白山
2019.10.31

親父の山歩き報告(NO.235)


 
いつものショット自動ですが


2019年10月31日(木)    洛西オヤジ

アクセス:
(30日17時出発)一般道湖西―北陸道敦賀インター福井北インター中部縦貫道(無料)-勝山インター-恐竜博物館前―R157-白峰―市ノ瀬ビジターセンター別当出合(車中泊)


コース:
別当出合ー砂防新道―黒ボコ岩ルートー室堂―御前峰 (完全往復)




  初心者オヤジ今年のフアイナルに(ちょっとまて、なんぼ何でもあかんやろ、何回フアイナルするねん、閉店セールやないのやぞ!)頑張って徹夜で宿題済ませ、行ってきましたあ~。体調悪くヨレヨレ、下山日没、しかし素晴らしいサプライズが(又かい、大層にゆうなあ~)。

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 今日は洛西オヤジです。フアイナル、フアイナルゆうて、何回するねん、とお叱りをいただいております。しかし全国的に晴れが続きます、とゆう天気予報を聞くと、お~そうか、そうか、行きたいなあ~と、そやけどもう北も南も雪が降ってるやろし、(降っててもええやんか)ちょっと初心者のオヤジには、すんません。

 困った時の近場の白山に行くぞ~(困った、困った、ゆうて白山も迷惑なこっちゃ)とにかく29日の夜、宿題を何とか明け方までかかって仕上げ、30日午前中仮眠(これが寝られへんね)(あたりまへじゃ!)午後からリュック作ってボーとして(大丈夫かいな、もう一日ずらしたら)(あかんねん、1日はアルバイトどうして休めへんねん)30日17時ごろ、おにぎり3ヶ作ってもろて、カーチャン(違う5ヶやろ)スンマセン、毎度の敦賀インターまで一般道、福井北インターから、勝山―白峰―市ノ瀬―別当出合は、毎度のパタ~ンです。もちろんもう土日のシャトルバスは運休、室堂ビジターセンターも閉鎖です。本当は平瀬道から行きたかったのですがね~。

 大白川ダムからの登山道は、紅葉が素晴らしいと聞いていますが入れません。オヤジは見られてないのです。いくら何でも平瀬から歩きはオヤジには無理です。岐阜県さん一考お願いします。もう少し閉鎖を遅らせて貰えませんか。なんとか居眠り運転せずに(危ないなあ~登山よりあぶないのちゃうか)予定どうり22時ちょうどに到着~おやすみなさい~。

 ◆31日

 眠剤飲んでグッスリ、心身ともに絶好調!行くぞ!しかし現実はそう甘くはないですね~、結構冷え込んで、いつものようには寝られません。中途半端に前日仮眠したのが、あかなんだのかなあ~、モタモタ着替えて出発は7時前にはと思っていましたが、大きく7時を回ってしまいました。ただ夜着いたのでわからなかったのですが、お~ええやんけ素晴らしい紅葉が目に飛び込んできます。とにかくヨタヨタスタ~トです。

目が覚めるとオーええやんけ ほなほなボチボチいきまひょか

 もちろん砂防新道です。観光新道にいかれたかおり御大の事を思うと、は~情けないいまだ登りで観光にとりついたことがないのです。この先は毎回ご案内しますので、今回はへたくそ写真でお付き合いください、師匠ちょっと写真多くなりますお許しください。

おなじみですね~
もちろん砂防新道にヨタヨタ
ホンマ観光いかれたかおり御大には
頭がさがります
橋の上からどす、綺麗どすなあ~
ちょうどこの辺りが今が最高のタイミングです 秋に吸い込まれながらヨタよた
登りが始まります
景色見とれペースは極端にダウン
砂防新道らしい雰囲気

 ちょっとここまで写真が多くなりましたが、一番きれいな標高のあたりですのでお許しください、中飯場到着もちろん閉まっていますが、横に冬季用のトイレが並んでいます。次は甚之助非難小屋を目指してヨタヨタですが、体調は改善しません、もう行くしかないです。このペースでは昼までに室堂は無理でしょうね~。

いったん緩みますが
ここから中飯場に急登が始まります
中飯場到着です

 中飯場からしばらく進むと、ボチボチ雰囲気阿が変わってきます、もちろん樹々の植生も変わってくるので当たり前ですが、遠くの斜面に寒樹の姿が多く目につきだします。別当睨みから小1時間、甚之助非難小屋に到着です。夏場のように登山者がワンサカとゆう雰囲気とはえらい違いで、男性が一人だけ休んでおられました。

中飯場上部から 雰囲気が少しずつ変わってきます
このあたり午前中の雰囲気を
覚えておいてください
(なんのために、むつかしい事ゆうなあ!)
もうヘロヘロです~木道やのに?

 小屋はもちろん閉まっていますが、冬季用のトイレは使用できます、水はアウトです。時刻はもう10時前です、相当コースタイムより遅れていますが、はたして行けるかなあ~の次元です。天候芳しくなければ、引き返しているかもしれません、ピーカンと絶景に励まされて何とか歩いてます。

甚之助避難小屋 小屋の前西の福井、若狭方面
天気はピーカン、気分はしんどい~だるい~

 さて小屋から30分ぐらいでしょうか、毎度の分岐です。黒ボコに行くかエコーライン(南竜方面分岐)に行くか、時間も押しているので黒ボコで行くことに、黒ボコ直下がきついのですが、ヨタヨタ、もう周りに紅葉を楽しむ雰囲気は皆無になります、遠くの初冬の樹々が冬の訪れを待っています。

極端に木々はなくなります 毎度載せますが分岐です
黒ボコに向かいます
急登いややなあ~(ほなエコーに行ったら)
距離伸びるしなあ~(帰れ!)
はあはあ、ゼイゼイ、死ぬ~(そうかそうか) (死ぬ~ゆうてた奴がえらいイチビッテ
自動で撮ってるやんか)
これが、やけくそゆうやつです

 何とか黒ボコについたのは、もう11時を大きく回ってしまいました、いつもならそのあとの弥陀ヶ原の木道でヤレヤレ、もうちょっとや~となるのですが、今日はヘロヘロで木道を歩くのがやっとです。案の定、室堂への登り返しで2本も立てる情けないオヤジ、(睡眠は大事やで、やっとわかったんかい)何とか室堂にとうちゃこ~となりました。正午を少し回ってしまいましたが、来られてよかったあ~とゆう状態です。ビジターセンターはもちろん閉まっています、登山者は2~3人、あの混雑ぶりがうそみたいです。

弥陀ヶ原木道 室堂とうちゃこ~
登り返ししんどくて写真ありません~
(いらんいらんそんなもん)
今日は静かです
あの賑わいが嘘みたいです~
よっしゃ行くかあ~

 冬季用の避難小屋はあるのでしょうが、水はどうなんかなあ~、それよりどうすんねん上まで行くのか、ここでヘタレて帰るか、カーチャンおにぎり最後の1っ個食べながら、まあせっかくやし1時間頑張るかあ~(普通は40~50分やで~)今日は無理です、そやけど山頂からの展望が見たいしな~(展望が見たいとゆう表現は文法上おかしいで)うるさいやっちゃなあ小姑みたいに、ヨタヨタ山頂に向かいます、やはり1時間かかりました、(最近、いつもかかってんのんちゃうか?)いつもは55分や(しょうもな)

天ヶ原は6部所? 着いたあ~

 そやけんど来たかいあったわ~、スゴイ~ピーカン北、南、八つ、御岳、どれがどれやらわからんけど(かおりさん呼んでこんかい)みんな冠雪して誰もいないので自動で撮ったら、すぐ後に岩陰から若いニーチャンが現れました、再度お互いにスマホでシャッター交換、すこぶるイケメンのニーチャンで申し訳なさそうに「すんません髪の毛がえらい乱れているので、もう一回お願いします」かわいいとこあるやんか、白山初めてです、とゆうことですが、このピーカンはおそらく記憶に残るでしょう。良かったね!(なんや保護者みたいに、そんなことよりボケ~と見とれてたら、又ヘッデン点けておりんとあかんで~)はいはい名残惜しいですが又チンタラ戻ります。もちろん今日はまっすぐ室堂です。

室堂を眼下に 御前峰も初冠雪は
済んでいるみたいです
正面が南アルプスの甲斐駒千丈でしょうか 一番左端が白馬だと思うのですが
正面劔はまだ冠雪していないようです 南方面別山が存在感を示します
御岳です 奥の宮と西の方面
北の剣ヶ峰 雲海見ながらヨタヨタ戻ります

 14時過ぎに降りてきました、リュックデポっていたので、再度準備着替えたりモタモタしていたら、下山出発はもう14時30分うん~急がないと又暗くなりますね~。この時点では観光で降りるつもりでしたが、黒ボコまで戻ってこの時間ではオヤジの歩き、又今日の体調では、観光では3時間以上4時間かかります、夏場とは日没が1時間半以上はやいです。ヘッデン確実、砂防なら2時間半~3時間ギリギリノンヘッデン、かおり御大、お恥ずかしいオヤジは下りも砂防です。

這い松に隠れるように石仏が
(古いです、白山では珍しいです)
又来年雪がなくなったら来るからね~
弥陀ヶ原を急いで戻ります 黒ボコに戻り、さ~どうする左砂防
右観光、観光はヘッデン確実なので
砂防に向かいます
先ずは水を補給、よしこれで安心 又急降下~

 甚之助目指してひたすら、チンタラ、チンタラ、甚之助小屋通過16時前、眠たいなどとは言ってられません、まだ1時間半~2時間かかります。いつもの難儀なおっさんのコメントもシャットアウトしてひたすら下りますが、そんなオヤジの目の前に午前中にええな~ええな~見とれながら歩いていた光景に、今まさに西の空から西日が当たり、うわ~うわ~(なんや又かい、蝶の雲海の時みたいな声出してからに)見とれてしもて足が進まへん~。

やっと見えてきました~ ここから夕日に映える白山の紅葉としか
ご案内できません
うわ~うわ~ なんやなんや 見とれてしもて足が進まへん~

 へたくそ写真撮るのも忘れて(そのまま忘れたら~師匠喜ばはるで~)ええな~初めてやなあ~、こんなきれいな紅葉タイムは、ヨタヨタ歩いてきてタイミングがピッタシになったんやあ~(おいおい、ホンマそんな見とれてたら、あかんのちゃうか)ええねん、ヘッデンでも松明でもなんでもつけて降りたる、こんなんめったに見られんで~天気ピーカン、ちょうど紅葉真っ盛りの標高に落日のタイミング、オーマイゴッド、(お前いつから西洋かぶれしたんや)チンタラが余計ヨタヨタになって、何とか中飯場に着いたのはもう17時前、別当出合まであと1・5Kさてオヤジはヘッテンつけたでしょうか、(何しょうもないこと)

日が暮れてきた 中飯場にやっと戻ってきました
17時になろうとしています

 さ~走るかあ~仕方がありませんね~、ところがなかなかアスフアルトの道ではないのですから、そんな簡単に行くわけありません、(最悪工事用のアスフアルト道があるのですが)ようやく別当の釣り橋に足がかかった時は、もうあたりは暗闇にすっかり包まれていました、かろうじて撮れているのは、カメラのレンズのせいです、肉眼ではここまで見えていません。まあ何はともあれ無事に戻ってこれました、ヤレヤレ真っ暗なアスフアルトの道を、車のデポ地までカエルが鳴くからかーえろ!(久しぶりのフレーズやなあ~)

朝とは違った光景に見えます 完全に日没、ナマンダブツナマンダブツ
(なにゆうてんねん、
さっきはオーマイゴッドちごたんかい)
やっと戻ってきました
釣り橋を渡るころにはもうあたりは真っ暗
お月様も見えて

 車に戻ったのは17時50分、夏場だともちろんまだ明るいのですが、この時期はもうご覧の状態になります。さて今回もう一つご紹介したいことがあります、(なんやねん、手短に頼むで、皆さんうんざりしたはるで~)温泉ですが、ネットなどでも紹介されている白峰の総湯です、オヤジも気にはなっていたのですが、白峰の集落の中にあるので、ついつい通り越していました、前回立ち寄ったのですが、例によってその日はお休み(水曜日やったかなあ?)

別当の管理事務所のあかりです。(無人) 戻ってきました~

 今回時間が気になったのです、が寄ってみました。オーマイゴッド(またかい!)いやゴッドではなくグッドでした、歴史的建造物を改築して、温泉の設備と地域のコミニュティ設備を併設した建物で、だいたい白峰の集落そのものが、昭和レトロであふれているとゆうか、雰囲気のある集落で、もう少しアクセスがよい地区ならば、もっと話題になるところだとおもいます。

 温泉も、ほとんど加温していないのではないかと思われるいい温泉でした。ちなみに営業は21時までで、20時30分までに入ればよいとの事です、それも登山者としてはうれしいです。番外に写真少し載せておきます。

白峰総湯 玄関 レトロ調の下駄箱


館内

 さて本題に戻って今回の歩きは、寝不足とゆうのはもう初心者以前の問題で、シンドイ思いが余計つらくなりました。今回素晴らしい紅葉が、何とかオヤジを山頂まで引き上げてくれたのだと思います。  感謝 感謝。

【 記:洛西オヤジ 】