立山室堂 奥大日岳から称名滝へ 2019.07.29 (洛西オヤジ NO.226) 初心者オヤジ今回の報告はめちゃくちゃで わけわからん事に(いつものことやんか) 突然現れた台風の奴め? いやいやすべてオヤジの不徳の致すところでございます (家を出るときは考えもしなかった) |
地獄谷と奥大日、中大日、大日岳 |
2019年7月29日~31日 洛西オヤジ
アクセス: ・毎度の湖西から敦賀―北陸道―有磯SA(車中泊)-黒部インター宇奈月温泉 ・トロッコ列車駅前駐車―(諸般の事情で)同日再度黒部インター立山インター立山街道―立山駅前駐車場 コース: ・29日 午前中黒部峡谷欅平付近―午後立山室堂―みくりが池温泉(宿泊) ・30日 みくりが池温泉―雷鳥沢―稜線に乗るー奥大日岳―中大日岳―大日小屋―大日平山荘(宿泊) ・31日 大日平山荘―大日平―大日岳登山口―称名滝―バス停からバスに乗車―立山駅 今日は洛西オヤジです。森の旅人さんではございませんが梅雨明けを待ちかねて、予ねてからの計画、を実現すべく、1週間の休みになるようにアルバイト先のシフトも調整していざ!となった時に日本近海で台風が発生、影響が28日の日曜日まで残るとゆうことになりました。 仕方がないので計画のルートを短縮して小屋の予約もスライド予約変更、先ずは28日午後カーチャン行ってきます~。毎度のルートで敦賀から北陸道今日は少し早い目に出たので定番杉津の夕日はスルー(天気もイマイチ)代わりに尼御前で休憩予ね遊歩道を散策思いかけない花々が出迎えてくれました。(この辺りは幸先が良かったのにね~)。 さて車中泊は黒部インターに一番近い有磯SAですることにしました。もう夏休みに入っているSAは何處も混雑しています。隅っこのほうに停めておやすみなさい!。
■ 7月29日 暑いのでなかなか熟睡とはいきませんでしたが、トロッコ列車始発7時57分に合わせていつもの洗顔、お着かえして黒部インターに向かいます、車をトロッコ列車の駅前駐車場に停めて(一日¥900)始発のトロッコ列車に乗り込んでいざ出発!ここまでは良かったんですがね~(なんやねん)まあ人生いろいろあります、山歩きも然るべき(わけわからんけど大変やったみたいでんなあ)。 当初の予定どうり宇奈月温泉からトロッコ列車に乗って欅平まで来ましたが、その先はいろいろなオヤジの思惑、諸般の事情が絡み合い家を出るときに考えていた計画はすべてご破算となりました。そのあたりの事情を書き出すと皆さんの大あくびが目に浮かびます(そやそや今でも辛気臭いなー)。 気持ちを切り替えて今年の劔からの帰りにそうや~オヤジはまだ奥大日岳は踏んでないなあ~と気にしながらも降りてきたのが思い出され、急遽立山駅に向かいました。(めちゃくちゃな発想やなあ~)。
立山駅前に着いたのは15時前でこんな時間から室堂に向かうのは初めてです。通い慣れた手順で室堂に着いたのはもう16時を回っています。登山案内所で第一希望のみくりが池温泉に泊まれるか聞いてもらいました、ラッキ!何とか潜りこませてもらいました。 最悪は雷鳥沢でツエルト泊でもしょうがないなあ~と思っていただけにラッキーでした。ただ室堂に着く前からシビシビ、センター出るときには本降り雨具を着込んでの出発となりました。最も出発とゆうほど大層なものではありませんものの15分から20分ぐらいでみくりが池に到着です。 みくりヶ池温泉は以前劔沢小屋に向かうときに悪天候で急遽宿泊して以来です。温泉はほぼ24時間入れます(朝1時間ほど清掃で入れない時間帯がありますが)それに食事がいいのです。ちょっとしたレストラン並みのディナーです。(えらいもちあげるなあ~)。したがって今日の第一希望だったのですが何とか潜り込ませていただいたのでラッキーでした。 相部屋2段ベッドの上ですが文句は言えませんほぼ満室です。食事は2回目で19時からとなりましたのでゆっくり温泉に浸かってから、しばし雨の止んだみくりが池周辺でへたくそ写真等撮り時間を過ごします。食事も期待どうりおいしかったです。午前中のドタバタ、落ち込んだ気分も何とか持ち直し明日は頑張って歩くぞ~。
■ 7月30日 朝はもちろんもう一回温泉を楽しんで、よし頑張っていくぞ!。実は立山に入った当初は奥大日岳に行って戻ってそのまま降りるか久しぶりに雄山に行くかあ~と思っていたのですが、大日連峰縦走から称名滝に降りるコースも以前から気になっていました。 バスから称名滝を見て気が変わり、室堂登山相談所でみくりヶ池温泉の宿泊状況を聞いてもらったときに「称名滝へのルート所要時間をはどれぐらいです」と尋ねました。もちろん地図はあるのですが確認するのが邪魔くさいので、(あ~あほんまズボラやな)「6時間半から7時間やね~最終バスは平日16時40分この時期土日は17時20分」と教えてもらいました。 まあそれぐらいやったら明日(30日)に帰れるなあ~。ですから気持ちはもう完全に称名滝に向かうほうにスイッチ切り替え、念のためみくりヶ池温泉でも所要時間を確認やはり7時間ぐらいとゆうことです。7時出発7時間かかって14時、十分最終バスには間に合うなあ~と余裕かまして7時過ぎにみくりヶ池温泉を出発しました。 しかしもう皆さんお気ずき、これが大甘も大甘、こし餡、粒あん、甘納豆、(糖尿になるぞ)そんなこととは梅雨知らず(今年の梅雨は長かった)(あほか!しょうもない)。雪のない雷鳥沢も珍しくチンタラチンタラ、ゆっくりへたくそ写真撮りながら大日への稜線に向かいます。
天気はスタート時点では晴れていましたが尾根に乗るあたりからガスがでてきました。本来は弥陀ヶ原や周囲の山々が見られる心地よい稜線歩きができるはずなんですが、どうも今回は肝心なところでツキが回ってきません。チンタラチンタラただ稜線は花あり、池槽あり、ガスの切れ間に見える展望をみながらヨタヨタ。稜線ですのでそれなりのアップダウンはありますが、老いぼれオヤジでも楽しめながらあるけます。
やがて奥大日の山頂、ガスって展望なし、すぐに中大日に向かいます。結構登山者と出会います、大日の小屋からの人が多いです。地味な中大日のピークに着きますがやはりガスの中、展望は残念、思ったより時間がかかってるなあ~(時刻は?)全く気にしてへん(は~)。 ところがヨタヨタ、モタモタ、何とか大日小屋についてなんと、なんと、12時半を回って13時前、え~なんでや!(なんでやて、なんでや、その時間なんや)話が違うな~(なにゆうてんねんあんたのヨタヨタ歩きや当然の時間や)11時、いや12時前には着くはず、(何をいまさら、途中時間確認せんのかい)せん!邪魔くさい、見てもおんなじ。(はあ~)。 とにかく食事しながら初めて地図を出して確認、アチャ~室堂から大日尾根で称名滝コース9時間以上かかるやんか。大日小屋に飛び込んでこの先の所要時間確認すると、4時間~5時間(個人差ありますが)それに、室堂の登山案内所とみくりヶ池温泉でも言われたのですが、同じようにこの小屋でも言われたのが、大日平の木道が終わると強烈な下りが待っているとの事です。 慌てると絶対に危ないと注意されました。食事もそこそこに出発、すぐに大日岳への分岐、往復30分、うん~どうする、大日小屋に泊まるとゆう女性3人が「今登ってもガスでなにも見えないし」と躊躇っています。 オヤジが今から滝まで降りるとゆうと「え~いまからですか、」その先言葉が出てきません、明らかに無理やろなあ~こんなおいぼれではとゆう思いが伝わってきます。この時点で何とか最終バスに(16時40分)に間に合わすつもりのオヤジは大日岳山頂往復はあきらめそのまま大日平に向かいます。
あわてて出発したので大日小屋の写真撮るの忘れました(そんなん誰も何とも思たらへんよ)スタートしてまもなくそれまでグズグズ機嫌悪かった天気、いきなり本降りに、慌てて雨具、リュックカバー装着も体も、リュックも濡れました、いきなり降るなよ!時間ロス!。 それよりもあまり足場が良くない大日平までの下山は沢もあり岩場が多く雨の中滑る危険が増して、この時点でオヤジは今日中の下山をあきらめました。(フンへたれ!おいぼれ、走れ!)いやこの状況で、この先噂の大日平からの急降下の下山はいくら初心者オヤジでも危険、無謀、な行動だと判断できます。 幸い大日平にもう一軒大日平山荘があります。今日はそこで刻みます。(アルバイト先は大丈夫かい)31日までの休みなので何とかなります。そうやもっと冷静に判断して大日岳も往復してゆっくり降りてくればよかったな~(今からもう一回戻るかあの急登を)そんな皮肉を言わんといてんか。 大日平の木道が現れるころになると雨も止んできましたが、もうオヤジの気持ちは大日平山荘で泊まると切り替わっているのでチンタラチンタラ、草原の木道を楽しみながら大日平山荘に着きました。時刻は15時半を回ってもう16時前です。まだ滝まで2時間以上かかります。絶対に最終バスには間に合いません。
山荘は思ったより空いていました、男性1人女性2人のグループ、ご夫婦一組、オヤジのあとから男性一人女性5人のグループが到着しましたが単独はオヤジだけですので広い部屋一部屋貸し切りとなりました。(ラッキ-!)それとお風呂が使えますとゆうことで(普通の家庭風呂ですが)、もちろん乾燥室もあります。 雨に濡れたオヤジには特にありがたかったです。風呂に入って着替え、食事まで時間がありますのですぐ上部から見える不動滝を見に行ったり、真剣にこのコースの時間の検証をします。(今更なんや、全く行き当たりばったりやなあ~)ほかの宿泊の皆さんの話も聞かせてもらうと、やはり室堂から称名滝までは健脚な人が早立ちして何とか間に合うコースで、オヤジのような老いぼれ歩きで、しかも写真撮りながらチンタラでは絶対無理でした。 普通称名滝から登ってくる人は大日小屋で泊まり、翌日室堂まで、もちろんそのまま別山の御前小屋などに向かうのが定番、室堂からはやはりこの大日平山荘で一泊が多いみたいです。(そんなん前もって調べとけよ!)しょうがないやんか!今回は急遽予定変更の歩きなんやから。 実際3人組、6人組は室堂から、ご夫婦は滝からで大日小屋までのつもりが雨でこの山荘で泊まることになったとの事、そうかあ~登山案内所やみくりヶ池温泉の6時間半~7時間の案内はなんやったんやろな~(いかはる人はいかはるのや)。夜食はおでんが出ました、おなかも膨れ(昼は焦ってまともに食べてない)貸し切りの部屋でゆっくり大の字になって寝ることができました。
■ 7月31日。 今日も朝食を食べてゆっくり出ます、6人のグループはもう姿が見えません早立ちみたいです。同じく滝に向かう3人グループとオヤジはオヤジのほうが先に出発しましたが相変わらずチンタラチンタラのオヤジは激下りの 前に追いつかれて先に行ってもらいます。 確かに平坦な木道が終わると極端な下りが始まります。こりゃ気が焦って降りると又しばらく整形にお世話になるのは十分考えられますね~、ヨタヨタ、降ります。そのうちに牛首とゆう表示板、この辺りが一番難儀でハシゴや鎖が連続します。 しかしこの急登を登ってくる登山者が結構います。オヤジなどには無理でしょうね~、登山口に車を停めてでしょうね。往復するのかなあ~。
牛首から30分?ぐらいかなあ~ベンチがある猿ヶ馬場の展望?休憩?ポイントに出ました。激下りはここまでです。3人グループさんが休んでおられましたのでオヤジもリュックを降ろして休憩です。しばしお話をします。四国から来られているとの事で約12時間ほど車で走ってこられたとの事、すごいですね~。四国の山のことなどを教えてもらいました。 四国は川は結構あちこち行っていますが(なにしに?)まあいろいろありまんねん。山は石鎚山と剣山しか登ったことがありません、しかもほんのさわりの歩きです。もっといろいろなルートに行きたいなあ~と思っています、とゆうとやはり三嶺からの稜線歩きがおすすめです。との事オヤジが行きたいなあ~と思っているルートです。まあそんな話をして再び登山口に下山です。小一時間ほどかかったかなあ~登山道の入り口が見えましたあ~ヤレヤレ。
登山口に降りて右に行けばバス停、左が称名滝です。バスは今からだと9時10分、10時20分、1時間に1本の割合です。登山口にリュックをデポってまずは称名滝を見に行きます。大昔に会社の慰安旅行で来た覚えがありますがもう忘れました。(古い話やな~今慰安旅行なんちゅうのはあるのかなあ~)。 滝に向かう途中で6人グループさんが滝から戻ってこられるのと出会いました。どうやら9時10分のバスに乗るために大日山荘を早立ちされたみたいです。オヤジも急げば間に合うかもしれませんがもうここまで降りてくればゆっくり日本一の称名滝を見てから(全国の私のところの滝が一番と思っておられる皆さんすみません)立山駅に戻りましょう。 ゆっくり滝の写真、記念写真を撮って又登山道入り口に戻りリュックを回収、バス亭に向かいます。バス停に着いたのはゆっくりしたつもりでもまだ10時20分まで40分以上あります、なんで9時台は10分で10時台は20分なんや!(しらんがな、)。 結局四国の3人組は滝にも来なかったし、バス停にもいません。車は立山に停めていたはずなんですが、9時10分で6人組と戻られたのでしょうかね~(今から四国やで~ちょっとでも早くもどりたいのでしょうね~)。オヤジはバス停の案内所にある洗い場で珍しく靴やストックを洗い、時間をつぶし10時20分のバスで立山に戻りました。 駅について往復券の払い戻しを受け車に戻ります。しかしなんや!この暑さは!ものすごい暑さに度肝を抜かれました。カーチャン連絡すると京都もすごい猛暑との事です。そんな暑いところに戻るのは気が滅入ります。(ほなもう一回室堂に行くかあ)明日から仕事です。は~、つらいなあ~さ今年二回目の吉峰温泉に入って帰りましょう。
毎度の吉峰の温泉に浸かり食堂でアイスクリームを買って、ふと見ると6人グループさんが食事をしておられました。やはり流れは同じパタ~ンにどうしてもなりますね~。さて今回の山歩きはもう何と言っていいやら一応今年の奥の山行きのメ~ンに考えていましたが、もうハチャメチャになりました。 冒頭に書いたとうり台風の発生やそのあとのドタバタ(そやしなんやねん)(またそのうちに)急遽のコース変更は甘っちょろいオヤジの思惑で一日延びました。しかしいつもバスから見ていた稜線や弥陀ヶ原の木道を歩いて納得しました。昔の人の雄山信仰の下からの歩きがいかに大変だったか。 帰りはいつもの敦賀で降りて、湖西の停滞が心配でしたがそれほどの事もなく、19時ころカーチャンただいまあ~となりました。 感謝 感謝。
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