもりはありません、ただ剣が峰は行けたらな~と思いますので北東斜面を下りルートを確認しに行きます。だいたいのルート確認、ただ急激なアップダウンを往復しなければなりません。今日は自重しましょう(フンヘタレ!老いぼれ!来るなあ!帰れ!)そんなけゆうたら気が済んだか、戻るわい!気落ちしたわけでもないでしょうが。
室堂に降りてきたのはもう13時前、、早々ビジターセンタではいつもの水場はどこも使用できません。ちなみに6月いっぱいは宿泊も素泊まりだけ、食事は出ません、自販機はあります。オヤジは持ってきた水で一応ラーメン炊いて水分はすべて飲み切りました、使い切りました。自販機で購入補填も考えましたが最近の定番補水ジェル、二パックを頼みに下山です。まあそれだけ重さがキツイオヤジの歩きです。(えらいバテテんのやなあ、ホンモンやなあ)。
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お池を見下ろします 残雪多く今日はもちろん行きません |
目の前の剣が峰 少し引っ張ってみました 行くかあ~ |
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ルート確認のため少し足を延ばしましたが 自重・・・残念 |
室堂に戻って遅い昼食をとります |
さて食事も終わり13時過ぎに下山スタート、黒ボコでどうするいつもの観光新道で降りるか、おそらくあのただでさへ急な下降の斜面、特に降りだしてすぐの本来花が咲き乱れる斜面ですが今日は花はおろか残雪の急な斜面が想像されるので初めて砂防新道の往復で下山します。
ただ登るときはそれなりに歩けたのですが下りはやばいです。まあそれほどの傾斜ではないのですが、情けない話ですが3度しりもちをつきました。こうなると開き直って、急ぐ必要はない。単独の気楽さをもう一度再確認チンタラ。チンタラ、意識してチンタラ、(再認識せんでもチンタラや!)とにかく甚之助小屋に着くまで登りと同じ時間かけて降りることになりました。
途中で追いついてきた(小屋の関係者かな?)若者のリュックにぶら下げていた荷物が外れて雪渓の斜面を転がり落ちていきます。まあ~とにかく目視できないほど下に落ちていきました。合羽だそうですがまあ人間はあそこまで転がらないでしょうがビビります。
別に急ぐことはない老いぼれ単の歩きでヨタヨタ、何人かの登山者が追い抜いていきますがその中に朝のあのスキー担いだ男性も「滑れましたか~」「さすが白山楽しめました~」「よかったですね~」先週の劔といい、スキー,ボードまあそれぞれに頑張っておられます。
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下山です、ガスが少し出てきました |
弥陀ヶ原を見下ろします |
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今日は初めて砂防往復です。 |
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見上げる観光新道の稜線 まあこちらにして正解かなあ~ こりゃヤバイ感じ |
こおゆう状況はまだマシなんですが |
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いつもは登山道の両サイドに花が咲き乱れる甚之助小屋上部 |
甚之助小屋まで何とか降りてきました ここに降りてくるまでしりもち3回 (カッコわる~) |
先週は持っていた日焼け止めクリーム、サングラス、全く思いつかず、それほどの日差しは感じられなかったのですが顔は焼けているのが感じられます。何もかもが甘く今更ながら2000mを超える山の厳しさを感じながら、登るときは気が付かなかったのですが、下り専用ルート、へ~こんなんあるのやあ~もちろんそちらへ向かいます。
花がほとんどなかった今日の歩きですがイブキボウフウやマイズル草の群生が見られよかったです。橋が見えます、この光景は観光新道で降りることが多かったオヤジには初めてです。何とか通常のコースタイムより2時間近くかかって別当出合に戻ってきました。ヤレヤレほとんど人影はありません、アスフアルトの道をヨタヨタ車のところに戻ります。
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中飯場に戻ってきました ここは水が使用できます |
下山専用の案内看板 |
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歩きやすいです |
これが本来の白山の雰囲気です |
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橋が見えます、初めて見る光景です 観光新道では見られません。 |
橋に戻ってきました |
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もう誰もいない別当出合に戻ってきました |
駐車地に戻ってきました ヤレヤレもう17時を大きく回ってしまいました |
さて白山イコール花の山とゆうイメージがあります、今回は甚之助避難小屋より上部では全く花は見られず、なんでしょうね花の見られない白山とゆうのは、千両役者のいない歌舞伎みたいなものでしょうか、シンドかったあ~とゆう印象が強く残りました。花の写真まとめますがすべて甚之助非難小屋より下で見かけたものです。
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ホウチャクソウ |
サンカヨウ |
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ノウゴウイチゴ |
チゴユリ |
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ショウジョウバカマ |
リュウキンカ |
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マイズルソウ |
シャク |
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タカネザクラ? |
タチツボスミレ? |
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さ~またチンタラ戻ります、お決まりの温泉は久しぶりに白峰総湯温泉に行くかあ~と。車で村の中にう~ん~いやな予感、案の定、(こんな予感は当たりますねん)火曜日定休日あ~あ平日派のオヤジは多いねんこれが。
仕方ありませんR157の勝山温泉センター水芭蕉(ここは2回目かな?)でゆっくり浸かり、又中部縦貫道から昨晩来たルートを戻ってきました。「カーチャンただいま!」はもう23時「遅かったね、時間かかったね~」起きて待っていてくれたカーちゃんにいつもの事ながら 感謝 感謝。
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【 記:洛西オヤジ 】 |
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