比良八淵の滝からまぼろしの滝へ 2019年6月12日 初心者オヤジ以前から気になっていた比良まぼろしの滝へ オヤジのイメージしていた滝はまぼろしに終わりました (ハー?なんのこっちゃい) (洛西オヤジ No.220) |
八ツ淵の滝 貴船の滝 まぼろしの滝はこの上流にあります |
2019年6月12日 洛西オヤジ
アクセス: ・湖西道路ー高島ーガリバー旅行村 コース: ・ガリバー旅行村ー八淵滝ーオガサカ道分岐ー八池谷(広谷に向かう谷)-まぼろしの滝上部から広谷大摺鉢ルートの途中にとりつくー広谷(武奈ヶ岳山頂あきらめ大摺鉢に戻る)-大摺鉢ーガリバー旅行村 今日は洛西オヤジです。以前から八雲のまぼろしの滝の案内表示が気になっていました。実際滝見尾根(正確には何とゆう尾根かオヤジにはわかりません)の途中から滝を見た記憶があるのですが(何年前か忘れましたが)その後全く見えなくなってあれはなんやったんかなあ~と老いぼれには現実と夢現が混在していつも気になっていました。 昨年かおりさんの武奈ヶ岳登頂記念イベントにたまたま出くわし花仙人ヨネチャンとお会いする機会がありました。その時に(八雲ヶ原を通って下山中に)まぼろしの滝のことを聞きました。今まであまりはっきりと答えてもらうことがなかったのですがヨネチャンから「そうです、まぼろしの滝は数年前までは見えていました、今は樹々が生い茂り見えなくなったのです」。 「やはりそうですか、ところで見に行くことはできるのでしょうか」「オガサカ道分岐から右の谷筋を進み八雲直登尾根(滝見尾根)に行かずにそのまま谷筋を進むと20~30分で着きます」との明確なお答えをいただきました。そうかあー機会があればぜひ行きたいなあ~と思っていましたが、梅雨の中休み(まだ梅雨入りしてないそうですが)今回行くことになりました。 ところがなんですが(なんやねん!)オヤジは大変な記憶違いとゆうか、勘違いとゆうか、オヤジの頭の中に残っている滝見尾根から見たまぼろしの滝は遠くの右の尾根筋の樹間から結構な水量で落差を見せていた記憶があるので現地では迫力ある姿が見られるものと思っていました。(それで、どうなんや)まあ現実は厳しかったです。この後詳しくご報告いたします。(フン勿体ぶりやがって!)。 ---------------------------------------------------- 今日はいつもより少し遅めに出発、まいどの湖西、高島のガリバー村に向かいます、しかし去年は来たかなあ~イマイチ記憶が定かではありません、おなじみの看板に迎えられてガリバーに到着、一応入村駐車料¥400フロントに収めます。しかし領収証が出るわけでもなく駐車許可証がもらえるわけでもなくどうなんですかね~。 まあモタモタ準備、8時過ぎに出発です、オヤジが出発の少し前に滋賀Noの車が到着ご高齢の単男性が準備を始められました。挨拶を交わしてオヤジは先に出発、チンタラ、ヨタヨタ、滝巡り、ここしばらくの梅雨のような、そうでないような(なんやねん!)降水量で結構どの滝も水量は多いです。だいたい大摺鉢で先の水量は予想できます、何とか渡渉はできそうです。
障子や唐戸の滝には寄らないのでまあそれなりにヨタヨタ進むオヤジです。難関貴船の滝の手前で駐車場に後から到着した単のご高齢(すんません)男性が追いついてこられました。もちろん先に行ってもらいます、実に安定した貴船の滝下の渡渉ぶり、あ~こりゃ来慣れておられます。アッとゆう間にハシゴも登られて姿が見えなくなりました。 オヤジはもちろんカッコよく(へ~なに見得はってんねん)はいもうヨタモタヨタモタ、岩と鎖にしがみついて渡渉、ハシゴも恐々、先の鎖もお念仏唱えながら(ケ!しらこい)最後の七偏返しも何とかクリアーやれやれオガサカ道分岐に着きました。
オガサカ道にとりつかず右の沢を少し進むと八雲への直接登坂ルート、オヤジが勝手に滝見尾根と呼んでるとりつきに出ます。目立たない赤いテープがあります。ここからヨネチャンに教えてもらった通り右の谷筋を進みます。20~30分でまぼろしの滝に着くとゆうことです。まあオヤジなら小1時間ぐらいかかるかもしれません。 とにかく慎重に奥へ進みます。10分もいかないうちに大きなはっきりとした{左上部へ}とゆう看板が出てきました。おそらく滝見尾根のまぼろしの滝展望所に行くルートではないかと思われますが、判りません、オヤジはもちろん先に先に谷筋を遡上します。沢の中を歩くのにそれほど問題なく歩けます。
しかしだんだんと厳しい状況になってきました、もちろん渡渉しながら踏む岩はヌルヌルの状態あまり日も当たらないので当然です。しかしもうぼちぼち右の(左岸に)尾根からの滝が現れてもよいはずやのになあ~。さ~これが冒頭にも書きましたオヤジの思い違いとゆうか思い込みとゆうか、結論から言いますと、オヤジが思い描いていた落差が大きい右の(左岸側)尾根からの滝とゆうのはまぼろしでした。 八池谷と呼ばれるこの谷筋の途中にあるそれほどの落差がない滝の事でした。オヤジの頭の中の滝はまぼろしでした。半信半疑で先へ先へ、だんだん厳しくついに沢から左岸側に取りつきます、なんと思いもかけないトラロープが現れます。へ~さすが比良このルートを行く人がいるのや。 最初のオヤジの予定ではまぼろしの滝を見たら引き返し八雲に出て、そのあと武奈ヶ岳山頂に行って広谷から大摺鉢に戻るぐらいの予定でした。行けど進めどオヤジの思い描くまぼろしの滝にはたどり着けずついにとんでもないところに来てしまいました。 大きな岩が立ちふさがり左岸を巻くにもこれまた大変な岩場の間を抜けて大岩の上部に出ないといけません、は~なんとその岩場にもロープが下がっています、(ソノロープがなければクリアーできない難所でした)ここで滑って滑落、頭でも打ったら完全にしばらくは見つけてもらえない状況です。(そのために登山届がいるのやあ!)だいたい通常の山歩きの状態を逸しています。
まぼろしの滝どころではなくこの谷から抜け出さないといけません、オガサカ道分岐からもう1時間半以上の 悪戦苦闘もう正午になっています。引き返すか!この先谷筋を進むのは無理です。斜面を漕いで上部を目指すか、う~ん厳しい選択です。まずは腹こしらへ(おー余裕カマスやんけ)まあね。あまり食欲なくラーメン炊いてそそくさと食事を終えてさ~どうする引き返すにはまたあのヤバイ状況を戻らないと 行けません。 よし左岸側の斜面を漕いで位置の確認ができるところまで直登します。ピッケルほしい~!(ないもんはないの、頑張らんとしょうがないの)思ったより早く傾斜がなだらかな尾根筋に出てすぐに小さなピークに出ました、カラ岳が見えます。おそらくイブルギから広谷へのルートの近くのはずです。落ち着いてじっくり見ると北の方向にわずかながら踏み後のしっかりした道が確認できます。 もちろんそちらに向かいます、おー見覚えのある道です。広谷から大摺鉢に向かうルートです。やれやれどうやらあの強烈な八池谷から脱出できたみたいです。どうしょうか迷いましたがまずは広谷に向かいます。10分も歩かないうちに広谷に出ました。
時刻は13時を少し回っています。まあ山頂に向かうと14時、戻ってきて15時、ガリバーまで1時間半~2時間17時には戻れそうですが、なんやら今まで我慢していた空模様がちょっと怪しくなってきました。まあ今日は最初の目的は果たせたので(えーまぼろしの滝みたんか)まぼろしはやはりまぼろしなんや(へ~なんやイマイチすっきりせんなあ~)又来たルートを大摺鉢に戻ります。
しかし考えてみれば広谷大摺鉢コースもオヤジは久しぶりです。キムケン先生の報告などで聞き及んではいましたが、なるほど昨年の台風の影響が随所に出てきます。ただし問題なく歩けるのはキムケンさんの報告の通りです。ただお恥ずかしい話倒木が平行に2本あるところではリュック担いで通り抜けられませんでした(ガハハハッ、メタボやあ)。おまけにもうすぐ大摺鉢に降りる上部で踏んだ石が動いて右足首を関西弁でゆうところの、グネリました。(標準語なら?)捻挫です。(しょうもな!)。 {ギャー!イタイ!}(大層にゆうなあ!)いたい、イタイ、歩けへん、ここしばらく、そうですね~劒から帰ってきてから痛みが続いていた右の足首が完全につぶれました。(は~もうちょっとまともな表現できんか、つぶれてどうすんねん)まあ痛いけど車まで戻らないと仕方ないので、ちんば引きつつ(そおゆう差別的な表現をしてはいけません)大摺鉢を渡りチンタラチンタラ戻ってきました。
さ~温泉で痛めた足を治療しましょう。(フンそんなもん簡単に温泉に浸かっただけで治るかい)まあ気のもんやんか、奇跡的に治るかも。(困ったときの温泉頼み)ガリバーはいつも、比良トピアか天空か迷います。天空は相当大回りでR367に出ないといけないのですがまあ帰りの湖西の停滞を回避できます。それとどうやろなあ~。 朽木スキー場を抜ける県道が通れたら格段にはやく市場まで出られます。まずは県道に向かいますが残念まだ駄目ですね~、大きなゲートで通行止め、まあおそらく直す気がないのでしょうね~。仕方がないので安曇川経由で、しかしここでも悲劇がオヤジを襲います。(なんや、なんやおもろそうやんけ)。 やっと遠回りしてたどり着いた温泉入り口、本日休業。え!今日水曜日やで~。メンテナンスの為3日間臨時休業。は~よういじめてくれやはるわ。犬を散歩中のおばちゃんが「今日は締まってるで~何台もさっきんから引き返していかはるわあ~」。はい、はい、そうですか、は~わざわざ締まってる天空に大回りしてきたのに、今日はあきまへんカーチャンお風呂頼みます。
さて今回はまぼろしの滝を求めてまぼろしの歩きとなりました。おまけに足を痛めて3週間の加療絶対安静(ホンマかい、バンザ~イ、バンザ~イ、ザマアみろ~)しばらくオヤジの山歩き報告はお休みになります。師匠(バンザ~イ、これで煩わしい編集から解放される!)しかしなんですね雨上がりで湿気が多い沢で斜面をはいつくばって登っていたことを思うと北山や、比良でも西側なら絶対献血している状況で何ともなかったのです。 感謝 感謝。
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