上高地 徳本峠~蝶ヶ岳 (2) 2019年9月14日~16日 初心者オヤジ予定変更で素晴らしいサプライズに 出合うことが出来ました 感動の景観でしたが、帰宅後 あまりにもひどい写真にがっかり あ~情けない(洛西オヤジ No.230_2) |
大自然の前では人間はちっぽけなものです 蝶ヶ岳 |
2019年9月14日~16日 洛西オヤジ
アクセス: 13日:名神―東海北陸道飛騨清見インター中部縦貫道高山インター平湯温泉安房道路料金所駐車スペース(車中泊) 14日:あがんだな駐車場―シャトルバスで上高地 コース: ・9月14日 上高地―明神池―徳本峠―(中村新道)-明神見晴らしー大滝槍見台―大滝山手前でビバーク ・9月15日 ビバーク地―大滝山(南峰)-大滝山荘―大滝山(北峰)-蝶ヶ岳(テン泊) ・9月16日 蝶ヶ岳―長堀山―徳澤―上高地 ■ 9月15日(日) さすが樹林帯の中です、風がなく結露にもそれほどいじめられずに、グッスリ寝させてもらいました。期待したカワイコチャン妖怪もでず、朝の鳥声も聴かれずなんやイマイチやなあ~(そん都合よくいくかあ!)。モーニングは(朝飯と言えんか!)コーンスープに毎度の鍋用お餅を入れていただきま~す。テントと違いツエルトの撤収は簡単です。 ほな今日もボチボチいきまひょか。スタートしてしばらくすると登りが続くようになります。やっぱり登りが続くとしんどいなあ~(当たり前や、山歩きに来てんのやろが)。大滝山へ1Kの案内を見て、しばらく進むとようやく稜線に出ました。
は~ピーカンや~気分ええな~今までの重苦しい歩きから、ようやく解放されましたあ~。やがて大滝山南峰に到着、自撮りで男前写真を撮って先に進みます、すぐに大滝山荘に到着!。
若いお兄ちゃんが屋根に布団を干しています。「えらい早いですね~何時に徳本出られたんですか」「いやーここまで来たかったんですが、途中でビバークになりました」「そうですか~天気がいいから、よかったです、今日は蝶までですか、降りられますか」「一応蝶で明日徳澤と思っているのですが」「今日は蝶はものすごい事になるみたいですよ」。 なるほど、まあ予想どうりです。ここで又水を補給します、タンクからの量り売りでL¥200。タンクの前になんかビニールに包んだ物が、兄ちゃんがおもむろに手に取り「あ~あ財布やあ~、」顔をしかめて困惑した感じ。どうやら先ほど南峰の下で出会った男性二人組みたいです、朝からその二人だけでしたから、蝶に向かうのはオヤジが初めてのはずです。 オヤジと兄ちゃん顔を見合わせ「ウ~ン取りに戻ってくるかなあ~だいぶん降りたはずやけど」下界と違って大変です。「まあ忘れ物はよくありますが、財布はね~」気の毒ですが兄ちゃんに任すしかありません。。皆さん山での忘れ物には気をつけましょう、(あんたが一番ヤバイのやろが)。 はいはいオヤジは先に進みます、ものの10分も歩かないうちに北峰に着きます。こちらのほうが展望は良いみたいです。前方に蝶ヶ岳から常念への稜線がみえます。天気ピーカン予報的中、やれやれ今日もバタバタ下山しなくともツエルトで泊まれそうです。(そんなもんわかるかい、山の天気は)。
それより稜線がいったん下りになります。いややなあ~あんまり下りたくないのんやけどなあ~(しょうがないやろが)。案の定蝶ヶ岳に登り返しです、しんどい~ドテーバター休憩(情けないやっちゃなあ~)まあ気分的に今日降りないとなったら時間余ります(なに言い訳してんねん)。
ヨタヨタ、懐かしい三股への分岐を過ぎると蝶ヶ岳テン場にとうちゃこ~、12時を大幅に回りましたあ~(途中でダウンしてるさかいや、ヘタレ!)まあ着きゃええのんや。しかしものすごいなあ~大滝山荘の兄ちゃんゆうてた通りやなあ~。
先ずはテン泊申し込み、受付大混乱、押すな!おすな!順番!じゅんばん!(チョット大層な表現ですが)。¥1000、いつもおもうのやけんどツエルトは半額に(ならへん、ならへん)。受付すませてツエルト設営、ビバークと違い楽なものです。ランチは(昼飯いえ!)はいはいカップヌードルとカロリーメイト。
食後の運動に有名な?瞑想の丘にいったり(なんやねん)知らん!蝶槍まで行くかあ~(往復1時間)と思いましたが(やめたんやろ)はいそのとおりです(フン最近のパタ~ンやヘタレ!)ヒュッテはさんで反対の山頂に行ったり。天気ピーカン展望良し。 テン場に戻ると、なんや、なんや、オヤジのツエルトの周りに昔の若い女性(スンマセン)10人以上、男性二人、(お前なんかやらかしたんやろ)。恐る恐る「あの~」「あ~戻ってこられました、このテント、いやツエルトの方ですか」「はいそうですが」「いや~最近、ここまで見事にツエルトを張られているのを見たことがないので、皆さんに説明をしていたのです」。 どうやら男性二人はガイドさんみたいです。女性陣も「へ~ツエルトってこんな事できるんや~スゴイ~」「きれいに張ってある~、しらなんだわ」ガイドさんも調子に乗って「中見せてもらってください」「入ってもいいですか」えらい持ち上げてくれます。しかし出来ることなら、もう少し皆さんんがお若いうちにお会いして説明などさせて(あほ!怒られるで!)スンマセン!。 ツエルトとゆうと、まあどうしても緊急のアイテムで雪の中で首だけ出して、くるまってとゆうイメージがありますものね~「私のような老いぼれは、テント担ぐのがつらいので」「いえいえ皆さんの勉強になりました、ありがとうございます。」えらい丁寧にお礼を言われ「私、初心者オヤジなんです。」と言えませんでした。
テン場に戻って時間があるので、毛つ"くろいなどして(猿か!)夜の衣装に着替え(あんた新地か祇園にご出勤か)イチイチうるさいなあ~そんなしょうもない事ゆうてるさかい、えらいガスッてきたがなー夕焼けみられへんがな。時間持て余し気味、蝶槍まで行ったら良かったなあ(フンいまさらしらこい)テン場はもう張る余地がないほど後から後から増えました。 さてボチボチ17時前からまわりにバーナーの音がしだします。オヤジも今日の豪華ディナーは田舎五目めしじゃー(マズ!)(贅沢ゆうな)そんな時テン場の上部山頂への稜線の方から「キャ~なにこれ!きゃ~すごい!」何事や、なんや、なんや、テントから人がゾロゾロ。
オヤジも脱いだ靴履きなおして4~5m上部の稜線に、そして、そして、(なんやねん)目の前に広がる景観は(景観は?)ガスは完全に消えさり、筆舌に尽くしがたい、今まで見たことがない圧倒されるボリュームの雲海、その上の連なる穂高から槍、はたまた南には乗鞍、御岳、もう誰もが茫然自失、写真撮ることすら忘れて周りから聞こえる声は一様に「すごいなあ~」綺麗やーじゃなくて「すごいなあ~すごいなあ~」です。
しばらくすると一斉に撮影会が始まります。又あっちこち移動しながらすごい、すごい、の連発です。オヤジもバカチョンカメラで撮りますが(なんでもうちょっとマシなカメラもってこんのや!)そんな時「撮りましょか」と若い女性が声をかけてくれました、同じテン場のご近所さんのカップルです。
2~3枚撮ってもらったあと「撮ってあげて」とえらいイケメンの彼氏に頼んでくれました「この人プロなんです、カメラマンなんです」へ~そりゃ又、彼氏も気さくに「は~いじゃ背中から行きましょう、男はやはり背中ですよ」とかなんとか言われて後ろを向きます。 今までいろんな人にシャッター頼みましたが、まさかプロのカメラマンに撮ってもらえるとはね~、返すがえすも、もう少しましなカメラ持ってくれば(無理やろロング歩きなんやから)。お二人は東京からで、まだそれほど山歩きはされていないとゆうことでしたが、男性はコマーシャルフオトのカメラマンで気さくで親切なカップルさんでした。良い思い出の写真を撮ってもらいました。
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